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ただのにっき


2003-04-17(木) [長年日記]

tDiary: 絵日記

daiさんが立候補。期待してまっす:-)

1.5.4には絵日記とTrackBackを入れたいと思っているんだけど、タイミング的に難しいかな。おれは「第二」の立ち上げをちゃんとサポートしたいし……。

「超漢字4」搭載ノート(2)

完売だって。ひょぇ〜。

いったい何台売るつもりだったのか知らないけど、ProjectX効果ってそういうもんなの!? うちの製品も放送してくれ(笑)。

模様替え(2)

そういえば……

google:ただの日記7,590件
google:ただのにっき47件

ざっと見たところ筆者が「ただ」というところはなかったので、オリジナリティは保てそうである。

「リンク」から見るweb日記とblog

羊堂本舗より。sheepmanさんのリンク先の選び方はいつも、バリエーションがあって面白いよなぁ。

このkengochiさんを始めとして「Web日記とblogは違う」と言う人のかなりの割合がWeb日記として想定しているのは、段落アンカー発明以前のいわば「第一世代Web日記」のように見える。英語で「journal」と呼ばれるものはこれだと思う。「journalとblogは違う」。あたりまえだ。第一世代と言っても絶滅したわけじゃなくて、比較的新しい日記サービスでも、第一世代はまだまだ多い(例としてあがっている「さるさる日記」もそう)。そういうのを「Web日記の代表」として、blogとの比較対象に選ぶのは公平ではない。

なぜなら、「blogなんてWeb日記と同じじゃん」という人が指しているのは、段落アンカーによってコミュニケーションツールとして生まれ変わった(そしてblogとは独立して生まれた)第二世代のことだからだ。hnsTDS日記鯖のような。これらのツールやサービスは、もはや「他人が読むことを前提とした日記」の範疇にはない。第二世代の日記者たちはリンクによるコミュニケーションが大前提。リンクして、リンクされるのが日常的で当たり前の行為だ。Web日記とblogを比べるならこっちを比較対象にしないと、どこまで行っても平行線になってしまう。

リンクによるコミュニケーションを重視しているという点で、「blogと(第二世代)Web日記に本質的な違いはない」。そのとおり。そりゃぁ、Refererを見るためにログ解析をしなきゃいけないなんてのは、TrackBackのような洗練された仕組みに比べれば野暮ったいかも知れないが、「本質」に関わる部分にはなんら影響しない。

というわけで、リンクという観点から両者の違いを論じるのは、無理があるんじゃないかな。

本日のツッコミ(全7件) [ツッコミを入れる]
jouno (2003-04-17(木) 20:08)

CMS的に過去ログを段落アンカーで管理して検索とソートができて、なんらかのユーザーとのインタラクションの機能がついていて、というあたりの特徴は確かに日記という範疇からはみ出し始めていますよね。ちなみにぼくの日記で、(こういうとき、bぼくのblogでとはいいにくいのはblogというのが分析の用語で具体的な名前ではないからのような気がします)tDiaryその他が用意できずにいた、というのは、技術的な達成度ではなくて、むしろ、そうした第二世代的な新しい諸機能を統一的に把握して、それまでと区別して強調するパラダイムというか視点です。つまり、端的にいってしまえばblogのようなある意味便利で、そして誤解を生みやすい「言葉」がつくりだされて、それが議論のたたき台として機能していたか、というレベルのことだと思うのです。

kengochi (2003-04-17(木) 21:27)

「第二世代日記」という分類でわかりやすくなりました。
「Web日記」の指すところの範囲の広さがネックだったと感じました。

ただただし (2003-04-17(木) 22:28)

あー、名前は重要ですよね。「blog」という言葉には、その下に集う象徴としての意味が大きいと思います

yomoyomo (2003-04-17(木) 22:41)

jounoさんのツッコミは長ったらしいわりに的外れ。それなら是非教えていただきたいのは、そもそも第二世代Web日記になくてblogにある「パラダイム」は何? blogという言葉? ご冗談を。第二世代Web日記相当のツール、サービスも一般的でない99年にできた言葉ですが。

jouno (2003-04-17(木) 22:50)


 言葉ですよ、まさに言葉。blogという言葉の歴史はこの際、関係ないのです。現状で、第二世代日記相当の機能(とは微妙にずれるんでしょうが)を総括して指す言葉があり、その言葉の適切性も含めて議論がなされる場を成立させ、そのことが、それらの機能の発展やひとの理解に資す、そういう利点をもたらすものとしての言葉、です。当初はblogってそういう利点や意味を持った言葉ではなかったんでしょうが、ともかくそういう言葉として現在流通していることの意味を言いたかったわけです。パラダイムという言い方は少しずれていたかもしれません。が、第一世代と第二世代という切り分けが、自覚的に追及されることは、やはりそれなりに有意義なのではと思います。

jouno (2003-04-17(木) 22:54)

なので、あたらしい一群の機能や、たとえば「最近の日記スクリプトの特性」みたいなながたらしい言い方を簡潔に言い換えられて、しかも訴求力のある言葉なら、つまりリンク志向の際と間コミュニケーションに重点をおいたあたらしい動向を語るキーコンセプトであれば、ぼくはたとえば「第二世代」という用語を今後は使うようにしてもかまわないわけです。blogに義理や人情があるわけではないですし。

otsune (2003-04-18(金) 01:13)

「blog」というネーミングが重要だ。というのは、やはり「舶来信仰とイメージが重要」なんだなぁ。と思いました。
いわゆる「blog騒動」を語るにあたって、「アメリカ発のかっこいい文化ならカッコよさそう(いわゆるモテ系)」と「かっこつけるのはカッコわるい。メガネ君的技術思考(いわゆる否モテ系)」の反目って要素は外せないと思います。
もちろんモテ系ってのは盛り上がるためには必要なことなので、どっちかに偏っていてはダメだと思いますが。


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