2010-02-08(月) [長年日記]
■ ScanSnap S1300を買った
休暇に入ってまずやったのは、半年分ほどたまったいろんな書類をスキャナで取り込んでPDF化することだった。うちのスキャナはBrotherの複合機で、ようするにフラットベッドだから1枚1枚職人さんのように手で紙を取り替えてやらないといけない。延々延々スキャンし続けて、いいかげん嫌になったので、勢い余ってScanSnapを注文してしまった(ひと通り取り込みが終わってから←バカ)。
というわけで本日到着。S1500とS1300でどっちにするか迷ったけど、1500はスキャン速度が倍で、値段も倍。他はたいして機能差もない。手紙類の電子化が目的で、べつに蔵書をPDF化するわけではないからS1300で十分と判断した。それにしても、AmazonでS1300を買ったとたんに、次々といろんな裁断機を勧められてまいった。まったく、お前らどうかしてるぞ(笑)。
PCに接続する前にドライバ類をインストールしなきゃいけないんだけど、本体のコネクタ部分を黄色いラベルで塞いであって、インストールが済んでから剥がして接続しろと書いてある。おっちょこちょい防止にいいアイデアだと思った(けど、どうせなら先に接続してしまってもどうにかなるようにした方がいいんじゃないか)。ドライバはちゃんとWindows7 64bitにも対応していて感心。まぁ、わかってて買ったんだけど。
最初にスキャンしたのは、手近なところにあるA4書類ということで、ダンボール箱から取り出したAmazonの納品書だった。フィーダーに差し込んで本体のボタンを押すだけで、シューっと吸い込まれてあっという間にスキャン完了、PDF化も一瞬だ。はえぇ。これなら1300で十分じゃん。その後、OCRでテキスト化する方法もわかり、ワンプッシュで適当なフォルダに適当なファイル名でOCR化された状態で保存されるようにセッティング完了。
次にしたのは、ScanSnap付属のマニュアルをすべてPDF化して捨て去ることだった。ま、当然ですね(笑)。勢い余って保証書まで捨てそうになったのはナイショ。
ただ、マニュアルにはA3サイズのが2枚あり、最初は畳んだ状態で読み込ませてみたらうまくいかず、仕方がないので半分に切り離してから読み込ませた。ページの順番が乱れたけど、ScanSnap Organizerで入れ替えられる。ScanSnapはペーパーレス化を促進するための道具なのだから、マニュアルもスキャンされることを想定して、最初からA4で作るべきだと思う。というか、「まず最初にこのマニュアルをスキャンしてみましょう」くらい書くべきじゃない?
ScanSnapのマニュアルってここからダウンロードできるやつとは違うものです?
http://scansnap.fujitsu.com/jp/product/s1300/brochures/
あー、スタートアップガイドはそれです。あと、オペレータガイドはDVDに入ってる(はず。←見てない)。
他にもいろんな注意書きやカタログなんかも含めてけっこうな紙が入っているので、まずScanSnapの血祭りにあげる対象として目に止まるはずのものがスキャンできないフォーマットなのはどうなの、というツッコミです:-)
確かに。いっそスタートアップガイドの端っこに「←ScanSnapへの差込方向」とか印刷してあっても面白いかも。
昨今メーカーサイトからマニュアルがダウンロードできないケースの方が珍しい。つまり通常マニュアルは速ゴミ箱行きで問題なし。
そういう話をしてるんじゃないんだけどなぁ……。