2002-03-03(日) 6974歩 [長年日記]
■ Asumi RC2(5)
/etcを移行してないということは、使えないサービスが多いということだ。今日もデジカメの写真をノートからscpで移そうとして、sshdが動いていないことに気がついた。通常はパッケージを入れて旧/etcを移行するだけでOKなはずなんだけど、昨日、RPMのDBを壊したせいで実態とずれている状況を修正してやらないといけないのでひと手間多い。
というわけで、脱線が多くてなかなかやりたいことが進まない状況なのである。とほほ。
■ カブたすきリレー
というわけで、たすきを受けとりに行ってきたわけだが。幸いにして曇っていたので昨日よりはずいぶん少なかったけど、やはり花粉は舞っている。受渡場所の京王稲田堤まで約20km、文字通り泣きながら走った。おまけに油断して薄着で来てしまったので、かなり寒い。く〜。
鶴川街道が予想以上に混んでいて、例によって遅刻。どうもカブつながりの集会には遅刻する傾向が……。まぁ、みんな最近はそれを見込んでくれているようなので良いのだが(良くねーよ)。松岡さんはすでにデニーズで待ってられたので(待たせちゃってすみません)、昼食がてらカブ談義。
松岡さんとは初対面じゃないけど、こうやって「カブ」という共通項だけで全国の人々がつながっていくのは面白いだろうな、と思う。次はどうも沼津になりそうなのだが、ほぼ間違いなく初対面の人だろう。今から楽しみである。
……が、次のリレーはできれば花粉が飛ばなくなってからにしたいという気も(笑)。
■ Asumi RC2(6)
courier-imapを入れて、出たばかりのSylpheed 0.7.3の具合を試していたら、cronから「mknmzが動かんぞ、ごるぁ(意訳)」というメールが届いていた。あぁ、そうか。namazu入ってないじゃんねぇ。ということで入れた。
それにしてもMTAが動かないうちは眠れまい。返事を書かねばならないメールもあることだし。ということでpostfixの設定を開始。といっても、/etc/postfix/main.cfのmyhostnameだけ書き換えたら動いてしまった。楽勝だなー。
しかし、今までのfetchmail→SMTP(qmail)→procmailというのはあまりに冗長。postfixは純粋に送信だけに使うとして、受信は直接やってしまおう。
いままで~/.fetchmailrcには、以下のような指定があったのを、
smtphost spc43.tada
以下のように変更する。
mda procmail
以上。って、それくらい早くやっとけばよかったのでは……。
2002-03-02(土) 709歩 [長年日記]
■ Asumi RC2(1)
まずはバックアップ。こないだAsumiを入れようとして挫折、かわりにOGL2を入れたspc29号機がバックアップ先。バックアップファイルがでかすぎてtarできなかった前回の教訓を生かし、今回はrsyncを使う。
ただし、通常はsshdがrootでのログインを許可しないので、spc29の/etc/ssh/sshd_configの「PermitRootLogin」を「yes」に変えておく(もちろんsshなんて使わないという選択肢もアリだけど)。
あとはがしがしバックアップ。
# rsync -e ssh -rlpogtv /etc /var /home /usr/local spc29:/var/backup/
■ Asumi RC2(2)
バックアップ中は暇なので、ガメラ2のDVDを見始めたらハマるハマる。ロゴ作るどころの話じゃないよ(笑)。
さて、インストール開始。ワークステーションを選択して、GnomeとKDEなどを選択。順調にパッケージが入っていく。やっぱ、以前spc29に入らなかったのは、DVD-ROMドライブとCD-RWメディアの相性の問題だったようだ。
……で、なぜかXの設定画面にはならずにインストール完了。あれ?
その後、rootで入ってXconfiguratorを実行するも、Maryと同様にSEGVる(泣)。うぇーん、やっぱこのマシンはダメだ〜。
さーて、どうしようかな。こんな腐れマシン捨てて、spc15でWindowsと同居させようか。
■ Asumi RC2(3)
えーい、こんなPC捨てじゃ。SiS630逝ってよし。
ということで、IWill BD100にPentiumIII866を積んだ旧マシンに引っ越し。メモリとディスクを入れ替えてインストール開始。
って、なぜメモリが256MBまでしか認識されないのだ。BD100は1GBまで搭載可能。DIMM 4スロットだから、もしかし1つのスロットあたり256MBまでとか!? そうかも。がくー。512MBなDIMMが宝の持ち腐れか?
まぁいいや、そのまま進む。インストールは順調に終わったので、バックアップから/homeと/varを戻す。
……と思ったら途中で止まるし。なんだこれ。バックアップ先のマシンのeth0が死んでる。on boardのNICなんだけど、何使ってんのかな……と思って調べると「RTL-8193」。カニさんですね。ダメですね(泣)。
IRCで帯域を絞れと言うアイデアをいただいたので、10Mbpsのハブを持ってきてつなぐ。これで10GBのバックアップを戻すのか……だりぃなぁ。メシ食お。
■ Asumi RC2(4)
/varをバックアップから戻して上書きした結果、rpmのデータベースがMary状態にというひでぇポカをやらかしてしまったが、パッケージの入れ替えの時に注意すれば大丈夫なような気がするのでそのままにしてしまった。怖いなぁ。
/etcはさすがにそのまま戻せないので、明日以降、徐々に戻すとしよう。今日はnamedとntpdだけ。Apcheがうまく動かん。あと、MTAはpostfixに乗り換えようと思っているので、それが済むまでしばらくはメールが出せない:-P
デスクトップ環境はKDEにしてみた。たいていOSを入れ替えると、最初にKDEをトライする。けっこう好きなのだ。しかしMaryのKDEは不安定でぜんぜん使い物にならなかった。だからGnomeを使っていたのだが、AsumiのKDEはかなりいいぞ。AAもきれいだし、アプリが落ちることも少ない。これなら常用してもいいかも?
……といいつつ、動いているのがGTK+で作られたものばかりというのはどうよ(笑)。
2002-03-01(金) 7600歩 [長年日記]
■ Ruby 1.6.7-preview2
preview1の時はテストできなかったけど、preview2が出たのでこっちはお試し。
といっても、今まで使ってたSPECのバージョンを変えてビルドして、入れ替えて、tDiaryが動いていることを確認しただけだけど。環境はSushi。rename.rbが削除されたので、Kondara用SPECに付属のruby-nolocal.patchが一部あたらないのを修正した他は問題なし。
■ tDiary: 1.4?
ゆうべ#tDiaryで「1.4はいつ出すのか」と聞かれた。そうは言っても、おれはリリース時期を明言して自分の首を締めたりはしないから(笑)。
でもまぁ、計画を書いておくと。
いまのスナップショットが問題なければ、それを1.3.4にする予定。で、その次は記述フォーマットや保存フォーマットの差し替えを可能にするという大改造に取りかかろうと思っているので、1.3.4とそれ以降は大きく変化するはずだ。
……となると、1.3.4をそのまま1.4.0にしてしまった方がいいのではないか。1.4のmain featureとしてはプラグインがあるわけで、バージョンアップには十分な理由だろう。むしろ、安定してきている1.3系をさらにいじるよりは、新しいブランチを起こした方がいいかも知れない。ちょうどSourceForgeに移行したこともあるし。
というわけで、現状のまま1.4にする可能性大。今後の開発計画で完了していないものはそのまま1.4回し……にされたら困るという人は、今のうちにリクエストしておくとよろしいかと。
■ tDiary: 本日のcommit
mod_rewriteによるURL書き換えに対応するため、anchorプラグインを実装。コイツをうまく使うと、従来の「?date=YYYYMMDD」なんていかにもCGI然としたURLじゃなくて、「YYYYMMDD.html」なんてのが使えるようになる。試しにMary日記に適用してみた。ただし、添付のプラグインはまだ未対応。
これを試すために、しばらくのあいだtDiary.Netが不安定になってしまったことをここでお詫び……って、ここでしてどーする。でもすまぬ。mod_rewriteって難しいなぁ。
これに伴って、myプラグインも実装。mod_rewrite対応してるサイトから対応してないサイトへの引っ越しで、今まで使えてたURLが使えなくなると自サイト内リンクさえ切れてしまうので。ぜんぜん説明になってないが、まぁ、そういうことだ(笑)。使い方は今夜書きます。
■ tDiary with mod_rewrite
といっても別に両者が連携するわけではないのだが。
まず、mod_rewriteでtDiaryのURLを「?date=YYYYMMDD」から「YYYYMMDD.html」に変える方法。httpd.confを以下のように(/diary/が日記のディレクトリとする)。
RewriteEngine on RewriteRule ^/diary/([0-9]+)\.html$ /home/httpd/html/diary/index.rb?date=$1
以上。
■ これで「YYYYMMDD.html」でアクセスできるようになるのだが、日記に埋め込まれた段落アンカーがまだ「?date=YYYYMMDD」を指している。これを変更できるようにするのがanchorプラグイン。
デフォルトでは標準のアンカーを生成するようになっているので、自分で新しいルールを生成するプラグインを書いて置き換えればよい。
def anchor( s ) if /^(\d+)#?([pc]\d*)?$/ =~ s then if $2 then "#$1.html##$2" else "#$1.html" end else "" end end
■ 明日から独身
明日から4日間、かみさんが友だちと旅行に行ってしまうので、4日間ほど独身状態になる。こういう時はアレだ。Asumi RC2を入れよう。いよいよAsumi日記にするぞ。
……なんて言ってると、Kondara 2.1が正式リリースになるような気がする。すごくする。この強烈な予感はなんだ?(笑)
◆ ただただし [↑意味不明やがな……]
◆ かずひこ [私のような hns からの乗換え組のために、 ?yyyymmdd => ?date=yyyymmdd ?yyyymm..]
◆ ただただし [というわけで、かずひこさんならhns風anchorプラグインを書けますよね:-)]
◆ かずひこ [いや、それは書けそうなのですが、肝心の '?yyyymmdd' を、mod_rewrite が扱ってくれません。 h..]
◆ ぷ〜 [DirectoryIndex が使用できない(参照スクリプトを tdiary.conf で明示している)環境で ht..]
◆ ただただし [こんなツッコミがあったのか……。こんなとこに書かれてもなぁ。 とりあえず、index.cgiは使えないのかな、と疑問..]
◆ マツオカ [本日はどうもでした、ところでこのぺージってなに?]
◆ ただただし [ここはワタシの日記です:-)]
◆ projectd@浜松 [postfixの設定はsuzune機(245)を参考にしてみてください。 変更点とかはmain.cf中に書き残ってま..]
◆ 緑熊 [タスキリレー引継ぎ有難うございました。 次の候補は、 Seiさん(http://www.mars.dti.ne.j..]