2010-04-03(土) [長年日記]
■ グスタフ、久しぶりの入浴
今日はけっこう気温が高かったので、久しぶりにグスタフを洗った。冬の間は寒くてかわいそうだったので、ほとんど洗ってないんだよねー。でもさすがに春になって、抜け毛も増えてきたので一気に流してしまおうと。
前回はまだ小さかったけど、最近は体重も4kgを超え、けっこうパワーもついてきた。抵抗されたら抑えつけていられないと思うけど、ときどき腕づたいに這い上がろうとする以外は、そこそこおとなしかった。爪も立てないし。普段は噛んだりひっかいたりの乱暴者なのに、本当に弱ってるときにはそういうことしないんだなー。
普通の短毛種より毛が多くて長めな気がするんだが、おかげでなかなか乾かなくて難儀した。乾いたあともしばらく震えていたし、冬毛のあいだはあんまり洗えないなぁ、これは。
ちなみに、狙い通り抜け毛が落ちたかというと、それほどでもなかったという。むしろシャンプー後の抜け毛が増えたような……。
2010-04-02(金) [長年日記]
■ GO2WEB20の「Follow me」バッヂがIEでエラーになるのを抑止する(やっつけ編)
しばらく前からページの右上につけているTwitter用の「Follow me」バッヂ、HTML4なサイトに貼ると微妙にinvalidだったりして、scriptの閉じタグを足したりして使っていたんだけど、ゆうべたつをさんからIEだとページが表示されない場合もあるという報告をもらった。エラーになるのは確認していたけど、うちはページの内容はちゃんと出てるから気にしないことにしてたんだけど、IE7だとエラーダイアログが出ちゃうらしくて、それはちょっとまずいかなと。
その辺のやりとりはTogetterのまとめを参照。
というわけでインチキっぽいながらもエラーを抑制できたので、ここにメモっておく。配布用のJavaScriptの最後の方にあるこの1行:
tfb.showbadge();
これを以下のように書き換える(5秒遅延させる場合):
setTimeout(tfb.showbadge,5000);
まぁ、5秒というのは適当だけど、たいていの環境では十分だし、サイトを訪れてから5秒以内にfollowに至るような人はまずいないだろうから、こんな感じでいいだろう。もちろん本質的な解決ではないので、あくまで「やっつけ」である。そして本質的解決をする予定はない(えー)。
追記(2010-04-06)
上記の対策を入れて、tDiaryのプラグインにした。twitter_badge.rb*1。使い方はヘルプを参照。
*1 もともとあった同名のプラグインは、作者のgajuさん了解のもとでrecent_tweet.rbに変更した。
■ 「Water Front」の傘を買った
先日の風雨でいつも持ち歩いていた折りたたみ傘が壊れてしまい、Twitterでオススメを聞いたところ、シューズセレクションのWater Frontを教えてもらった*1。
調べてみると自由が丘駅の南口近くに店舗があるらしいので、仕事のついでにちょっと寄ってみた。キオスク並の小さな店に、さまざまな傘がぎっしり。これはなかなか楽しい。
太いの細いの、長いの短いのとよりどりみどりで、どれも500円~1000円という低価格。折りたたみ傘は基本的に消耗品なので、この価格帯は躊躇なく買えていいよなぁ。大人が入れる大きさで、できるだけコンパクトな製品を……といくつか見せてもらって、直径55cmの三つ折りタイプのものにした。
これが数日前。今日やっと雨が降ったので実戦投入。
畳んだ状態だとご覧のとおり、不安になるほど細い。おまけに今日は雨だけでなく相当な風。だが意に反して、ちゃんと風上に向けていれば壊れることなくちゃんと役目を果たしていた。まぁ、かなりたわんでいたけど。1000円ならすぐ壊れてもあんまりショックじゃないし、このコンパクトさと軽さは魅力だ。
*1 その他にモンベルなどのアウトドアブランドを勧められた。アウトドアで傘という発想がなかったのは、ボーイスカウト活動が長いせいだなぁ。きっと耐久性は高いと思うが、価格もちょっと高めだったので今回は見送り。
◆ dan5 [5秒遅延は良いアイデアですね。まねします。]
2010-03-31(水) [長年日記]
■ 「非実在青少年問題」規制反対派はもうちょっと戦略的に動くべきじゃないか(2)
昨日の続き。批判しっぱなしは性に合わないので、提案もしてみるよ。この活動にはよい結果を残して欲しいしね。なお、以下は基本的に自分の観測範囲で公開されている情報のみにもとづいているので、すでに水面下で進行中の事柄もあるだろう。ちまちま書いてたら時間がかかってしまった。3/31付けだけど実際の公開は4/4。
6月までの短期決戦である以上、ロビー活動を中心に据えている現在の方針は良いと思う。パブリックコメントを募集しているわけでもない案件に、無差別にメール/FAX攻撃をするとむしろ心証を悪化させかねない。ただ、味方に付けたい議員に対してアピールするにしても、バックにそれなりの数の有権者が存在していることを実感させられなければ効果がない。
つまり、「継続審議対策として味方になってくれる議員を効果的に増やす。そのためにより多くの普通の人にリーチして反応を引き出す」というのが基本戦略になる。その上でとれる戦術は:
公開Webサイトを中心に組織化する
「非実在青少年」でググると、最初に出てくるのが「非実在青少年」規制問題・対策まとめは個人によるまとめサイトで、オーナー多忙につき更新停止中。その次がニュース記事(Yahoo!は最初からニュースばかり)という感じで、活動の中心になるようなWebサイトがない。今どきこれはありえない。
「プライムニュース」に里中満智子や藤本由香里を送り込んだグループが、オフィシャルなサイトを持って情報発信していくべき。どうも関係者間の情報交換はMixiで行われているようだし、Twitter上での関係者のつぶやきも活発だけど、それではあとから運動に関与したい人には敷居が高いだけ。まとまった公開情報はオフィシャルサイトで出さないと、仲間内で馴れ合ってるようにしか見えなくなってしまう危険性もある。これから理解者を急速に増やしていかなければならない状況で、これはすごくマイナスだ。
公式サイトがあれば、この上で市民の意見を集約したり、適切な行動を促したりできる。明確な組織が目に見えれば、活動に参加したい人も門戸を叩きやすくなる。なによりも、無責任なデマの拡散を防ぐのに、URLで参照できる公式サイトは有効だ。効果のない昔の署名活動に踊らされることなく、求心力のある署名集めだってできるだろう。
普通の人たちにわかりやすくアピールする
反対派の合言葉のようになっている「まずは条文を読め」はご法度。小難しい法律文書なんてものを読みたがるのは、ごく少数だということを肝に銘じるべき。その上で、条例案の持つ危険性を、平易な言葉で簡潔に表現しなくてはいけない。
これが難しいのは重々承知しているが、ものごとを平易に表現することに長けたマンガ家があれだけ揃っていながら、それができないとは思えない。というか、この話題をマンガで表現しようというマンガ家がいないのはどういうわけだ*1。出版社と対等になっていない若手にはいろいろ制約があって難しいかも知れないが、描き手はたくさんいるだろうに。
対案を用意する
今後反対派に取り込んでいくべきなのは、まさに子供を守りたいと考えている「親」たちだ。「子供たちの今」を守りたいという気持ちを利用して、裏で「子供たちの未来」を奪うというのがこの条例の危険なところだ。
だとすればまず、その「今」の不安を和らげてあげないといけない。規制反対派はゾーニングでそれができると主張しているが、ゾーニングをどのように適用・強化するのか、現状では具体的なものが見えない。「今のままで十分」という主張が不安の解消につながらないのは明らかなので、反対派の不安のポイントをきちんと把握した上で、納得してもらえる「対案」を用意する必要がある。
相手の戦術に対抗する
この戦術は議論の余地が大きいと思うが、規制派が条文の細部に踏み込まずに雰囲気だけで押し通そうとしている以上、反対派も雰囲気の醸成を考えた方がいい。ニコニコ動画の討論会(→まとめページ参照)に規制派が参加ていないのを見ればわかるように、彼らは本当に戦い方を心得ている。不利な場には絶対出てこない。
彼らが危険な存在だということを明確にできるレッテルを貼ることを考えた方がいいかも知れない。「おせっかいファシズム」という呼び方を見たけど、これだとちょっと弱いかな(「禁煙ファシズム」よりはだいぶ弱い)。ただし、味方に付けたい「親」たちにまでそのレッテルが及ばないように気をつける必要があるので、難しいところだ。
*1 ちばてつやの描いたもの(あれは過去に描いたもの?)を以前ネットで見かけたけど再発掘できず。
◆ げいる [なんか「いや文句言えねーけど、これ何時まで続くんだよオイ…」的な目が萌えたw]