2003-02-13(木) [長年日記]
■ MovableType開発者に聞く
昨日のyomoyomoさんの総括に続いてまた(まだ?)blogネタが続く。
ユーザが15K人もいれば商売になるんだなぁ、というのが最初の感想なわけだが(笑)。典型的な安定指向の日本人としては、MTの活況がいつまで続くかわからないのに、よくもまぁ賭ける気になるわね、と。若いってすばらしい:-) 少なくとも今のtDiary.Netでは夫婦2人が食っていくだけの稼ぎは生み出せまい。
あとはまぁ、日本の日記システムはMT作者の定義から見てもblogになるとか、彼らのオープンソースに関する認識は間違ってるとか、ネオテニーには注意しろとか(笑)、再確認程度の内容。
■ インデント
tDiaryのインデントスタイルが、近年の風潮(?)に合ってないのは承知している。
が、はっきりいって、空白を使った固定インデントにはどうしても馴染めないのだよ。インデント幅なんて、見る人がいちばん気持ちがいい値に合わせられた方がいいに決まってるじゃないか。TABでインデントしておけばエディタの設定で自由に調整できるのに、なんで空白使って自分のインデント幅を強要するのが流行ってんのか、どうしても理解できん。
ちなみに初めてPascalのコードを書き始めた時、インデントは4だった(もちろんTABによる)。その後CやC++でも4で(途中で2に浮気したことも)、Rubyでは3が気持ちがいいことに気づいてからは、~/.vimrcにはがっちり「set ts=3」って書いてある(笑)。今ではすっかり3の間合いが染みついた。だが、ずーとTABを使ってきたおかげで、昔のソースを開いてもストレスなく今の間合いで読むことができる。なんと幸せな習慣であろうか。
というわけで、おれoriginなソースは、今後もTABを使ったインデントであろう。残念に思う向きもあるかも知れないが、逆よりはいいと信じている。
米国では企業を立ち上げるのも、それを畳んで(あるいは眠らせて)再就職するのも、日本に比べてはるかに敷居が低いということがあるんじゃないでしょうか>MovableTypeの話。
最近は米国でも職探しは楽じゃありませんが、起業中に実績作って名前が売れてれば、むしろ同じ期間、大企業の中で名前の出ない仕事をしているよりも有利だと思います。
個人でなにかやるネタがあるなら法人にしておいた方が税金の控除も色々効きますし。
ええ、そういう意味も込めて「日本人としては」と書きました。時として、彼らの身軽さが羨ましくなることはありますね。
そういう場合は最初に
# -*- tab-width:3; ruby-indent-level: 3 -*- vi: ts=3 sw=3
と自己主張しておくのがいいかも。
インデント3だったんですか。2か4だと思ってた。
実はエディタ(xyzzy)の設定で一時的にTAB幅変える方法知らんのですよ。面倒くさいからtDiaryだけ別のエディタで作業しようか。
それだと、自分のインデントサイズを他人(未来の自分を含む)に強制することになるのでは…… >なかださん
3桁のつもりで書いたものが8桁でスカスカに見えるよりはいいと思うんですが。どうせ即変えられるんだし。
[ツール][ローカル設定][もろもろ]<xyzzy
「そういう場合」の一般論ですが(たださんの話でなく)、強制しないと
def foo
if foobarbaz(ika,
tako)
end
end
みたいなコードでおかしなことになるでしょう。
なひはこんなインデントしないけど(一段追加)。
なひにとってはタブは些細な無視できることで、読むのに邪魔になるのは他の要因ですね。設計とか命名とか一貫性とか。
空白でインデントしたらサイズが大きくなるじゃないですか。
「スカスカ」といってるのはとくになひさんの指摘のような場合です。