2006-08-01(火) [長年日記]
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シンギュラリティ・スカイ (ハヤカワ文庫SF)(チャールズ ストロス)
面白いんだか、そうじゃないんだか、よくわからん。
ガジェットは面白かった。スピンの保存(だっけ?)を使った超光速通信を大真面目にやったり。ナノテクが「なんでもできる魔法」のように使われるのはありがちながら、ちゃんとさまざまな保存則が制約になっていたり。
ストーリーもわかりやすくて、こういう(どういう?)小説にしては、不親切なところがない。コミカルで楽しめる。エンディングもなんだかほのぼのしていて、いい感じ。
一番不満なのは、せっかく<特異点>をネタにしているのに、そういう感じがしないところだろうか。超知性であるはずのエシャトンは、何を考えているのかおぼろげながら理解できる存在だし(理解できないほど発達するからこその<特異点>だろうに)、一方、エシャトンよりはよほど人類に近いはずのファスティヴァルの方がよっぽど得体が知れない……というか、ほとんど描写がない。逆だよなぁ、と思う。
2006-07-29(土) [長年日記]
■ またやった
朝起きたらいい感じに晴れていたので、「これは(梅雨が)明けたに違いない」と思い、ずーっとほったらかしにしておいた生垣と芝生の手入れを敢行。
で、たいして刈りもしないうちに、またもや電源ケーブルを刈ってしまった。前回の修復跡に新たなものを付け加えるのも忍びないので、前回のところに今回の切断点をつなげることに。こうして毎年ケーブルが短くなっていくのだろうか。
それにしても、みずから刃物を振り回すような機械が、自分の生命線たるアンビリカルケーブルを引きずって動くというのは、そもそも設計が間違っているような気がするよ、庵野君。
あ、ちなみに午後からまた曇って、少し降ったようなので、まだまだ明けてないもよう。この調子だと、8月初頭まで梅雨?
■ 西川史子の実家(たぶん)に行ってきた
冬ごろから指関節が痛み始めたて、こりゃ寒い中バイクに乗ったせいで関節炎になったと思っていたんだが、いつまでたっても治らない。暖かくなっても治らないなら原因は別だろうと、医者に行くことにした。
で、近所に西川整形外科というのがあるそうで、ネットで評判を調べていたら、西川史子の実家だという情報が。へぇ〜……って、おれ、西川史子なんて知らないし。最近TVに出まくっているらしいが。つーか、医院の評判なんて何も見つからず、西川史子情報ばかりが目に付く始末。とほほ。
実際の医院はちょい古めの普通の町医者だったぞ。そんな金持ちには見えなかったし、手際のいい、患者の話をちゃんと聞く、いいおじいちゃん先生だった。パラフィン浴をしたよ、とかみさんに話したら「さすが西川史子の実家!」と言っていたが(エステで使われるのを想像したらしい)、パラフィン浴は普通の整形外科治療だと思われ。
で、診断は「骨には問題ないけど、よくわからん。仕事からして腱鞘炎じゃね?」というあいまいなものに。軟膏を処方されたが、治るのかなぁ。
◆ big_gear [病院のホームページの「お知らせ」をみると、ほんとにそういう感じですね。 知らなかった…… 昔通院してたときは、ちっと..]
◆ ただただし [本当だ、美容皮膚科に加わるって書いてありますね。タイムスタンプは今年3月だけど。 http://www.myclin..]
◆ big_gear [やまとくです。 相性とかもありますので、強くお勧めするわけではありませんが、以前腰痛が治りました。 2年ぶりに再発し..]
◆ ただただし [〉軟膏ってヒルドイドでしょうか? いや、モビラートとかいうのです。まだ改善はみられないですねぇ……]
◆ big_gear [痛みをやわらげる薬ですね。<モビラート 改善されないのでしたら、セカンドオピニオンも良いかもしれませんね。]
◆ TrackBack [http://sho.tdiary.net/20060915.html#p01 ただのにっき 別の整形外科に行ってみ..]
◆ efm [それで、どういう小説なんですか]
◆ ただただし [いや、まぁ……よくわからないんだけど(笑)]