2006-09-17(日) [長年日記]
■ 川崎 3-4 磐田……というかOB戦
チーム10周年ということで色々とイベントがある今年。今日のOB戦にはわざわざブラジルからアウグストを呼ぶという。ありがたいので見にいくことに。というか、むしろこっちがメイン? サポーターもあえて古いコールをしたりして雰囲気満点。
開始当初はアウグストのいるアウェイユニチームが圧倒的に押していたんだけど、終ってみれば中西率いるホームチームが逆転勝ち。しかしアウグストは、試合終了後Gスポットに乱入するなどサービス満点なのであった。いいヤツだなぁ。
本当のメインのリーグ戦といえば、まぁ、負けちまったわけだが。寒くて雨の中、何時間も競技場のベンチに座っていながら負けるのは精神的にも肉体的にもキツい。
前夜にNHK-BSで中村憲剛特番があったのにもかかわらず、先発させないという余裕(?)がまず失敗だったような。故障でもしてたのか? 前半は押しまくられて、客席からは「憲剛を出せー」というヤジまで出る。実際、後半から憲剛を投入したら見違えるように攻撃的なサッカーになったし。もっとも、こういう風に一人に依存するのはよくないことだが。
しかし、最大の敗因はGKの違いか。大雨のせいか、まったくキャッチができずにはじくばかり(しかも敵の真正面に)相澤に対して、ジュビロの川口は代表戦でもないのに神セーブ連発。川口がいなけりゃあと3点くらい入ってただろ、あれは。相沢がんがれ。
2006-09-16(土) [長年日記]
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メモリー 上 (創元SF文庫)(ロイス・マクマスター・ビジョルド)
上巻はほぼ全面に渡って暗くてじめじめした内省的な話で、「たまらんなこりゃ」と思いつつもちゃんと読めちゃうところはさすがビジョルドというべきか。
下巻からはミステリ仕立てになってテンポも上がり、がぜん面白くなってくるが、マイルズの「自分探しの物語」であるところはかわらず、「あれ、これってスペオペじゃなかったっけ?」と悩むことに。つーか、こんな結末でシリーズの続きが書けるのか(というか読者がついてくるのか)。
といいつつ、たぶん続きが出たら買っちゃうんだろうな……と思わせてしまうところが、また、さすがビジョルドというべきか。
2006-09-15(金) [長年日記]
■ 別の整形外科に行ってみたら、まったく違う診断を下された
西川史子の実家に行って以来、約ひと月半。処方された軟膏を毎日塗り続けたがまったく改善の兆しがない。ツッコミでもセカンドオピニオンを勧められたので、別のやまとく整形外科に行ってみた。
ここの医師は体を力学系として捉えていて、非常に理詰めの説明をしてくれる。整形外科医としては正しい姿勢だと思うし、物理出身のおれとしてはとてもありがたい。指が曲がらないのは関節に問題があるのではなく、指を曲げる動作を担当する腱の動きが悪いのに、それに気づかない伸ばす側の筋肉がよけいにがんばってしまい、バランスが狂ってある程度以上曲がらないとのこと。わかりやすい!
つまりエンジンに例えると、ロッカーアームの動きが渋いのが原因で排気漏れが起きているのに、バルブスプリングを強化しているようなものだな(←かえってわかりにくい)。
というわけで、伸ばす側の筋肉の動きを少し妨げるようにテープを貼ったら、あら不思議、指がするすると畳めるではないか。まるで魔法のようだ。感動。一緒に、腱の動きを良くするためのマッサージ方法などを教わる。もちろん関節ではなく、腱の通り道である手のひらから手首をマッサージするのである。
うーん、医師によってここまで違うもんなんだねぇ。
◆ NT [本物のプロフェッショナルを見つけるのはどの分野でも難しいものなのですね。 ところで、ここのツッコミルールを忘れてて..]
◆ big_gear [原因がわかって良かったですね。]
◆ ただただし [残念ながら、これをもって「原因がわかった」という気にはなれないのであります。この医師も間違っている可能性があるわけで..]