2011-01-15(土) [長年日記]
■ 無印良品の「猫草栽培セット」を使ってみた
昨年末、無印良品の店で「猫草栽培セット」というのを見かけたので買ってみた。サイトの説明によるとずいぶん以前からある商品みたいだなぁ。ぜんぜん知らなかった。
毛玉取りには専用のゼリーを舐めさせているから猫草はいらないと思うんだけど、グスタフは散歩に出ると道端の草をかならずかじるので、草を食べたい気分のときもあるんだろう、ということで試しに買ってみたのだった。
年明け、3日あたりに開けたので、食べごろになるまで10~12日くらい。寒いせいもあると思うけど、けっこうかかる。
今日になっていい感じに伸びていたので二匹に見せてみたら、そろって駆け寄ってきて、興味津々な感じで匂いをかいでる。で、グスタフはそれっきり口もつけずに去っていき(お前のために買ったんだぞ!)、ドーラはばりばり食べ始めた。この差はなんなんだ。
もっとも、食いちぎろうとすると紙の容器まで持ち上がってしまってうまく口に入らないらしく、ちょっと食べづらそうだ。容器を固定してやらないといけないのかもなぁ。ツメが甘いぞ、無印良品。
■ 「プログラマが知るべき97のこと」のトークセッションに行ってきた
先日紹介した『プログラマが知るべき97のこと』のトークセッションがあるというので、ジュンク堂書店池袋本店に行ってきた。なにしろ登壇者が、監訳者のt-wadaに加え、プログラマとしてのスキルの出発点がtDiaryだったことを公言するsecondlifeと、現役のtDiaryユーザであるomoとあっては、行かないわけにはいくまいよ。
なにげに池袋店は始めてだったりするのだけど、会場の4F喫茶に行ってみると池袋店に常駐しているtakahashimがいるのはまぁ当然として、「ジュンク堂RubyKaigi店長」でおなじみの長田さんが出迎えてくれ、UstreamはsuzukiがKaigiFreaksテクノロジーを投入、おまけに見回すと半分くらい(←ややおおげさ)は見知った顔……という「なにこのミニRubyKaigi」状態。そんなことでいいのか!
セッションの内容はUstreamの録画とハッシュタグ97prog_jaで追えるのでそちらで。基本的に書籍の内容にはほとんど触れずに、二人が「よいプログラマになるためにしていること」を紹介していくという流れで、たった2ページで1トピックを語る本書のスタイルとは違った、けっこう突っ込んだ話が聞けて面白かった。というか、レビューの話ばっかりしていた気もするが。
その後はなんとなく懇親会についていき、担当編集者の高さんに「オライリーは真面目に電子出版して下さいよ」的な話をしたり、「プログラマ35歳定年説は本当だよ」などと言って若者を怖がらせたりしていた。あと、先日話題になったJavaプログラミング能力認定試験がひどいという話、日本の現場は本当にあんな感じだという証言を聞いたり*1。怖いでデスネー。
そうそう、せっかくなので登壇者の三人にサインをしてもらったのだった。といっても書籍はとっくに断裁済みなので、サインをしてもらうページだけ抜き取って持っていったのだが。サインしてもらうために重い本を持ち歩かなくていいという、自炊の新たなメリットが!(笑)
で、帰宅してからそのページだけ再度スキャンして、PDFの該当ページを差し替え、Kindleに転送。EPUBな書籍にサインをもらう話は以前takahashimが書いていたが、これはその自炊版である。
そんな「97きのこ本」、せっかくトークセッションまでやったのにまだAmazonの在庫がない! と思ったが、メッセージが「そろそろ入荷するよ」的なものに変わってるようだ。もうじき普通に買えるかも?:
プログラマが知るべき97のこと
オライリージャパン
¥2,090
*1 言語がCOBOLからJavaに変わってついていけなくなった「高齢者」が、偉くなったふりをして設計だけしているからああなるのだそうだ。なるほど、これも一種の老害というわけだ。
ウチは食べ方がヘタな猫がいるので、細かく切った猫草をウエット餌に混ぜてやってます。枯れかけのシナシナな草が好きな子もいるので好みがわかるまでは親バカの苦悩は続きます。
うわ、そういうものですか。それはたしかに、苦労しますねー