2007-11-29(木) [長年日記]
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図書館革命(有川 浩)
いやもう、甘いのなんのって、胸焼けがするほど甘い。プリンにハチミツかけて食べるくらい甘い。おれ、これまでの人生で、こんなに甘ったるい恋愛小説読んだことないよ(やや誇張)。だがそれがいい。
というわけで、「図書館戦争」シリーズも四巻にして最終巻。延々とシリーズを続ける傾向のある昨今の流行に乗らず、適切な長さできっちり終わって、じつにすがすがしい。まぁ、ハードカバーで何十冊も続けられたらたまらんが。
「言論の自由」という実に重いテーマを扱いつつも、そして派手なアクションシーンがふんだんに盛り込まれつつも、やはりここは、郁と堂上の関係の進み具合というか進まなさ具合に、身悶えしながら読むのが正しい。そう、ここは主人公にならって「キャラ読み」で!
9784840235624
本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]
◆ hiroyuki [ごぶさたしております。とうとう完結しましたね。 筆者さんにインタビューしたことがあるのですが とても賢く男前な方でし..]
◆ ただただし [おぉ、山中さん。そのインタビューは以前読みましたよ。メガネなんですよねー、有川さん(そこか)。]
◆ 結城浩 [眼鏡と聞いて(略) 同名なんですよね(浩) 読み方と性別は違えども。]
◆ ただただし [結城さん、食いつきいいなー(笑)。]
◆ ati [アニメ化されるようです。 http://www.toshokan-sensou.com/]
◆ ただただし [らしいですね。 個人的には踊る大捜査線並みの予算で実写化して欲しいなー。]