2005-05-26(木) [長年日記]
■ エンベディング (未来の文学)(イアン・ワトスン)
ここに出てくる「埋め込み言語」って、『神狩り』に出てくる神の言語と同じようなもんだよね? と思ったら、解説に同じ言及があったよ。
なんて感じなので、言語SFかと思って読んでいたら、途中からファーストコンタクトものになって、なんだよ、だんだん面白くなってきたぜと思いきや、突然、別人が書いたように下手なニューウェーブSFになってオチてしまった。なんじゃこら。まとめる力がなさすぎだ >ワトソン
というわけで、中盤まではけっこう面白かったよ、うん。結末は自分で考えたほうがいい。