2001-06-30(土) [長年日記]
■ jvim
またebanさんにツッコまれてしまいました。とほほ。そういえば、Linuxで使ってるvim3.0は、Brendにある日本語化パッチ1.5のRPMだもんなぁ。でも、Windowsでは2.0パッチを使っていて、「mozillaのbookmarkが読めないなぁ」と思っていたのだ。あれは単に文字コード判定を間違っていたのか。
お詫び(?)に、最新のjvim3.0j2.1aをRPM化してみた(i586.rpm/src.rpm)。元ネタはVineのSPECだが、非常に個人的に使いやすくしてあるので汎用性はない(をい)。変更点は以下のとおり。
- 日本語はX上でのみ使うつもりなのでCannaサポートはなし
- バイナリは/usr/bin/jvimのみ。/bin/vi等の置換はしない
- manページはjvim
- あとのファイルはすべて/usr/doc/jvim-3.0j2.1a配下に
■ Kondara 2.0インストール(1)
週末はゲーム三昧……の予定だったのに終わっちゃったので、Maryのインストールをすることにした。アップグレードではいろいろとトラブルが起きているみたいなので、まっさらにして入れ直しちゃおう。目標は安定したシステムなので、危ない橋は渡らないに限る。一番安定なのは「アップグレードしない」という選択肢だけどね(笑)。
まずは以前使っていた20GBのディスクにバックアップ。ホントはrunlevel 1でやるべきかもしれないけど、うちの場合はfetchmailさえ止めれば大丈夫でしょう。
% fetchmail -q % su # mount -t ext2 /dev/hdb5 /mnt/hdb # cd /mnt/hdb # tar c /home | tar x # tar c /etc | tar x # tar c /var | tar x
■ Kondara 2.0インストール(2)
SCSI CD-ROMにPC/AT binary CD1を挿入してboot。/tmp/sdaが読めんとか言われるが、これはzip100のことか? とりあえず無視して進めよう。
パーティションは切り直すが、結局以前と同じに。/
はReiserFS。/boot
はext2に。
ファイアウォールの設定なんてのが増えてる。家庭内LANでしか使わないので、これは「なし」に。
マウスは何を選べばいいんだっけ? LogitecのWheel USBってのがあったけど、今、シリアル変換して使ってるしなー。USB接続にしてこれにすっか。
パッケージはGNOMEに加えてKDEも追加。実はKDE2.0に乗り換えてみようかとたくらんでいるのだ。安定してるみたいだし。Konquererもよさげだし。進めていくと、postgresqlを入れるだの、MySQLを入れるだのと言ってくる。うーん、RDBがデフォルト必須の時代になったってか?
よし、フォーマットとインストールが始まったぞ。あとは待つだけだ。
■ Kondara 2.0インストール(3)
パッケージのインストールで終わりかと思ったら、次はXの設定だった。忘れてた(笑)。しかし、これがうまくいかない。何度か設定を変えて繰り返していたら、そのうち画面が真っ暗になってうんともすんとも言わなくなってしまった。やっべー。
仕方がないのでもう一度最初からインストールやりなおし。とほほー。Xの設定はスキップして、インストールが終わってからすることにした。
そしたら無事にコンソールからのログインまでは成功。その後Xconfigrator
を使ってセットアップをしたらちゃんと使えるようになった。よかったよかった。液晶のせいか、どうもディスプレイ周りのセッティングがうまくいかないことがあるような。
さて、そしたらグラフィカルログインにして、KDE2を選択。ちょこちょこいじってみたけど、時々アプリが落ちる。mphでアップデートすれば直るかな。まぁ、しばらく使ってみよう。
続いては環境の復旧だ。CDが2枚あるからどっちから入れればいいか探すのが面倒だな。コピーしちゃうか。次の更新はLinux上からできるといいんだが……(ここまではLibretto上のIEから)。
■ Kondara 2.0インストール(4)
リアルタイム・インストール日記と化しているが。更新が止まったら失敗ってことだったので、ここまでは成功と言えよう。
インストールが終わってなんだか気が抜けてしまったが、とりあえずちゃんとした作業環境を整えないといけない。まずはシェル(zsh)とターミナル(Eterm)かな。
その前にmph-getで楽ができるようにしよう。まず、2枚のバイナリCDをハードディスクにコピーだ。/var/media/cd/Kondara2.0-1
とKondara2.0-2
に丸ごと入れた。
さらに/etc/mph.conf
を以下のように修正(主要な部分のみ)。
$get_commands = [ 'ln -s /var/media/cd/%s .', ] $directories = [ "Kondara2.0-1/Kondara/RPMS", "Kondara2.0-2/Kondara/RPMS", ]
てぇと、こんな感じでインストールできるようになる。
# mph-get install zsh Eterm
で、環境を元に戻したんだけど、なんだか違う。zshはいいとしても、Etermはダメダメ。どうも設定ファイルの書式が変わってしまっているような。ちょっと面倒なのでとりあえずrxvtを使うことに。でもデフォルトでは字が大きいので、~/.Xdefaults
を作って以下のようにした。(2001-07-01:12x12→6x13に修正)
rxvt*font: 6x13 rxvt*mfont: k12
で、とりあえず作業記録代わりの日記を書いてみているわけだが。あ、その前にVJE-Deltaは入れてある。vje-supportはCDにはなくて、ftpのZooでなくNonfreeにsrc.rpmがあった。これを持ってきてrebuild、sdrで設定すればOKだ。さらにvim6で日本語の扱いがおかしかったので、試しにvim-enhancedを入れてみたら直った。でもまぁ、かな漢字変換中に表示されるフォントが大きすぎて変。こりゃいったい、どこで設定すればいいんだ?
さーて、次はメールかぁ。