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ただのにっき


2012-03-01(木) [長年日記]

タイムライン化してもFacebookページの(実質的な)役割に変化はないんじゃないの?

[スクリーンショット]新デザインになったグスタフのFacebookページ

Facebookページがタイムライン化するというので、さっそく手持ちのページを新しいデザインに変えてみた。カバーをつけてみただけだけど。アルバムから選ぶとなんだかノイズがのってしまって、いまいちきれいな画像にならないような? これに限らず、Facebookの画像の扱いはぞんざいで、圧縮をかけすぎるきらいがあるからなぁ。カバーに合わせてちゃんと編集した画像を新しく作らないとダメかもね。あと、アイコンが正方形に固定されてしまったので、せっかく縦長の画像を作ってもらったばかりのアクセシビリティキャンプ東京もなんとかしなくては……。

で、うちのかわいい猫たちのカバーを設定しおえて「ふーっ」と満足げなため息をついて気がついた。そう、満足するのは(なんとなくきれいなデザインにして何か作った気になった)ページのオーナーだけじゃん、これって。やれWelcomeページがなくなってFacebookを使ったマーケティングの終焉だ! みたいな騒がれ方がされているけど(その側面があるのは否定しないが)、本質的にはなーんも変わらんよ。

というのも、最近話題になったようにFacebookページに舞い戻ってくるファンはごくわずかだからだ。つまり、ほとんどのユーザにとってFacebookページのきれいなカバーを目にするのは初回のみ。仮に「いいね!」を押してくれても、その後ほとんどの人が自分のニュースフィードしか見ないのだとすれば、タイムライン化しようがしまいが、Facebookページの存在は事実上「ランディングページ」にすぎない。

もちろん、Welcomeページを使った巧妙な(だが中身のない)「いいね数稼ぎ」は使えなくなるし、カバーに使える画像にも縛りが多い。が、いわゆるキャンペーンはトップに固定にできるエントリで代用すればいいし、そもそもFacebookの外でやったっていいわけだ。つまり、タイムライン化したところでできることにたいした違いはない。そんなに騒ぐほどのことじゃないよね。

Tags: facebook

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