2010-06-02(水) [長年日記]
■ オリンパスの写真コミュニティサイト「FotoPus」が人力チェックをしている件
E-PL1のユーザ登録をしたらオリンパスからメールが来るようになったので読んでみたら、今月中にFotoPusへ10枚写真を公開したらオンラインショップで使えるポイントを2000ポイントもくれるという。これはお得だ。というか、登録時ですでに3000ポイントもくれているので、かなりの大盤振る舞い。大丈夫か。
で、さっそく登録して、いくつか写真をみつくろい、アップロード。ついでにプロフィールなんかも整備したんだけど、写真が公開されるまではしばらくかかるらしい。今どき珍しい夜間バッチだろうか?
……なんてのんびり構えていたらさっき事務局からメールがきて「プロフィールに使っているイラストの権利関係は大丈夫か」だって。えええー! まさか、いちいち人力でチェックしてるの!?
ご存知のとおり(?)、おれのプロフィール画像は数年前に公募したもので、権利関係の問題はないよ*1……という返事をしたついでに、「もしかして写真の公開も人力チェック後ですか」ときいたら「そうだ」と返事が来た。うはー。プロバイダ責任法さん、どこ行ってもうたんや。
つーかさ、「今日撮ってきた写真を公開したから見てね!」というのと「今日撮ってきた写真、公開したけど明日にならないと見れないから」では、ユーザ体験に天と地ほどの差があるくらい自明だろうに。フィルム時代ならまだしも、デジタルになったんだから、撮ったら即日見られるようになってなきゃ意味がない。こんなんで「コミュニティ」とか名乗るのやめて欲しいなー。
ちなみに、自分のマイページのPermalinkを見つけるのにもえらく苦労してしまった(わざわざログアウトしてから自分の写真を検索して見つけるしまつ)。この長ったらしいURLを見ても、モダンなWebサービスからはほど遠いわけで、Webの世界で日本企業が勝てない理由がよくわかる気がしたよ。
*1 metlogさんにはまだ約束を果たせていないんだけど。