2003-11-01(土) [長年日記]
■ カフェカブ
台数は多いが、盛り上がりに欠ける。そろそろ潮時か。楽しい「村」気分の時期は終わったのだろう。 詳しいことは、帰ってからTourist!の方に書こう。
■ iTunes for Windows
やっと出たと聞いたので、さっそく夕べ試してみたんだけど、 インストーラがこけちゃってダメ。
1607: InstallShield Scripting Runtimeをインストールできません
だって。WindowsでiPodを使っているなら、「これでMUSIC MATCHからおさらばできる〜」と小踊りしているところ。なのにこの仕打ちはなんですか。メッセージからしてAppleのせいというよりはInstallShieldのせいっぽいけど、どうせ無駄に凝ったインストーラを作ったからに違いない。こんなメッセージ初めて見たよ。
実は、Appleのソフトがうまく動かず、悔しい思いをしたのはこれが初めてではない。NT4.0を使っていた頃のQuickTimeがそうだ。こっちはインストールはできたが、動画を再生しようとするとこけてくれた。おかげでQTムービーは見たことがない。
というわけで、世間一般の評価は知らないが、おれの中でAppleのソフトウェアに対する評価は最低ランクである。どんなにユーザインタフェースが優れていても、動かなけりゃ評価のしようがないじゃないか。おれにiTunesを使わせろ〜!!
■ 日本語KNOPPIX 3.3
えー、ディストロ遍歴はやめたはず……だったんだけど、まだやってたりして。今日はKNOPPIXを焼いた。いや、Debianベースだし、使ってみていい感じなだったら、これをHDDにインストールして、育ててもいいかな、と。
で、最新の3.3、カーネルも2.4.22ということで、NICもビデオも、いっさい問題なく認識してくれた。字もきれい。以前、3.1を試したときはそれほど感銘を受けなかったけど、3.3はいいな。気に入った。
さっそく日記をKNOPPIX上から書いてみたりして。
■ iTunes for Windows(2)
わかったわかった。まじめにやります(笑)。
whitebugさんの教えてくれたページの先と、jounoさんが指してる先は同じInstallShieldのサイトだけど、obosoleteっぽくて肝心のリンクが切れている。
まぁ、探せば別のファイルが見つかるんだろうけど、他の方法はないかと思ってエラー番号とメッセージでGoogleしてみたら、けっこう情報がある。ざっと5つくらいの回避策が見つかったけど、楽なのはどれもダメ。最後に「Administratorでログインしてインストール」という技を試してみたらうまくいった。
でも、最初に試したユーザはAdministoratorsグループに入れてあるんだから、結果が違うこと自体がおかしいよなぁ。まぁ、InstallShieldのバグらしいので、Appleには濡れ衣だったか。でも、iPodソフトウェアのインストール時にも同じ問題が発覚していたらしいから、回避策のとりようはあったはずだよな。やっぱ怠慢には違いない。
で、肝心のiTunes、MUSIC MATCHよりは200%くらい良い。でもやっぱ、メモリ128MBのCrusoeマシンには重いぃぃ。kitajが教えてくれた電磁転送K/Kiに乗り換えるか。
2003-10-31(金) [長年日記]
■ ハル・クレメント逝去
あぁ、また一人……。
■ tDiary: さきっちょ
作者が一番の腰抜けなので、いまごろ最新版に追いつく。例の「リンク元消失」はどうやっても再現できなかったので、追跡断念。またいつか会おう(会いたくねーよ)。
ついでに@cache_pathを設定して、各種キャッシュファイルを別パーティションに逃がしてみた。キャッシュファイルは実質的にバックアップの対象にしなくていいので、他のデータファイルと違うところに入れておくと、世代バックアップのための容量が減らせる。tDiary.Netでも導入した方がいいかも(←とか書いておくと第二がチャレンジするに違いない)。
そうだ。1.5.6を出したら、第一も1.5系に移行するか。
■ 米軍住宅が近いので。
帰りの電車から一緒に降りる乗客に、青い魔法使いが混じっているくらいは許そう。
前から歩いてくる、180cmはありそうな白人の大女に、猫耳がついているのも見逃してあげよう。
だが、暗闇からスターウォーズのトルーパーがぬっと現れるのは我慢できん! マジで怖いっつーの!! そういうのは幕張でやれ〜。
そんなハロウィンの夜。
2003-10-30(木) [長年日記]
■ 名古屋
今日はふたたび名古屋。でも、名古屋滞在時間は2時間くらいという……。
■ tDiary: ruby 1.8.1対策
1.8.1 preview1を待ちきれずに(?)、cvs upしてはまっている人が何人か……。
yieldの引数にArrayを与えたときの挙動が変わった影響で、tDiaryは動きませんぜ。夕べ、IRCで相談しながら修正、commitしたので、HEADならおそらく動くと思われ(でもsf.netのanon cvsは最新をキャッチアップしてないという罠最近は追従が早くなったらしい)。
しかしその間、「今日のリンク元」情報が消滅するという謎の挙動も観測されたので(再現できず)、なかなか安心できないのであった。これはrubyのせいじゃないな。なんだろう。こないだのkitajパッチの影響か? 例によって忙しくて尻尾を捕まえてる時間がとれない。
■ 名古屋(2)
帰りは500系だったよ!! わーい。
そう言えば以前、500系をほめ称えた時に、いろいろ反応をもらった。「700系は見る角度によっては悪くない」とか「700系は洗練された空力デザインだ」とか「500系は狭いから太っているとつらい」とか。最後のなんて、まったくお気の毒としか言いようがない。ホントに狭いよな、500系。
しかし、あの時わざわざ正しい未来の列車と書いたのを見逃さないでほしい。500系が走っているべきなのは、ビルの間を透明なチューブがつなぎ、人々が銀色のジャンプスーツを着ていて、太っているのは金持ちだけ……という、あり得なかった21世紀なのである。この未来において、700系のようなデザインの列車は「ありえな〜い」んじゃよ。
■ tDiary: コメントspam対策
MTを標的にしたコメントspam/TrackBack spamが最近話題になっている(HotWiredなど)。tDiaryはまだターゲットになるほどメジャーじゃないけど、手動ツッコミによるspam行為は、おれ自身すでに体験している。
というわけで、users:ToDo2.0にspam対策を入れておいた。方向性としては2つあるだろう。
ひとつめは、spamerの期待を裏切る作戦。これは上記Wikiページ内にもツッコミがあったけど、GoogleでのPageRankを上げるというspamerの目的を逆手に取る。似たような目的の行為としてishinao.netで取り上げられたネタがある。これを阻止するには、Googlebotにリンクを見せなければ良い。tDiaryではすでにbotのUAを登録できるので、ツッコミ本文中のURLをリンクに変換するのを、botの時だけ抑止すれば良い。これはすぐにでも実装できそうだ。blog界隈で問題になっている、TrackBackによる不適切なPageRank上昇にも対応できる。
しかし、コメントspamを投げ込んでいくのはプログラムだ。一度に多量の投稿があるだろう。いくら相手のPageRankを抑制できると言っても、投げ込まれたspamを無視したり、ちまちま削除していくのは気が遠くなる。そこでふたつめの方向としては、フィルタリングが上げられる。やはりishinao.netの記事が参考になる。spamを、投稿した本人にだけ見えるようにしておく、というアイデアはなかなか笑える。
tDiary的には、まだ被害がないこともあるので、インタフェースだけ用意しておけばいいかな、と考えている。ツッコミを受け付ける部分に穴を空けておいて、あとからそこにフィルタを接続できるように。フィルタとしては、ブラックリストを手動登録するとか、ブラックリストサーバに問い合わせるとか。ベイジアンフィルタを使うという手もあるだろう。フィルタの設定を、プラグインでできるようにしておけば、あとは柔軟に対応できる。
……というのを、2.0には仕込んでおきたいなぁ。YAGNIには反するけど。
◆ whitebug [http://www.mohea.com/mike/words/000312.html が参考になればいいんですが…..]
◆ おが [私はWindows XPにインストールして問題なかったっす。ま、Macを買うという手もありますが....]
◆ zoe [Appleは餅の絵を描くのが上手なんですよ。]
◆ jouno [これでしょうか。http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/Tec..]
◆ kei [itunes for winのインストールについて同様にトラブルが起こったんですが対処方法を教えてください]
◆ ただただし [『「Administratorでログインしてインストール」という技を試してみたらうまくいった』って書いてあるんですけ..]