2008-09-21(日) [長年日記]
■ 別冊 図書館戦争〈2〉(有川 浩)
『図書館戦争』星雲賞日本長編部門受賞、おめでとう!(←いまごろ)。おれの中ではSFじゃなくて恋愛小説だけど。
それはともかく、別冊もこれで終わりとなれば、残るはあの二人しかいないわけで、ネタバレもなにもあったもんじゃないと思うが、言うまでもなくお待ちかねの柴崎×手塚である。
さすがの有川浩も、この二人で糖分過剰にするわけにもいかなかったのか、甘さ控えめ。かといって大人の恋愛というわけでもない、キャラによく合った話になっている。メインの話はミステリ仕立てだが、話の中盤で犯人は丸わかりになってしまうので、あとはこの二人がどう進展するのかハラハラしていればよろしい。いつもどおりの「キャラ読み」で。
これで本当に打ち止めならすっきりしていいんだけど、メディアワークスがやめさせてくれないだろうなぁ。
2008-09-20(土) [長年日記]
■ 川崎 0-1 FC東京
今野が退場した10人のチームに負けるとか、どうなのよそれ……。
2008-09-18(木) [長年日記]
■ RIDEBACK 1集 (IKKI COMICS)(カサハラ テツロー)
今週の電脳空間カウボーイズにゲスト出演している漫画家のカサハラテツローが、熱く語っている(胸チラじゃなくてマジンガーZの方)のを聞いて、「あ、この人は同世代だ」と思った。調べてみたら案の定1960年代生まれだったので、ためしに1冊買ってみた。
2020年、バイクが進化したような人が乗れる二足歩行ロボットRIDEBACKと、それに出会ってライダーとしての才能を開花させる元ダンサーの女の子の話。学生運動が復活していて社会情勢がきな臭いなど、細かい世界設定があるみたいだけど一巻ではよくわからない(というか説明が多すぎて正直読みづらい)。それより、主人公の眠った才能が、初めて乗ったメカの上でみるみる目覚めてしまうという王道っぷりがいいなー。
RIDEBACKが、いかにも本当に動きそうなデザインなのもいい。ガンダムみたいなだっさい下膨れ体型じゃなくて、重心が高いんだよね。二足歩行ロボットは重心が高くなきゃいかんだろ。特にHONDAゴリラを意識したのがミエミエの「SARU」という車種(?)が雰囲気出てて好き。
絵のタッチは線が多くてちょっとうるさい感じなのに、人物はあっさり顔というあたりが、しげの秀一っぽい。というか、バイクや車のマンガ描く人ってこういうタッチが多いよなぁ。すごく好き嫌いが分かれると思うけど(きっとウチのかみさんは嫌い)、おれは気に入っちゃったな。残り7冊も大人買いすっか。
追記
けっきょく全巻買ってしまった。「こいつはこのあと、ぜったい重要な役割で主人公にからむだろうな」と思う人物があっさり死んだりして、先がぜんぜん読めねぇ。この状況で続きが1年以上出てないとか、小学館ひどすぎる~。
◆ やまざき [とりあえずここに・・・(^^; 有川浩の”キケン”ってもう読みました? 出てくる先輩がなぜか、「逆光は勝利」「ピーカ..]
◆ ただただし [「キケン」は、読むつもりだったけどまだ買ってない~]
◆ やまざき [うぃっす 後で送っとく~ 多分たださんも気に入られるんぢゃないかと思いまするるるるるぅ(^ ^;]