2010-09-10(金) [長年日記]
■ 年に一回くらいfacebookを使ってみようか、という気分になる
都内某所でセミナーを受けていたら、これまでにないくらいわかりやすいfacebookのデモを見たので、久しぶりにfacebook使いたい熱が上昇。なんか1年に1回くらいこういうことがあるような……。なにしろ日本では気味が悪いほど盛り上がってないからねぇ、facebook。
そのセミナーは広告関係者向けだったこともあって、facebookをいかにして広告媒体として使うかという観点のデモだったのだけど、ようするに
- 公式のファンページを作って
- ターゲットをぐっと絞った広告を出して集客しましょう
ということだという割り切った解説。単に「友達を増やしましょう」なんかより、金がからむ分よっぽど説得力のある説明だったぞ*1。
ということで、ためしにグスタフの公式ファンページを作ってみたのであった(ぉぃ)。
いやー、「ファンページ」の他に「コミュニティページ」というのも作れるんだけど、なんか違うしなぁ、と。で、属性にいい選択肢がなかったので「著名人」ってことにしておいた。飼い主なので言うまでもなく「公式」。でもこれ、きっとfacebookの想定している使い方と違う……。
写真やプロフィールを設定したら、ファンページは完成。見た目は個人個人のページと変わらないけど、固有のアカウントはない。mixiでいえばコミュ相当になる。どうせ日本人は集まってこないと思うので、できるだけ英語でがんばる。
海外向けということなら、IMMWSもファンページを使えばよかったんじゃないかね……と思ったけど、ニコ動は貼れないか(アプリ作ればいいのだろうか?)。面白そうだから挑戦してみてもいいかも。
ここに集客するのがfacebook上のプロモーション戦略になる。右ナビに出てくる広告を出稿するのがメインで(有料)、これがfacebookの収入源なのかな。その他に、外部サイトに貼れる「いいね」ボックスがある。こんなの:
facebookにログインしておいてこれを見ると、自分の友だちが「いいね」したかどうかがわかるので、それにつられて……というモデル(↑のは実際に動作するので押してみてね)。あとは直接知り合いを招待することもある(ので、自分の友だちリストから猫好きっぽい人を招待してみましたすみません)。
それにしても、すげぇ難しかった! 各種設定画面でリンクやボタンを押すと何が起きるのかさっぱり予想がつかないんだもんな。おまけに日本語もひどいし。こんな劣悪なインタフェースなのに、なんで欧米では主要なコミュニティプラットフォームになってるのか、不思議でならん。あいつら、どいつもこいつもデジタルネイティブか!
ところで、奇しくも今日はmixiがAPIに関する発表を行ったようだけど、狙うとことはまんまfecebookと同じだったらしい。匿名で閉鎖的なコミュニティが多いmixiが、実名でオープンなfacebookと同じ手法でどこまでうまくやれるのか、興味深く見守りたいところです(棒
*1 逆に言えば、これまでのfacebookのプロモーションがいかにダメだったかということになる。
グスタフに釣られてアカウント作ってしまいました。
ドーラのファンページもよろしく。
Facebookはそもそも定期的にWebインターフェイスをがらっと変える上に結構改悪が多いんですよ。きっとUIの専門家がいるに違いないんですけど、不思議です。ただ最近はもうAPI経由でAndroidのモバイルアプリやTwitterクライアントのFacebook Wall対応機能を使う事が多いので、あまり気にして無いというのもあったりします。