2007-06-30(土) [長年日記]
■ 川崎 2-1 神戸@等々力競技場
あからさまなハンドを華麗にスルーする審判とか、PKを外すFWとかがなければ3-0で勝ってもおかしくない試合だったと思う。途中から相手が10人になったんだから、4、5点入れたっていいくらい。
とはいえ久々の勝利! なのでそこは素直に喜ぼう。ただ、チーム状態はかなり悪いように見えた。特に誰が良いとか悪いとかじゃなく、チーム全体が調子を狂わせている。だから2-1は御の字。ロスタイムの勝ち越しはホントに奇跡だ。
調子が良くて勝ちまくってるときのフロンターレは、組織的な守備で相手のパスコースを消してインターセプト、そこから魔法のようなパスワークで攻撃に転じ、たとえ最初のシュートが外れても二重三重の攻撃がゴールを誘う、そんな緻密な連携による攻撃力が魅力なんだが、最近はそういう動きはまったく見られない。
DFはプレッシャーが遅くて後手後手に回るしかないからパスカットがぜんぜんできない。中盤も気の抜けたパスばかりで、パスの出し先に人がいたためしがない。我那覇が一時戦線離脱する前あたりまでは、全員がパーフェクトコミュニケーション*1が取れていたように見えたんだがなぁ。
それに今日は、神戸がすごく良かった。運動量がそもそも比べ物にならないくらいだったから、10人になってからも1人減った気がしなかったし。インターセプトも、どっちが川崎だよというくらい多かった。試合終了後に全員ぶっ倒れてたのもわかるわ。
*1 アイマス用語?