2011-04-30(土) [長年日記]
■ 進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)(諫山 創)
連休中に読むマンガを買おうと思い、Amazonのほしい物リストを漁っていたら、気がつくと「進撃の巨人」の1~4巻をカートに入れていた。いまさらだけど。で、届いたら初日で全部読んでしまったのであった。もったいない!
いやー、評判どおり、面白いねぇ。人を喰う巨人によって絶滅寸前の人類というぶっ飛んだ設定、謎が謎を呼ぶストーリー、年端のいかぬ個性的な少年少女による群像劇。少年マンガの王道だ。
まぁ、技巧的に稚拙な部分もある。とくに時制がよく乱れるので混乱するが、これは日本のマンガ雑誌文化においては編集者がなんとかすべき部分かなー、と思う。作者はこのまま、細かいことは気にせず勢いで突っ走って欲しいね。
1巻が「えぇ~!?」という終わり方をするので、「まずは1巻だけ」みたいな買い方はしない方がいい(笑)。もっとも、4巻まで読み終えてもやはり5巻が待ち遠しいので、あんまり変わらないかも知れないけど。