2011-11-18(金) [長年日記]
■ グラコロ復活! 11月25日から!
いやー、まさかの復活。しかも新メニュー「トマトクリームグラコロ」までひっさげて!(上の写真は公式リリース「寒い季節には、あつあつトロトロな「グラコロ」を!」から)。これは盛り上がらざるをえない。
それにしても夕方、Twitterのタイムラインが「グラコロ」で埋め尽くされて笑った。みんな待ち望んでたんだなぁ。マクドのメニューページにあるアンケートでもグラコロがダントツの人気なわけで、昨年やらなかったのはやはり読み違えとしか言いようがない。
写真をみるかぎり、新作の「トマト」は中に「トマトクリーム」が入っているわけではなく、かかっているソースがトマトベースということらしい。なんにせよ楽しみですな。あと一週間かぁ。間に合うかなぁ(何がだ)。
2011-11-17(木) [長年日記]
■ Kindleから消えたPDFファイルを救出する方法
Kindleは数十MBを超えるような大きなPDFファイル(ようするに自炊PDF)の扱いにバグがあるらしくて、稀に読んでいると突然落ちて再起動がかかったり、電源を入れてもうんともすんとも言わなくなったりする*1。しかもさらに稀にだが、それまで読んでいた本がリストから消えてしまったりすることがある。
これはおそらく、再起動時のチェックでストレージ上に破損ファイルを見つけて排除しているからだと思う(ようするにfsckが走っているということだ)。というわけで、そうやって破損した(とKindleが判断した)ファイルを見つけてサルベージすれば良い。
PCにUSB接続してDocumentの下を見ると、こんな感じ:
FSCKで始まる拡張子.RENのファイルがそれだ。これ、上下巻にわかれた分厚い文庫本をまとめて1ファイルにした結果、100MB超という凶悪なサイズになった自炊本なので、Kindleが音を上げたんだと思われる*2。これの拡張子を.PDFに変更し、開いて中身を確認したら、元のPDFにつけてあったファイル名に戻してやれば、ブックマークも含めてすべて元にもどる。ファイルの中身そのものが壊れているということはまずないので、これで十分。
2011-11-16(水) [長年日記]
■ Debian squeezeにMongoDB / Mongoid環境を作る
仕事でちょっとしたデータベースが必要になったときは(スキーマレスが良いということもあり)KVSのKyotoCabinetを使ってきたのだけど、ちょっと不定形なデータを入れる必要が出てきたので、MongoDBを使ってみることに。いまごろ。ま、普通にパッケージで入れればいいよね:
% sudo aptitude install mongodb ...同時ににmongodb-clients、mongodb-server、mongodb-devが入る % mongo MongoDB shell version: 1.4.4 url: test connecting to: test type "help" for help > show dbs admin local > exit bye
ふむん。Rubyから扱うのはMongoidが良いそうなので:
% gem install mongoid bson_ext % irb -rmongoid irb(main):001:0> Mongoid.configure {|conf| conf.master = Mongo::Connection.new.db('test')} Mongoid::Errors::UnsupportedVersion: MongoDB 1.4.4 not supported, please upgrade to 2.0.0. from /home/sho/lib/ruby/gems/1.9.1/gems/mongoid-2.3.3/lib/mongoid/config.rb:294:in `check_database!' from /home/sho/lib/ruby/gems/1.9.1/gems/mongoid-2.3.3/lib/mongoid/config.rb:217:in `master=' from (irb):1:in `block in irb_binding' from /home/sho/lib/ruby/gems/1.9.1/gems/mongoid-2.3.3/lib/mongoid.rb:115:in `configure' from (irb):1 from /home/sho/bin/irb:12:in `<main>' irb(main):002:0>
ぐは。パッケージが最新版ではないというのはDebianの宿命だなー。でも野良ビルドするのはイヤだなぁ……と渋っていたら、MongoDBの公式パッケージがあると知ったので、ここに書かれているとおりにしてみた。こういうのは嬉しいですね:
% sudo aptitude remove mongodb #Debianのパッケージはとりあえず削除 % sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv 7F0CEB10 ... gpg: requesting key 7F0CEB10 from hkp server keyserver.ubuntu.com ...
ちくしょー(笑)。これはPROXYの内側にいるせいだ。で、回避策を発見したのでそのように。keyの値はいったんapt/source.listに追加した結果出てきたものを使った:
% gpg --keyserver keyserver.ubuntu.com --keyserver-option http-proxy=YOUR_PROXY_SERVER:8080 --recv-keys 9ECBEC467F0CEB10 ... gpg: Total number processed: 1 gpg: imported: 1 (RSA: 1) % gpg --fingerprint 9ECBEC467F0CEB10 pub 2048R/7F0CEB10 2010-02-05 Key fingerprint = 492E AFE8 CD01 6A07 919F 1D2B 9ECB EC46 7F0C EB10 uid Richard Kreuter <richard@10gen.com> sub 2048R/A89B0149 2010-02-0 % gpg --armor --export 9ECBEC467F0CEB10 | sudo apt-key add - OK
もう大丈夫だろう(たぶん):
% sudo vi /etc/apt/sources.list # 「deb http://downloads-distro.mongodb.org/repo/debian-sysvinit dist 10gen」を追加 % sudo aptitude update % sudo aptitude install mongodb-10gen % irb -rmongoid irb(main):001:0> Mongoid.configure {|conf| conf.master = Mongo::Connection.new.db('test')} => #<Mongo::DB:0x9debea4 @name="test"...(略) irb(main):002:0> class Person; include Mongoid::Document; end => Person irb(main):002:0> person = Person::new( :name => 'tdtds', :age => 14 ) irb(main):003:0> person.name => "tdtds" irb(main):004:0> person.age => 14 irb(main):005:0> person.save => true irb(main):006:0> exit % mongo MongoDB shell version: 2.0.1 connecting to: test > show dbs local (empty) test 0.0625GB > show collections people system.indexes > db.people.find() { "_id" : ObjectId("4ec47750ebbc3c1c3d000001"), "name" : "tdtds", "age" : 14 }
よろしい。今日はここまで(えっ)。
◆ hal99 [自炊系のファイルを開いてると確かにハングアップしたり反応が無くなったりしますね。心なしか以前のものより頻度が多い気が..]
◆ danaan [これ最近のキンドルでも起こりますね、自炊ファイルでやられました。]