2004-02-26(木) [長年日記]
■ 忙しい
1.5.7リリース宣言をしたとたんに、なんだか忙しくなってしまった。夕べも深夜まで働いてたのに、今日は8時出社だよ。-develにまた10通ちかく未読がたまってるし、原稿も書けないじゃん。
昨日のミーティングによれば、来月はもっと忙しくなりそうな予感。こりゃ、肉の日リリースはないね。
■ メールの宛名に「様」をつけるか
サボりサボリ日記に面白い話題があった。メールの宛名のアドレス以外の部分(なんて言うんだ? phraseでいいのか?)に、「様」をつけるのは当たり前だと思っているという話。面白い。実に面白い。
これ、返信用はがきの「行」を消して「御中」に書き換えるような行為だよね。どうみても日本で、それもかなり最近生まれた風習だろう。特に営業系の人たちがこういう使い方をしているのは知っていたけど、「当然」と言われるとかなり違和感があるな。
おれは古い体質なので、いまだに自分のPhraseはローマ字で「TADA Tadashi」だし(日本人相手と外人相手でphraseを切り替えるなんてまっぴらごめん)、もちろん返信時に「様」を付けたりしない。そもそもE-mailのマナーを教わった時、「E-mailは無駄を省いて簡潔に。時候の挨拶などいりません」と言われたのを鵜呑みにしたままなので、「様」も明らかに「無駄」の範疇だな。
整理すると、「手紙」の文化を「E-mail」にまで延長していいのかという問題か。E-mailを出すときに、「手紙の代替物を出す」と考えているか、「手紙でない何かを出している」と考えるかの違いなのかな。「日記書いてるけどウェブログじゃないから」とか言うのに似た、新旧文化のぶつかり合いだ。
でも、さらに新しい携帯メール文化によって、簡潔であったはずのE-mail文化すら過剰に感じられる昨今(携帯ではphraseの役割は受信側のアドレス帳に任されてしまう)、こんなこと気にする意味はすぐになくなるんじゃないの、という気もするが。
つーか、
From: TADA Tadashi <sho@spc.gr.jp>
で出したメールが
To: ただただし様 <sho@spc.gr.jp>
になって返ってきたら、一瞬「ぞわっ」てするかもなぁ、おれ。
To: に「様」は入れたくないですね
やっぱりFrom:に「様」でしょう。
それなら返信時に書き換える必要なしですね:-)
単なるアドレス帳の管理方法じゃないでしょうか。相手に敬意を持っての「様」ではなくて、アドレス帳を見やすくするための「様」。「(会社名)氏名」で登録してるひともいますよね。
To: を名前とみるか、住所と見るかの違いかもしれないですね。
少なくとも元記事はそういう文脈じゃないと思いますが >kdmsnr
アドレス帳に「様」を付けたからって見やすくなるとも思えないし
個人と法人を区別してるのかもしれません。(個人だと「様」で法人だと「御中」とか)
まあ、たいては名前を見れば区別つくと思いますが...
話がそれますが、私がもらったメールの宛名に tpircs(笑 というのがあってちょっぴり悔しさを覚えました。笑えましたけど。
それはちょっと寂しいかも……
Beckyのには返信の宛名に自動的に「様」をつけるプラグインなんてものがあったような…
お客さんの名前が呼び捨てだとやっぱり何となく気持ちわるい気はするんですけど、やるならphrase削りたいですね。やってないけど。
人によっては気にするようなので、迷ったらphraseを削るようにしてます。
こういう面倒な慣習って、暇な人基準に形成されてしまうから厄介なんだよね。
いちいちフィールドを書き替えるなんて、毎日毎日何百もメールを書いている人にはやっていられないわけで。
どちらにしても気にする人はいると思うので、自分が気にしないことにします。
たださんがいうところのphraseですが、RFC2822の「3.4. Address Specification」によると「display-name」ですね。
その話は翌日のツッコミ欄に出てるでござるよ >h12o
がーそ。
今頃のツッコミすみません。今日ひょんなことから知ったのですが、私の会社では新人研修のとき「メールの宛名には"様","殿"をつけないと失礼です」と教えているらしいです。こうやって世の常識になっていくんでしょうか。私もメールの本文ないに書くならともかく、Toのオマケにはいらないような気がしますヨ。