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ただのにっき

2006-01-24(火) [長年日記]

Windowsのネットワーク設定を一発変更

会社に新しいノートPCを買ってもらった。いまのオフィスはペーパーレス文化が比較的浸透していて、そのくせDHCPが使えないというアンビバレンツな状況なので、ノートを持って会議室を移動すると、IPアドレスを変更しなくてはいけない。おーのー。

で、簡単に切り替えられるソフトはないかと調べてみたら、最近のWindowsにはnetshというコマンドがあって、そういうことができるらしい(デジタルARENAの記事)。Microsoft製のくせに、妙にUNIXくさい作りだな、これ。

これを使ったスクリプトをCygwin上に書いてもいいんだが、きっと誰かがグッドラッパー化しているに違いないと思って探したら、見つけたのがヴァルヘルIPコンフィグ(vIpcfg)。他にもいくつか類似のソフトがあるらしいけど、コマンドラインオプションで切り替えができること、IEのproxyなんかも一緒に切り替えられることなんてトコロがいい。

そういえば、ThinkPadにはこの手のツールが標準でついてくるんだっけ? ノートPCにはすべからく添付すべきだよなー。

ブックマーク八分対策にP2P

「ブックマーク八分」の恐怖という記事を見かけたので、しばらく前に考えたアイデアを書いておく。たしかetoさんには吹聴したような記憶がある。

きっかけは、昨年yucoさんがブックマークCGIはないのだろうかという日記を書いたこと。上のような意図的な隠蔽工作までいかないまでも、他人のサービスにデータを預けることには不安がある。かといって、ソーシャルブックマークはソーシャルだからこそ面白いのであって、自分のデータしかないブックマークCGIを設置できてもあんまり嬉しくない。

データは手元にあるが、ソーシャル的な要素もある、そんなツールがあればいい。そういう用途には、やっぱりP2Pだよな、と思うわけ。ソーシャルブックマークの場合、同一タグのブックマークは「見つかればめっけもの」という類のものなので、検索結果のリアルタイム性や完全性を期待できないP2Pでもなんら問題はない。P2Pネットワークに放流した情報は消滅しないので(このあたりはWinnyライクな実装を想定)、「ブックマーク八分」も起こりようがないから「安心」だ。

残念ながらおれにはP2Pがらみのスキルがないので実装できないんだけど(そもそも最近は時間もない)、誰かこのアイデアを形にしないかのぅ。

Tags: sbm p2p