2010-02-13(土) [長年日記]
■ グスタフ、26時間の留守番に耐える
というわけで前日の昼ごろ、1日分のカリカリとともに家にひとり残されたグスタフだが、雪が降りそうな寒さのなか、ちゃんと留守番できたかなー、と心配しながら帰ってきたのが14時。約26時間ほど一人っきりでいたことになる。もちろん生まれてこのかた最長記録。
もっとも、我々が帰ってきてすぐに脱走しそうになるわ、その後だっこされてゴロゴロいいながら甘えていたのも十分ほど。すぐにいつもの乱暴者にもどって噛んだり走ったりの日常と取り戻したのであった。ぜんぜん堪えてないみたいだなー。
とはいえ、少し落ち着いたあとは、自分からおれの腕の上に乗ってきて、そのまま寝入ってしまったりして、いつにも増した甘えっぷりも発揮。やっぱり少し寂しかったのかも知れない。まぁ、それもすぐに忘れそうな気がするが。
2010-02-12(金) [長年日記]
■ 修善寺の「あさば」に泊まってきた
年端のいかぬ子猫(というにはずいぶん大きくなったが)がいるので、長期休暇といっても海外逃亡などするわけにもいかず、近場で一泊、そのかわり思い切り贅沢しよう! ということになった。選んだのは伊豆修善寺の「あさば」。ググればわかるように、とにかく食事が美味いことで有名な宿で、多くのレビューで食事のことしか書かれていない(笑)。
もちろん食事は文句なし、一品一品口に含むたびに目を見張るほどで、隅から隅まで美味しくいただいたのだが、それ以外の部分でもすばらしくて、こういうちゃんとした宿に泊まると、ユーザエクスペリエンスとはなんなのか、思わず考えてしまうねぇ(←職業病)。
最初、部屋の設備について説明されているときのこと。浴衣のほかにオリジナルのパジャマが置いてあるのだけど、「紺のラインが入ったのが男性用」ときたあとに「女性用がグレーのラインです」と続いたときに「おっ」と思った。企画力がないとここは品のない赤かピンクになるところなのに、ちゃんと頭使ってるなぁ。他にも、2本ある歯ブラシが色違いだったりして(夫婦で泊まってると前日に自分が使った歯ブラシがどっちだったか毎回悩むことになる)、単にコストをかけて贅沢を演出するんじゃなくて、知恵を絞って上品さと快適さを提供してるところがすごい。
前日におれが左手で箸を使っていたことに気づいていた仲居さんが、朝食ではおれの膳だけちゃんと箸を逆向きにセッティングしてくれたり。日ごろから虐げられがちなレフティとしては、こういう気遣いをされるとそれだけでノックアウトされちゃうわけですよ。こういうことに配慮してくれる仲居さんがいるというのがもう、最高の贅沢。
もちろんコストをかけた贅沢もある。露天風呂に置いてあるバスタオルが保温器に入っていたときはさすがにビックリしたし(帰り際にも靴が温められていたり)、能舞台を持った広大な池が敷地の半分以上を占めるというのがそもそもすごい贅沢な造りだし。
唯一、難点をつけるとすれば、部屋付のTV。コンセントを隠したり、いろいろ目立たせない工夫をしていたけど、あれはいらないね。でもまぁ、これはああいうところでもTVを観たがる客の方が悪いのでしょうがないんだろうなぁ。
他はもう、なにもかもほとんど文句のつけようがなかったので、チャンスがあればまた行きたい。というか、こういうとこ泊まっちゃうと、他が色あせちゃって困りそうだ。
![[写真]如月盛肴 [写真]如月盛肴](https://userimages.tdiary.net/sho/20100212_1.jpg)
2010-02-10(水) [長年日記]
■ 映画「アバター」を観てきた
例によって公式サイトへのリンクは(ry。というか、スタッフもキャストも載ってない公式サイトっていったい何の意味が……。Wikipediaの方がよっぽど価値があるぞ(消されそうだけど)。
本当は明日行くつもりだったんだけど、まったく予約ができないので、平日の今日、行ってきましたIMAX3D at 109シネマズ川崎。お前らが「アバターは吹替版をIMAXで見るのがベスト」ってばかり書くから、平日の11時なのに大混雑ですよ、もー。それでも正面の席は取れず、できるだけ前方でちょっと右寄り。ナヴィ語の字幕がちょっと二重になっちゃっう位置だったけど、他はおおむねOK。
予告編で流れた「アリス・イン・ワンダーランド」が、3Dを強調したあざといアングルばかり(画面奥の登場人物がこっちに向けて何か投げたり)でどうなることかと思ったが、本編はそんなことなくて、自然な立体感を感じさせる絵作りで良かった。とはいえ、FPS慣れしてるおれはへっちゃらだったけど、かみさんは少し酔ったようだ。
単純すぎると批判されがちなストーリーだけど、筋を追うのに頭を使わなくていいからひたすら映像を見ることに集中できるわけで、これも計算の上かも知れない。大佐のセリフなんていちいちマッチョすぎるしさ、狙ってるでしょ、これ。立体映像を見るのはピントを前後に動かすだけでも疲れるから、できるだけスクリーン上に対象物を置くようにしているようだったし、ジャングルのような立体モノが多い場面は観客が慣れるまで出てこないとか、相当気を使って撮られた映像だと思った。
ただ、動きの速いシーンはぜんぜんfpsが足りてない気がした(まぁこれは3Dに限った話ではないけど)。Wikipediaの記述では24fpsで撮ったって書いてあるけど、ホントかなぁ。こういう映画は、アクションシーンだけでも60fpsくらい欲しくね?
……映像のことしか書いてないことに気づいたけど、まぁいいや。個人的に、戦闘ヘリパイロットの姉ちゃん役の演技が好き。
■ シャングリ・ラ・ホテルでハイティー
川崎で映画を観たあとは、東京まで出てシャングリ・ラ・ホテル東京のラウンジでアフタヌーンティー。長期休暇なのに海外旅行にも行かないので、国内で贅沢しよう週間であります。
建設中の東京スカイツリーを遠くに望む28Fの窓際席で、おかわり自由の紅茶をいただきながら、タワーに盛られたスコーン、サンドウィッチ、ケーキを優雅に平らげるイベントでございました。いやもう、満足満足。しばらくケーキはいいわ。3日くらいは。
写真はiPhoneで撮ったあまり美味しそうじゃないものを*1、foodpicで美味しそうにしてもらいました(笑)。
*1 iPhoneで撮ると、どんなに美味しそうな食べ物ももれなくマズそうに写る。
◆ スギヤマ [グスタフの乱暴者ぶりはYouYubeかニコ動で見られますか?]
◆ ただただし [Ustでたまに流してたのが残ってます。 http://www.ustream.tv/channel/gustav-s..]
◆ やまざき [グスタフかわえ~(/-\)]