2000-12-08(金) [長年日記]
■ mozilla
mozilla 0.6が出たもんで、もしかしたらNetscape 6よりはマシかも〜、と思って持ってくる。とりあえず会社のマシンにバイナリインストールをトライ。ふだんこのマシンは、Windowsからtelnetで入って使っているので、Xは動かしていない。runlevel 3なのだ。で、ひさびさにstartx
したら、日本語が化け化け。なんだこりゃ。寄り道してる暇はなかったので、とりあえずインストール開始。簡単に終了。起動してみると、Netscapeの設定を変換してからちゃんとウィンドウが開く。なんか、Netscape 6よりずいぶん軽い感じ。他のウィンドウで化けまくっている日本語も、ちゃんと出ている。クリックしても死なない。ひゃっほ〜。さすがmozilla♪
日本語化け問題はよくわからないので(たぶん、mph-get upgrade
の影響か[?])、リブートしてみると、直った(←こういう真似はよろしくありません)。で、もっかいmozillaを起動してみると……う、クリック&フリーズ病が復活してる(泣)。さっきとの違いは……あ、もしかして。「VJE-OFF」とか書かれたウィンドウがある。さっきは日本語表示できないばかりか日本語入力もできなかったけど、今はどっちも可能になってるから、もしかするとVJEとの相性か。そこで、LANG=C
して実行してみたら、ビンゴ。なんと、VJEが悪さをしていたというオチだ。なんてこったい。
Webで検索してみると、Bugzilla-jpの中にそのものズバリの報告を発見。にゃるほど、mozillaはon the spotに対応してないのか(な?)。しかしこのバグ、すでにM18で発見、11/16には直ってると書いてある。半月たったmozilla 0.6で入っていないはずがない。いや、「MN6」ってキーワードが見えるな。Netscape 6のブランチのことか。「MN6には入らなかった」ってことは、mozilla 0.6はMN6のブランチから生まれたってこときゃ? 本家Bugzillaの方ではまだopen中だ。ちゅーことは、自分でパッチ当ててビルドしないとダメじゃんか。うちのマシン遅いから、何時間もかかるのにぃ(笑)。Mtrunkから持ってくるのもアリかな。こっちはfixされている? Netscapeのフライングのせいでややこしいことになってるなぁ。
いや、まてまて。整理しよう。Ntrunkの方にはパッチが取り込まれている。MN6のブランチには取り込まれていない。で、mozilla 0.6はMN6のブランチだ。でも、Nightly Buildは? こっちはパッチが取り込まれてんじゃないのか。よろしい、やってみよう。Nightly Buildはバイナリ配布しているみたいだし。って、Buildつーからには当たり前だ。こっちのインストーラは全部入りじゃなくてネットから必要なコンポーネントを取り込むタイプみたいだから、社内からは防火壁が邪魔で使えない。で、tar.gz版(20001207)を持ってきて展開。package
というディレクトリの下に、ファイルがたくさんできた。なんじゃこら。これをどうすればいいんだ?
すでにインストール済みの0.6と比べてみると、単にインストール済みイメージを固めただけみたいだな。てことは、そのままごそっと移動して終わりだ。実行。「VJE-OFF」のウィンドウが出ている。おそるおそる、リンクをクリック……おー。死なない。すばらしい。これでいいじゃん。Nightly Build恐るるに足らず。わっはっは(さっきの自信のなさはどうした)。これでXHTMLなページもチェックできるよー。うれしー。
で、自宅に戻って、いきなりNightly Buildを入れたら、ダメ。プラグインの設定をしてるあたり(?)で止まる。じゃあ、ってんで0.6を入れて、LANG=C
で起動して、設定を全部済ましてからNightly Buildで上書きしたら、動いた。変なの。なんか、妙なコツがいるなぁ。動いたからいいけど。フォントはまだしっくりこないですな。日本語フォントは、大きくはできるけど小さいのが出ない。まぁ、おかげで無駄に小さいフォントを指定してるページが読めないことがなくていいが(笑)。