2010-02-07(日) [長年日記]
■ 日々のT-POINTをim.kayac.com経由でiPhoneに通知する
スタバよりドトール、エクセルシオール派なので、先月から(ついに)T-POINTの軍門に下っている。あんまりいろんな店舗で使えるポイントカードはセキュリティ的に好きじゃないんだが、ドトールはけっこう使うからねぇ。
さて、T-POINTはT-SITEでいろいろな管理ができるので、ポイントの参照なんかもここでする。レシートをとっておかなくてもいい反面、いちいちWebにアクセスするのもめんどくさい。メルマガ取れば書いてあるかも知れないけど、週イチみたいだし。毎日その日のポイントだけメールしてくれればいいのにね。
……というものを作ったのであった。Mechanize使うの、1年ぶりくらいかも知れなくて、新しい環境へのセットアップやら、使い方の復習やらで2時間もかけてしまった。おれはもうダメだ。
T-SITEをスクレイピングして、ポイントを吐き出すだけのスクリプトはgistに(tsite.rb)。今回は、これをim.kayac.comを使ってiPhoneに送ることにした。専用アプリ230円。さくらのサーバにはcurlが入っていたので、サンプルどおりに使って、毎朝1回cronで実行させる:
curl -d "T-POINT:`tsite.rb`" http://im.kayac.com/api/post/USERNAME
■ 映画「インビクタス -負けざる者たち-」を見てきた
例によって、頼んでもいないのに音が出たりする公式サイトにはリンクしない。
かみさんが見たいというので、下調べいっさいせず、予備知識ゼロで見てきた。ネルソン・マンデラとラグビーの映画、というのも知らないレベル。いやー、でもかなり面白かったね!
マンデラが南アフリカの大統領に就任した翌年、自国開催のラグビー・ワールドカップでナショナルチームが奇跡的な優勝をするまでを描いたドキュメンタリー風映画なんだけど、しょっぱなからマンデラ役のモーガン・フリーマンが激似すぎて、どこまでが記録映像なのかよくわからんという。
前半は、マンデラが就任してから国政を掌握していくまでの過程を描いているんだけど、脚本のこの部分だけ抜き出して新書にしたらビジネス書としてベストセラーになってもいいくらい、リーダーシップについてよく描かれている。とにかく演説がいちいちカッコイイんだこれが。どこまで史実に忠実なのかよくわからんけど、実際に喋ったように再現されてるんだとしたら、マンデラのプレゼンスキルはとんでもないレベルだ。
このまま政治劇になるのかと思いきや、ラグビーチームのキャプテン、ピナールとのお茶会を境に、視点はピナールに移る。マンデラからリーダーシップについて伝授された若きリーダーが悩みながら成長していく姿を描く、これもまたリーダーシップについて考えさせられる良シナリオ。
……というわけで、想定外にビジネスマン向けな映画だったという感想なんだけど、もちろん終盤のラグビーの描かれ方や国内の描写も良いので、スポーツファンにもオススメできる。こうしてみると、国際試合に出るスポーツチームには「使命」が必要なんだなぁと思うね。今年はサッカーが南アでワールドカップだけど、もし日本がいいとこ行けなかったとしたら、それはチームや監督のせいじゃなくて、「使命」を与えられなかった国民のせいだろうな。
あと、脇役の表情がみんなうまくて、そんなところも楽しい。特にピナール家の黒人家政婦役の人がよかった。
B004PLO5II
ところで今回は、海老名のワーナー・マイカルで見てきた。ワーナーはいま、すべての映画が一律1,000円のキャンペーンなので、見なきゃ損だよ! でも、それでも客足少なかったけどね……*1。なんつーか、売店の手際が悪くて開演時刻が迫ってるのに延々と待たされたり、サイトがiPhoneで見られなかったり、サービス悪いんだよな、あそこは。TOHOがいいというわけじゃないんだけど。
*1 海老名では、ワーナーはTOHOに押されて風前の灯火なのである。