2007-11-29(木) [長年日記]
■ 図書館革命(有川 浩)
いやもう、甘いのなんのって、胸焼けがするほど甘い。プリンにハチミツかけて食べるくらい甘い。おれ、これまでの人生で、こんなに甘ったるい恋愛小説読んだことないよ(やや誇張)。だがそれがいい。
というわけで、「図書館戦争」シリーズも四巻にして最終巻。延々とシリーズを続ける傾向のある昨今の流行に乗らず、適切な長さできっちり終わって、じつにすがすがしい。まぁ、ハードカバーで何十冊も続けられたらたまらんが。
「言論の自由」という実に重いテーマを扱いつつも、そして派手なアクションシーンがふんだんに盛り込まれつつも、やはりここは、郁と堂上の関係の進み具合というか進まなさ具合に、身悶えしながら読むのが正しい。そう、ここは主人公にならって「キャラ読み」で!
ごぶさたしております。とうとう完結しましたね。
筆者さんにインタビューしたことがあるのですが
とても賢く男前な方でした!
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070219/119320/
おぉ、山中さん。そのインタビューは以前読みましたよ。メガネなんですよねー、有川さん(そこか)。
眼鏡と聞いて(略)
同名なんですよね(浩)
読み方と性別は違えども。
結城さん、食いつきいいなー(笑)。
アニメ化されるようです。
http://www.toshokan-sensou.com/
らしいですね。
個人的には踊る大捜査線並みの予算で実写化して欲しいなー。