2011-11-17(木) [長年日記]
■ Kindleから消えたPDFファイルを救出する方法
Kindleは数十MBを超えるような大きなPDFファイル(ようするに自炊PDF)の扱いにバグがあるらしくて、稀に読んでいると突然落ちて再起動がかかったり、電源を入れてもうんともすんとも言わなくなったりする*1。しかもさらに稀にだが、それまで読んでいた本がリストから消えてしまったりすることがある。
これはおそらく、再起動時のチェックでストレージ上に破損ファイルを見つけて排除しているからだと思う(ようするにfsckが走っているということだ)。というわけで、そうやって破損した(とKindleが判断した)ファイルを見つけてサルベージすれば良い。
PCにUSB接続してDocumentの下を見ると、こんな感じ:
FSCKで始まる拡張子.RENのファイルがそれだ。これ、上下巻にわかれた分厚い文庫本をまとめて1ファイルにした結果、100MB超という凶悪なサイズになった自炊本なので、Kindleが音を上げたんだと思われる*2。これの拡張子を.PDFに変更し、開いて中身を確認したら、元のPDFにつけてあったファイル名に戻してやれば、ブックマークも含めてすべて元にもどる。ファイルの中身そのものが壊れているということはまずないので、これで十分。
自炊系のファイルを開いてると確かにハングアップしたり反応が無くなったりしますね。心なしか以前のものより頻度が多い気がします。で、ファイルが消えたことはまだなかったのですが、FSCKされてるんですね。参考になります。
これ最近のキンドルでも起こりますね、自炊ファイルでやられました。