2006-02-20(月) [長年日記]
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蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)(恩田 陸)
恩田陸月間……といいつつ2ヶ月目に突入。読書ペース遅すぎ。
さて、常野シリーズの世界は好きな方なんだが、これはイマイチかなぁ。「ええ話」なんだけど、「だからなんなの」という読後感しかない。語り手が常野の人間じゃないせいだろうか。常野の暗部みたいなエピソードがないので、リアリティがないのだ。
■ トリノオリンピック(4)
カーリングは日本時間で夕方と明け方。サラリーマンいじめか。
でもカーリングが盛り上がっていることを察知したNHKが、23時から再放送してくれた! すばらしい! とか喜んでたら、正味50分の超編集版だった。いきなり第6エンドだし、おやつタイムもないし。ぜんぜんすばらしくない……。
というわけで、イタリアに辛勝。しかし、準決勝の残りシートは1つになってしまった。うーん、最後の試合は4時か……いや、見ないけど。
2006-02-19(日) [長年日記]
■ 日本最大
先日とりあげた日本最大の風車、早起きできたので行ってきた。しかし、三菱重工金沢工場の敷地の奥まったところにあって、一般人が近づける敷地の外からは、はるか遠く。ぜんぜんおもしろくなかった。おまけに回ってないし!
■ 江東区若州風力発電所
今日は昼から有楽町で用事があったので、その足で新木場に出て今朝のリベンジ。なんで風車ばっかり見に行ってるかというと、最近はパラボラも見に行けないし(季節がら雪に埋もれているアンテナが多いのである)、種子島にも内之浦にも行けないウサばらしってとこ?
というわけで、ローター径80m、全高100mと、ここのもけっこうデカいよ! 今朝見たのと違い、こっちは石川島播磨重工業製。
もっとも、コレも回ってなかったけど……orz
まぁ、起動風力4m/sのところ、2m/s程度しかないので、回らなくて当然だが。実際、しばらく見ていたらちょびっと動いたりしていた。
ここの風車は、タワーの側面になぜか手塚治虫のキャラが描いてあって、かなり興ざめ。パラボラもそうだけど、こういうものは、ただただ白いからいいんだろ。どうも、こういう余計なことをしたがる空間恐怖症の人っているよな。センスないの。
まぁ、それは差し引いても、遠くに羽田から離陸した飛行機が頻繁に行き来するので、天気がよければ「青空をバックに風車と飛行機」という絵になる眺めが見られそう。こんどはバイクで来よう。
■ トリノオリンピック(3)
もはや、カーリングしか面白くない。つーか、カーリング面白すぎ。今日もイギリス戦を固唾を呑んで観戦してしまったよ。まるでおっさんのような野太い声を出す(←いかにも強そう)ベテランばかりのイギリスチームを向こうにまわして、日本のギャルチームが逆にテクニックで圧倒するんだから、面白くないわけがない。
NHKの実況アナが、(たぶん)真顔で「マリリン」を連呼するのがおかしかった。ムリにあだ名で呼ばなくてもええやん(笑)。あと、小野寺はほっぺと鼻の頭が赤くてカワイイな。
◆ ただただし [スギヤマさんの勤務中って、平日じゃん!(笑) 湾内の他のところに比べて、あそこは風が弱いみたいですね。なんであんなと..]
◆ スギヤマ [それは江東区が「地球環境問題を考えるための環境配慮のシンボル」として建設=効率や経済性に配慮していないからです。会社..]
◆ Yuyang [そんなに色々風車が見える職場ってうらやましい。>スギヤマさん]
◆ ただただし [たしかにうらやましい。 でも気が散って仕事にならないかもなぁ……]
◆ hi_saito [カーリング見ていると、最初よりも小野寺選手が可愛く見えてきた。 もう、こなりゃ応援するしかないでしょう。 本橋選手も..]
◆ N [今日は「マリリン」って言っていなかった。違うアナウンサーなのかな。それとも苦情が出たか。]
2006-02-18(土) [長年日記]
■ トリノオリンピック(2)
けっこう忙しい日々なので、ほとんど見られない。今日は1日暇なので、やっとスノーボード・クロスの女子(録画)を見られた。名前からしてモトクロス由来の競技だろうけど、コケると上からマシンが降ってくるモトクロスに比べたら、こっちは見た目ほど危険じゃないかも。
夕方からは念願の(?)カーリング女子をライブで。日本vsカナダなので、とうぜん日本応援のつもりだったんだけど、カナダチームが3人もメガネをかけていてヤバいと思った(なにがだ)。まぁ、みんなおばちゃんだし、顔も怖いけど。つーかカナダに比べると日本チームは小娘ばかりなので、経験が物を言うこの競技ではかなり心もとない。
追記: 勝っちゃった! すげー。全試合でこの調子ならなー(と、それは言わない約束か)。
■ おれが知ってる覚え方と違う
デイリーポータルZの萌え萌えモールス信号。今もあるのかどうか知らないが、少なくともおれの世代までのボーイスカウト経験者は覚えているはず……なんだけど、おれが教わったのとだいぶちがう。
たとえば
おれの記憶 三重式 ----------------------------- リ 流行歌 流行地 カ 加盟する 下等席 ヨ ヨーヨー 洋行 レ レーザー銃 禮装用 ソ 相当経過 相富高価 ネ ねぇそうだろう 寧猛ダロー ナ なろうか 習フタ ウ うるせー 疑フ テ 手数な訂正 手数ナ方法 シ 消防自動車 周到ナ注意 ヒ 表彰したろー 兵糧欠乏 モ 毛沢東氏 孟子と孔子 ス 数量調査票 数十丈下降
明らかに、現代向けに改善(?)されているのがわかる(モなんてかなりあからさまだ)。それより驚いたのは、最後に暗証してから20年以上たってるはずなのに、かなり覚えていることだなぁ。肝心なことはよく忘れるくせに、こんなもの覚えていてどうしようというのか。暗号代わりに使おうにも、相手がいないよ。
なお、モールス信号を受信するときは、トン(・)とツー(ー)ではなく、高い山と低い山の連続で筆記する(そうでないと追いつかない)。もちろん熟練者は耳で聞くだけで解読できるけど、おれはダメダメだった。
◆ nobukuni [恩田陸が、26日の日経文化欄に「書庫のある家に住みたい」と題して寄稿しています。]
◆ ただただし [昼ごろ起きて読みましたよ。書庫なんてうちにだってあるのに!(笑) 恩田陸なら書庫付きの家くらい簡単に建つだろうになぁ..]