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ただのにっき


2002-12-04(水) [長年日記]

左利きカーソル(1)

だいたい、マウスの左右のボタンの役割を入れ替えられるようにしているくせに、カーソルの形状は右利き仕様のままで変更できないっつーのはマヌケすぎるんじゃないのか。Microsoftがこれを実装していれば、GnomeやKDEは間違いなく追従していただろう(笑)。ボタンを入れ替える必要のないMacではどうなっているのか、興味のあるところである。

それはさておき、kjanaさんの情報を試してみた。夕べの話だけど今日の日記に書いておこう。

% cat ~/.Xdefaults
KTerm**pointerShape: top_left_arrow
% xrdb ~/.Xdefaults
% kterm

なるほど。Iビームが矢印に変わった。しかし、当然のように「top_right_arrow」なんてのはないのだ。カーソル形状を変えないと意味がない。

左利きカーソル(2)

続いてかずひこさん情報。なるほど、フォントが使われているというのは聞いていたけど、こうやって入れ替えられるのか。関連情報がないかと思ってGoogleしたら、見覚えがある人のサイトが引っかかってなんか笑えた。

このcursor.bdf、拾ってきて中身を見たら、なんとなく雰囲気はわかる。top_left_arrowのデータは、2進数に変換するとこんな感じだ。

11............11
1111............
.11111..........
.1111111........
..11111111......
..1111111111....
...11111........
...11111........
....11..1.......
....11...1......
.....1....1.....
.....1.....1....
............1...
.............1..

これの左右を反転すれば、望みのカーソルが手に入るのだろう……が、いわゆるホットスポットはどこで設定するんだ? このまま反転したら、ポイントする場所と矢印の先っぽがずれてしまう。Windowsのマウスカーソル(*.cur)にはその手の情報があるんだけどな。

もうちょっと調査しないとあかんのだが、夜はなかなか時間が取れない。それにしても、「X」というキーワードは検索エンジンに対して無効すぎるのが痛い……。というわけで続編はまたこんど。

tDiary: 長年日記

越年日記の方がいいとな。うーん。どっこいどっこい、かなぁ。本当なら元ネタの「10年日記」がいちばん意味が通じやすいんだけど、10年と決まったわけでなし、だからといってhns由来の「n年日記」では理系臭すぎる。ラベルだけなら動的に「2年日記」とか「3年日記」と表示することはできるけど、「マニュアルに書ける機能名」にはならない。

けっきょく「長年」にしようと決めたのは、「長年日記つけててスンマソン」という、日本人らしい奥ゆかしさを感じることができるからなのであった(ちょっと嘘)。

りんかい線

大井町に出張だったので、帰りは新しく開通したりんかい線に乗ってみた。これで新宿まで出れば乗り換えは1回で済むし、始発で座って帰れるし、駅はピカピカだし、なんだかSuicaが使えなさそうな雰囲気だし(使えるけど)、架線はまだ銅の色そのままだし、新しいってのはいいもんですな!

しかし、埼京線に接続するのは1時間に2、3本しかない罠。ちょうど大宮行きに乗れたけど、逃したら泣けるぞ、これは。しかも、新宿のホームはかなり遠いところだし、夕方の小田急はメチャ混みだし、横浜線経由で帰ったのとたいして変わらぬ所要時間であった。もくろみ通りにはいかないものだ。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

ずんだあん [あはは。おまけに役にたつこと書いてなくてスミマセン。 カーソルをでっかくすることはできるんですけど、xmbdfedだ..]

かずひこ [え、文字単位の画面でできなかったっけ?>xmbdfed あとは、 http://openlab.jp/efont/s..]

かずひこ [xmbdfed で眺めてみたら、(0,-1) な場所が、ホットスポットみたい。なので、その点で左右反転したようなグリ..]

ずんだあん [せんせい!できました! xmbdfedでchar84とchar85を反転して平行移動させたら一部のカーソルが右上向き..]


2002-12-03(火) [長年日記]

CygTerm(2)

たしかに、irbと相性が悪い。行編集とか、ぜんぜんできないし、変なタイミングで突然落ちちゃったりするし。readlineとのからみ?

と思ったけど、おれのはmswin32版だった。cygwinじゃないからあんまり意味なしか? 第一、Windows上でirbってほとんど使ったことがないので(普段はほとんどLinuxにsshしているため)、比較ができないのであった(そもそもreadline.soがないじゃん……)。

追記: コマンドプロンプトだと問題ないし、そこでbashを起動してからirbを動かしてもちゃんと動くので、やっぱCygTermの影響か?

Wiki

オープンなWikiは、そうそう消されたりイタズラされたりするものではない、と思っていた。人間、「何やってもいいよ!」と言われると、逆にちょっと尻込みしてしまったりするものだ。そういう意味で、Wikiというのは訪問者にとってけっこう敷居が高いはずである。

……とは言え、そんな法則は絶対ではなく、実際に消された事例なんかを目の当たりにすると、ちゃんとした対策も必要だよなぁ、と思う。Wikiと対比してWebDAVの名前があがったりするのも、そういう背景があってのことだろう。でも、WikiとCVSを連動させるというアイデアはけっこう見かけるけど、実装を見たことがない。海外にはあるんだろうか。

そういえば、最近Ruby/CVSを見ていたんだけど、これって子プロセスでcvsを動かしてるのか。そう言えばCVSにはAPIがなかったような……。ふぅむ。

tDiary: HEAD

ようやくパッチを読みきったので、うちも長年日記対応版にアップデート。もう3年になるから、読み返すとけっこう面白い。2年前の今ごろは、ちょうどKondaraを入れたばかりで、右往左往の毎日であった。

そういえば、この宿題はいまだに解決してなかったよ!!

第2のtDiary.Net

ここは「の」を取って「第2 tDiary.Net」と呼びたいところ。第1が滅んだあと、帝国をふたたび勃興させるために隠しておくのだよ(ちゃう)。お尻に「市」をつけると別のアニメになっちゃうので注意。

というわけで(本題)、しんちゃんがやる気になってくれたみたいなので、喜ばしい。なにせ光が来てるサイトだし、余力あるよねー。

リストのうち最後の項目さえ守ってくれれば(笑)、あとはなんとかなると思う。1.5系を使うというのはなかなか度胸がいるけど。ついでに英語版も使えるようにして、外人に貸し出しちゃったら?(笑)

「別のサーバーだということをわかりやすく」ってのは、例えば「hoge.s2.tdiary.net」とかかな。おれは別に分けへだてなく「hoge.tdiary.net」でもいいかって思っていたんだけど。これならサーバ間の引越しもURL変更なしでできるし。しんちゃんにこだわりがなければ、その他のサービスも全部www.tdiary.netのものをそのまま使ってもらっていいし。たぶんうまく連携させられると思う。

トヨタカップ

胸のつかえがやっとおりる。「ロベカル == ミニ・ミー」。

本日のツッコミ(全7件) [ツッコミを入れる]

Before...

kjana [そういえばうちのは [xk]term と emacs では KTerm*pointerShape: top_l..]

akr [Ruby/CVS はローカルリポジトリに関しては cvs は呼び出さなかったような... (すでに記憶が薄れかけ)]

ただただし [あうっ、そうなんですか。もうちょっと真剣に読みます……]

akr [記憶を手繰ると... たしか、最終的には cvs clone を目指していたはずで、 そのために、rcs の部分は ..]

しんちゃん [別のサーバーだということをわかりやすく というのは何か障害が起る場合「私はどっちのサーバーだっけ?」とかあると困るか..]

かずひこ [↓とか参考になりません?>宿題 http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/X-Big-Cur..]


2002-12-02(月) [長年日記]

CygTerm

Windowsでコマンドラインを使うとき、もちろんCygwin上でzshなわけだが、Terminalをなんにするかという点でいろいろ困っていた。期待する機能はこんなところだ。

  1. ウィンドウサイズを選べること(100桁x40行くらいにしたい)
  2. 日本語が表示できること(日本語ファイル名は使えなくていい)
  3. 他のホストへはSSH2で接続したい

Cygwinのrxvtは日本語表示に難がある。NT系なら標準のCMD.EXEがだいたいこの条件に合致してるんだけど、端末制御をされるとかなりダメ。もちろんLibrettoに入っているWindows MeではCOMMAND.COMが80x25なので話にならない。

じゃあリモートアクセスではどうかと言うとPuTTYが順当なところなんだけど、どうも操作性やらVJE-Deltaとの相性が悪くて選択できない。やっぱ、使い慣れたTeraTermが使えるといいよなぁ、と思っていたんだが、いずれにしてもリモートだとtelnetdやsshdを立ち上げるのも面倒だし。しかたなくWindows2000ではCMD.EXE、Windows Meではrxvtで我慢していたのが今日までのアタシ。

で、ゆうべ雑感経由でCygTermの存在を知り、ちょうどIRCにいたHSBTさんを捕まえてコンパイルしてもらい(笑)、先ほどW2K上でちょっと試してみたんだが。これはいいよ!! 上記条件の上2つは完璧だし、SSH2だって、その中からCygwinのOpenSSHを使えばいいから、ssh-agentが利用できるようになってむしろありがたい。決定版やね。

帰ったらMe上で試してみなきゃ。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

HSBT [使えたみたいで良かったです。僕も使ってみたのですが、sshdとかをいじらなくて良いので便利ですよね。 作者に感謝。]


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