2009-02-05(木) [長年日記]
■ Debian lennyに移行中
ruby 1.9.1が出てしまったので(結局$SAFE問題が決着せず、tDiaryは動きませんでしたorz)、開発環境もいいかげん新しくしないと色々差し支えるので、まずはLinuxから刷新することに。
なんといっても骨董品なのがメイン開発マシンであるLet'snote上のcoLinux 0.6。これがなんとDebian sargeなので、一気に最新にしようと思った。で、coLinuxを0.7に、カーネルを2.6系にして、etchにアップデート……までは成功したのだが、なぜかネットにつながらない。今までどおりTAPを使ってNATにしたいだけなのに!
「ムキー」となったのでそのまま放置して(ぉぃ)、続いて職場。こっちもsargeが生き残っているので、もうcoLinuxはやめてVMware Playerに変更。lennyのRC2を持ってきて、こちらはスムーズに導入できた。
とはいえ、こんどこそ真面目にUTF-8環境にしようと思ったら(以前etch導入時にはくじけた)、screen + w3mの表示が乱れて使い物にならない。ステータス行の文字幅計算がおかくて、画面の右端からいろいろはみ出てしまうのだ。図のように、w3mのステータスバーの左端、「↑↓」の文字幅が、UTF-8だと明らかに(間違って)広く計算されている。ちなみにlenny上でもEUC-JPにすると正しく表示される。
うーむ、これ以外はなんとかなりそうなんだけどなー(と思ったらvimも似たような状況があるな。やっぱ犯人はscreenか)。
と、心が折れそうになってきたので今日はここまで。こういう苦労をしていると、「Macにしたら?」という悪魔のささやきが聞こえてきそうだ(けど負けない)。
関連する日記: 2012-05-08(火)
screen 上の UTF-8 ってイバラですよねー。
Debian のは cjkwidth patch が当たっているので、おかしいときは C-z : cjkwidth とすると一瞬幸せになれるかもしれません :)
cjkwidthってscreenのコマンドですよね? やってみたら、たしかに一瞬まともになったような……気がするけどそうでもなかったです(笑)。
上にスクリーンショットを加えましたけど、なんか根本的な問題があるような気がしますねー。やっぱEUC-JPにするかなぁ。これでは仕事にならない。
なんだろう、screenのdebソースをみたのですが、あたってるcjkwidthのパッチがscreenの開発元と異なってるんだわな。
ソースパッケージに含まれてるcjk向けパッチ(#40だったと思う)をはずして、
https://savannah.gnu.org/bugs/?func=detailitem&item_id=16666
にて提供されてるパッチを適用したパッケージを野良ビルドして入れたらかなりマシになりました。