2006-06-13(火) [長年日記]
■ 普通の人にリーチする、ということ
Rubyカンファレンス2006の発表資料がぼちぼち公開され始めている。見逃した1日目の資料を少しずつ見始めているところ。いずれビデオも公開されるはずなので、そっちも楽しみだ。
おれの発表はほめてくれる人も多いんだけど、リハーサルなしだったので言いそびれたことも多い。ピュア高橋メソッドではないし、書いてないこともたくさん喋ったから、ビデオが残るのはありがたいな。自分で見るのは怖いけど。
言いそびれた(やりそびれた)ことその1は、tDiaryの話に入る前に、使ったことがある人に挙手してもらい忘れた。最近は「RubyってRails使うのにいるんだっけ?」的な人も増えているはずなので、前置きなしでtDiaryを出しちゃダメだよね……。
その2。なんでアプリケーションで普及を目指すのか、というところで、開発者ではなくエンドユーザ(==普通の人)にリーチしたいからだ、という点を強調し忘れた。これを言わないと焦点がぼやける。そういう点で、2日目の発表で一番共感したのはBioRubyのLTかな。あっちは「普通の人」じゃなくて「普通の研究者」かも知れないが。同様に初日のごとけんさんの発表を聞き逃したのは痛い。これはビデオ待ち。
つーか控え室の方が面白かったというのを今頃知って、頭を抱えているわけだが。あー、そりゃそうだよなぁ。会場の後ろのほうでぼけーっとしていていいはずがない。スピーカーとしてのせっかくの特権を生かしきれなかった。とほほ。
2006-06-12(月) [長年日記]
■ 新横浜駅前のクレーンが3基になった
ついこの間まで1基だったのに、あっというまに3基になった。
で、今日同僚に言われて知ったのだが、それぞれにちゃんと名前がついている。写真右から「のぞみ」「ひかり」「こだま」という。操縦席(?)の横には、ご丁寧に名札まで貼ってある。これを思いついたヤツは「やった!」と思っただろうなぁ。
これって、溶接ロボットに「マリリン」と名前をつけるのと同じメンタリテイ? それとも「名前重要」という現場の知恵?
■ W杯: 日本 1-3 オーストラリア
怒涛のプレゼン週間が終わったので(実は3日連続でプレゼンだったのである)、やっとワールドカップを見られる心理状態に。って、やっと見られた試合がコレかよ〜。
まぁ正直、ジーコ・ジャパンにはほとんど期待していないので、期待はずれというほどのことではないんだけど。川口に神が憑いてた以外は、パスは遅いわ、足は動かないわ、連携もミスばかりだわ、明らかに4年前より下手になってるんだもんなぁ。勝てるわけないって。
2006-06-11(日) [長年日記]
■ 日本Rubyカンファレンス2006(2日目)
講演中にステージ上から日記を更新するアホは誰ですか。
……というわけで、無事に終了(⇒発表資料「Ruby anywhere」)。考えてみたら、朝イチバンというのは残りをゆったり楽しめるという意味で、実にいいポジションであったわけだ。Railsのセッションは置いてけぼりをくらいっぱなしだったけど。DHHの講演も「RESTネタ?」と思ったが、途中からなんだかよくわからない方向に。おらはもうダメだ……。
いつもの(?)メンバはもちろんのこと、essaさんやma2さんなど、会いたくてもなかなか会う機会のなかった人たちに会えたのも良かった。
日本のRubyコミュニティが、単独であれだけ気配りに富んだイベントを実行できるまでなったということに、いちばん感動した。関係者のみなさん、ほんとうにありがとう。すばらしいカンファレンスでした。
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◆ ささだ [マージャンのプロが素人にリーチをかけるという物語かと思いました>タイトル 素敵なご発表ありがとうございました。今後..]
◆ ただただし [こちらこそ、歴史に残るイベントで喋らせてもらって、光栄でした。断らなくて良かった!(笑)]