2003-12-11(木) [長年日記]
■ 不動の4番打者(キャッシュ・分岐予測の重要性)
たるさんのパソコンフィールドの最新記事。自他ともに認めるハードウェア音痴であるおれでもけっこう理解しながら読めるので、最近楽しみにしている。PC Watchの後藤記事を半分以上すっ飛ばしているのに比べると、驚くべきことである。実証主義なのがいいんだな、きっと。
で、今日のはまた実感に即していて、うなずくことしきりである。おれも、ふと気がつくとCeleron 2GHzマシンからC3 800MHzのサーバにsshしてなんでもやってるという状況なので、「いったいこのマシンは何のためにあるのか」と自問することが多い。まぁ、rubyをコンパイルする時なんかはありがたいんだけど、そういう時だけどっかからCPU資源を借りて来れればいいんだよなぁ……というのがSONYのCell思想か。いや、SONYじゃ困るんだが(何がだ)。
■ Migemo導入
そう言えば、昨日のw3mmeeつながりでw3mの設定をいじっていたら、いつのまにかMigemo対応版になっていたので(気づくのがえらく遅い)、さっそくapt-getしてみた。……が、職場のLinuxマシンはPentiumII 266MHzなので、検索を開始してから数秒間、うんうん考え込んでからやっとカーソルが飛ぶアリサマ。
うっ、うっ……便利だけどイマイチ使えない……。実装方法が実に富豪だからなぁ。やっぱCPUは速いにこしたことはない(前セクションで言ってたことをもう忘れたもよう)。
■ tDiary: spam対策(2)
けっきょく、もっとも手数の少ない方法で対応してしまった……ダメすぎ。最近なんか、複雑なことを考えられなくなってるんだけど、なんなんだろう。老化?
でも、squeeze.rbに入れた改造はちょっとcoolかもと思った。自分で。
>まぁ、rubyをコンパイルする時なんかはありがたいんだけど、そういう時だけどっかからCPU資源を借りて来れればいいんだよなぁ……
distcc <http://distcc.samba.org/>
オモコンでも利用できるようになっていますが、便利らしいです。
distccは知ってるけど、「誰に」CPU資源を借りるかという問題は解決してくれないのよ(笑)
C3 800MHzのサーバでビルドする時に、Celeron 2GHzマシンも働かせる、って話かと思ったのですけど、そういう話ではない?
一般化するなら、SETI@homeみたいにみんなでCPU資源を共有するグループを設立するとか。
いや、コンパイルさえなければCeleron 2GHzはいらないんじゃないか、という話。
今更ですが、cmigemoとかいかがでしょうか?
(自分は使ってないのですが)
cmigemo、存在は知ってるんだけどコンパイルがめんど(ry