2005-10-11(火) [長年日記]
■ るびま0010号
とりあえず軽めの記事だけ読んだ。次号が出るまでに全部読めるだろうか……。
ebanさんのインタビュー、いい意味で投げやりっぽいのがいいなぁ。これくらいクールじゃないと、物事は長続きしないんじゃないかね。
■ これからどんどん訃報を目にすることになる
「history.comでなんでもコマンドラインから派」だったおれは、FDに限らずビジュアルなファイラーはほとんど使ってなかったから(どうしても必要なときはVzでやってたような)、出射さん個人にはあまり思い入れはない。しかし、「ついに始まったか」的なショックはある。
おれが「パソ通」やってた頃は20代前半だったから、当時すでに"フリーウェア"活動をしていた人たちはもうちょっと上の世代だとすると、今はもう、そろそろ50〜60代にさしかかろうというところだろう。平均寿命が70〜80歳とはいえ、この世代からも亡くなる人が出始める。これからどんどん、DOS時代に一世を風靡した人たちが逝去しはじめるはずだ。もちろんおれも、だんだんそのあたりに足を突っ込み始めるわけで。へこむなぁ。
でもまぁ、そんなとき、出射さんのように「××の○○さん」という呼ばれ方をされるのであれば、いちおう満足ではあるかな。いま死ねば「tDiaryのたださん」と呼んでもらえるのは間違いないだろうが、10年後、20年後にもそう呼んでもらえる保証はない。もうちょっと何か作らないとな。
■ category_to_tagプラグイン(2)
昨日の続き。
こういうプラグインがすぐに書けるのも、categoryプラグインが単純なカテゴライズ用ではなく、複数のラベルを付ける仕様(まさしくタギング)になっていたことが大きい。リスペクトは忘れないようにしないとな。以前にも書いたが、Hikiにもタギングの機能があったし、ずっと前からこの手の実装はあったのだ。Ajaxと同じで、名前が付いたというだけの話である。
yucoさんが指摘しているように、日記の場合はその日の最後にタグがまとめられてしまうので、セクションの意味が失われてしまう。現仕様だと、BlogKitの方が使いやすい。users:2.1系開発項目にある、section_enter_procとsection_leave_procを実装すればセクション単位にいろいろ埋め込めるようにはなるんだけど、これだけのためにフックを増やすのもなぁ。他の使い道のアイデアがあればすぐ実装するかも。
あと、TrackBackでカテゴリ指定文字列が送られてしまうのは、どっちかというとtb-sendプラグインの手抜きだったので、そっちで直しておいた。
自動タグ抽出APIについてはishinaoさんから反応。でもそのAPIだと、すでに公開されているテキストしか対象にできないんだよね。TagyuのAPIは、URLだけじゃなくテキストも与えられる(それもRESTなGETで!)という大胆仕様なので、編集中のエントリをその場で解析させられる可能性がある。こうじゃないと、ウェブログ向けのタグ抽出には使いづらい(まぁ、それっぽいゲイトウェイを書けばいいんだが)。
追記
TrackBackしてから20分で実装されてしまった_| ̄|○
これを利用するにはAjax使わないといけないんだよな。誰か書いてケロ。
http://tdiary.ishinao.net/20051011.html#p01
いしなお!
[MM][タグ][API] タグ自動抽出API (13:46)
テキストからキーワード抽出できるようにしてみました
http://sho.tdiary.net/20051012.html#p04
ただのにっき
category_to_tagプラグイン(3)
さらに昨日の続き。 思いのほか使ってみたという人がいたので、セクション単位にタグ情報を出せるよう、section_enter_procとsection_leave_procを本体に実装してみた(2.1.3.20051012)。ついでに対応版のcategory_to_tagはcontribパッケージに入れてしまった。 これで日記..