2000-07-25(火) [長年日記]
■ Namazu
メールの自動整理ができるようになったので、これを検索しやすくしなければならない。となると、有無を言わさずNamazuの出番であろう。久しぶりにZooのCDを取り出して、関連するパッケージを突っ込む。namazu-2.0.1
、kakasi-2.3.1
、perl-File-MMagic-1.01
、perl-Text-Kakasi-1.01
の4つ。devel系はとりあえずいらんだろう。
今夜は余り時間もないので、とりあえず試すだけ。すでに雑誌なんかで紹介されている記事で何度も読んでいたので、「mknmz
でインデックスを作ってnamazu
で検索」という手順だけは覚えていた。そこで、メール保管ディレクトリでこんな感じに指定する:
$ cd ~/var/mail $ mknmz *
■ すると、毎秒数個程度の割合でファイルを読み込んで行く。勝手にメールのファイルだと認識してくれているみたいで、message/rfc822
という文字列も見える。しばらくかかりそうだったので、そのまま風呂に。
風呂から上がると、こんな表示とともに、カレントディレクトリにインデックスファイルが複数できている。
[Base] Date: Wed Jul 26 00:16:44 2000 Added Documents: 20,951 Size (bytes): 87,147,013 Total Documents: 20,951 Added Keywords: 521,839 Total Keywords: 521,839 Wakati: module_kakasi -ieuc -oeuc -w Time (sec): 3,158 File/Sec: 6.63 System: linux Perl: 5.00503 Namazu: 2.0.1
■ よしよし。じゃあ、試しに検索してみよう。こんな感じかな?
$ namazu 仮想マシン ~/var/mail/ Results: References: [ 仮想マシン: 4 ] Total 4 documents matching your query. 1. [JavaHouse-Brewers:30502] "仮想マシン サンドボックス "の脆弱性の回避策 [2000/
■ 以下略。いちおう動いているもよう。CGIから使えるようにしたり、その他もろもろの作業はまた明日以降ってことにしよう。CGIは、たしかNamazuのインデックスをRubyから読むための拡張モジュールがあったはずなので、自作してもいいしね。
■ JavaHouse
そういえば、JavaHouseを検索していて思い出したが、JavaHouse MLも昨日で閉鎖だったんだっけ。昨日のPC-VANやNIFTYといい、慣れ親しんだ場所が消えていくのは寂しいのぅ。もちろん、開発者向けのJavaHouse-Brewersは存続するので、コミュニティがなくなっちゃうわけじゃないけど。要するに「Javaを利用する(だけの)」人のための場はいらない時代になったってことで、こっちは別に悪いことじゃない。むしろそれだけ普及して、問題がなくなってきたってことだしね。……といいつつ、おれ自身は最近ぜんぜんJavaは使わなくなってしまったのだけれど。だってRubyがあれば他は何にもいらないんだも〜ん(笑)。