2002-07-12(金) 7783歩 [長年日記]
■ Momonga
momonga-develで運営体制について意見を戦わせている人、ほとんど全員がtDiaryユーザっつーのはどうよ(笑)。
MorphyOneの一件以来ときおり考えているけど、近年のオープンソースプロジェクトは、いかに情報を出すかが成否を分けていると思う。誤解を恐れず、あえて極端なことを言うと、たとえ開発を止めてでも情報を出すことを優先しないと成功はおぼつかないんじゃないかと。単に「ソースを公開してますよ」ってだけでは、もうオープンソースとは呼んでもらえない。それでは単に「おれら、好きで作ってるだけだしぃ」と言ってる同人ソフトとたいして変わらないのである。
……と考えてしまうくらい、オープンソースプロジェクトにとって「閉鎖的」というイメージを持たれることは致命的だと思う。開発パワーを犠牲にしてでも情報を出すことにリソースを割くことで、人が集まって来やすくなり、結果的に開発パワーの増大につながるのではないか。「人が少ないから情報提供できない」のではなく、「人を増やすために情報を提供する」という発想の転換。
そういうわけで、「あけっぴろげ計画」はとてもいいことだと思う。応援します。って、おれが煽ったのか(笑)。もっとも、応援しようにもHEADしかない状況ではいかんともしがたいな。難しい時期だよな、たしかに。
RPM更新情報はいいねー。これの新規分をトップページに持ってくるというのならなおさら。あと、SourceForgeにある「活発なプロジェクトランキング」みたいなヤツ、ああいうのがあったら「今アツいパッケージはこれだ!」的で面白いと思う(笑)。
■ 動く歩道
「バカが往く」ネタだけど、リンクしてもしょうがないので元ネタに張っておこう。もっともasahi.comの記事もいつまでもあるわけではないらしいが。
SFに出てくる乗り換え式の動く歩道っつーと、アシモフの「鋼鉄都市」じゃなかろうか。たしか。なにせ記憶があやふやである。速いのになると、風防がついているといった描写があったような、なかったような。
そうそう、動く歩道といえば止まったエスカレーター問題、今日、駅のエスカレーターが止まっていたので実験してみた。どんな実験かと言うと、例の手前の斜めになっている部分、あそこをまたいで歩いたらどうかというもの。身長がある程度以上の人なら、ちょっと大股で歩けば簡単にできる。結果は、斜めの部分があろうがなかろうが、止まったエスカレーターに乗ると困惑することに違いはない。
対照実験として動いているエスカレーターでも斜めの部分をまたいでみたが、こちらはなんの問題もなくスムーズに移行できた。というわけで、少なくともできるかなの仮説は間違いである。ちょっと対照実験をしてみればわかったと思うのだがなぁ。
> ほとんど全員がtDiaryユーザ
しかも、あちこちのtDiaryで場外乱闘(?)してるし(笑)。
#うへ。途中で送信されちゃった。
私もまっさきに思いついたのが「鋼鉄都市」です。あれは何本か並行に「動く歩道」があって、急ぐ時は速く動いてるほうに乗り換えるようなイメージじゃなかったでしたっけ?
おぉっ!「活発なプロジェクトランキング」いいっすね。実装には時間がかかかるかもしれないけど、盗用させてもらっちゃお。
tDiaryユーザってのはどうなんでしょ?(笑
やっぱり、その辺が熱いんでしょうかねー。なんとなく顔見知りな気がしているところも、意見が出ているせいかもしれませんね