2006-12-02(土) [長年日記]
■ 伊豆へ(1)
家族サービスというか、家族旅行で、稲取温泉へ。
天気は絶好で、風がほとんどないので、伊豆の海はまったくといっていいほど波がない。真鶴あたりで休憩がてら海岸に下りてみたが、こんなに底まで見えるのは初めてだ。
それにしても、J1の優勝決定試合があると言うのに、家を出たのが12時過ぎだったので、熱海のあたりでキックオフしてしまった。AMラジオを聴きながら渋滞にもまれる。
まぁ、協会のえこひいきがあろうとなかろうと、レッズが強いのは確かなので、優勝は時間の問題だったと言えるだろう。おめでとう。
で、どうせレッズが優勝するならガンバには負けてもらわないと。というのは、セレッソに勝てばフロンターレが2位になるからである。というわけで、内心は優勝の行方よりそっちが気になっていたりして。
結局、目的地に着く前に試合終了、来年のACL(access control listじゃなくてasia champion league)はもらったぜ。
宿は稲取の山奥(といっても数kmだが)で、周りにはなんにもない静かなところ。部屋数が少ないからか、大浴場には誰もいなかった……のでカメラ持ち込んでみたりして。うーん、手ぶれ補正が欲しい……。
食事は地物の金目鯛がめちゃうま。
2006-12-01(金) [長年日記]
■ 「はやぶさ2」を応援したいけど……
野尻ボードを見て、はやぶさプロジェクト トップに跳んで、「ありゃりゃ」と思った。本当にリンクして欲しいのは「はやぶさ」の近況と「はやぶさ2」についてで、ついさっきイトカワ検出ニュースにはじき出されたようだ。
なんか、ダメなWebサイトの典型だよなぁ。とほほほ。キミら学者は論文を書くときに、冒頭にサマリをつけて、その論文で一番言いたいことをずばり書くだろう。なんで同じことがWebサイトではできないのかな。「はやぶさ2」を応援して欲しいのなら、それ専用の特設ページを作って、トップの一番目立つ場所にバナーのひとつでも貼ろうよ。記事の下の方に小さな字で「応援もほしいです」なんて、奥ゆかしいにもほどがある。Webでは日本人の美徳なんて忘れてしまえ!
というわけで、ここにリンクをしても応援したことになるのかどうか、よくわからんよ。現時点で一番いいのは、L/Dの財務省のご意見箱に投稿する(もしくはまとめサイトの勝手キャンペーンページ)にリンクをしつつ、実際にアクションをすることだろう。まぁ、こういうことは民間の勝手サイトの方がフットワークが軽いから、これでいいのかも知れん。おれも時間作ってメール書こ。あとは誰か、「はやぶさ2を応援しよう」バナーを各サイズ作るのだ。まずは露出しないと。
という話はさておき、いまトップにある「イトカワ検出」のニュースもすごい。長年日記を読んでいると、ちょうど去年の今ごろに、はやぶさの動きに一喜一憂していたのがわかる。つまり、地上からは目視できない星にむかって(電波では見えていたわけだが)、探査機を降ろしたり上げたりしていたわけで、わかっていたけどすごいよなぁ。
ともあれ、あと2、3ヶ月待てば地球に向かって出発する(はずな)わけで、またドキドキわくわくが待ってるわけですな。楽しみだ。いや、ドキドキは少なめでお願いしたいけど。
2006-11-30(木) [長年日記]
■
天使は結果オーライ―ロケットガール〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)(野尻 抱介)
移動が多くて帰りが遅いと読書が進むの法則。日記も車内で書いてたりして。返事をしなきゃいけないメールが何通か来てるのはわかってるけど、調べてからじゃないと返事がかけないものばかり。時間がないのだ、すまぬ。もうちょっと待ってくらはい。
というわけで、「ロケットガール」2作目。正直、前作を読んでいるときは、ご都合主義満載のストーリー、特に終盤の詰め込み過ぎ具合に「まぁ、しょうがないか、ラノベだし」とか極めて差別的な諦めを感じていたのだが、2作目の本書を読んでビックリした。すんごく面白くなってる!
個々のエピソードにちゃんと必然があって、次のエピソードにつながる仕込みがあるから、全体として無理がない(まぁオチには無理があるけどこれは愛嬌だろう)。それに、新たに加わった茜にはまっとうな動機があって、ある意味「宇宙開発に対するよき理解者」なので、感情移入もしやすいし。おまけに今年の主役(?)冥王星がからむんだから、今年再版した意味があるってもんだよ。
NASAの飛行士たちとの交流も前作のミールのシーンよりもずいぶん深みがあるし、おかげでSSAの特殊な立ち位置が明確になって、ゆかりの自負心のよりどころとして機能し始めた。次の最終巻がより楽しみになったね。
■ これってspam?
こんなメールが。
コメントスパム・トラックバックスパムについてです
規制はかけられるのでしょうか?
そのような記事が見つからないのでメールをしました。
古いバージョンの0.xxにはそのような規制をかけれるようなのはありませんでしたが。
なんか、いかにもtDiaryに関する質問っぽいんだけど、tDiaryについて個人宛にメールで質問してくるような人は近年ではほとんどいない。たいていはtDiary-usersの掲示板やMLを使う。差出人のメールアドレスは実在しそうで、そこから類推できるgooブログも存在するけど、内容がいかにも男性っぽいのだ。メールの差出人は女性名……だけど男性名にとれなくもないか。
これはspamだろうか、それとも(日本語に激しく難があるものの)まっとうな質問メール? なんでも疑ってみないといけないご時世もイヤなもんだが、女性からのメールはまずspamを疑ってみないと(笑)。
「古いバージョンの0.xx」ってのがすごくウソっぽい。tDiaryの1.0.0が出たのは5年も前だし。RuBBSかと思ったが、あれも1.0.0になったのは5年前で、そもそもTrackBackは関係ない。
「自作ソフトの質問を装ったspam」なんてものがあったら、ひっかかるフリーソフトウェア作者は少なくないだろうが、絶対数が少なすぎてビジネスにはならないだろう。てことはコレ、spamじゃないの?
■ 7年目
もう日付が変わってしまったが、Web日記をつけ初めて7年が経過。春に「あと20年続ける宣言」をしてしまったので、まだ先は長い。
◆ たまに通りすがり [創刊された幻冬舎新書で「はやぶさ〜不死身の探査機と宇宙研の物語」というのがでているようです。]
◆ ただただし [↑とーーっくに紹介済みですが。 >幻冬舎新書 http://sho.tdiary.net/20061129.html..]
◆ ごめんなさいさい通りすがり [はうぅ。ほんとです。どこかで記憶が。。。]