2020-03-01(日) [長年日記]
■ 劇場版「SHIROBAKO」を観てきた
新型コロナウィルスCOVID-19が猛威を振るう中、エンターテイメント業界は3.11以来の逆風を受けているわけだが、こんなときでも映画は封切られる。「SHIROBAKO」の劇場版もまさにそんな中ロードショーにかかった。映画館は感染リスクが高めとはいえ、さすがにこの作品は観ないわけにはいかんよなぁ……と意を決して一人で観てきた(かみさんはアニメを観ないので)。
グランベリーパーク、前回行ったときは駐車場の入り口もよくわからなかったし、その後調べても109シネマズの上階にある駐車場に行くルートがさっぱりわからなかったのだけど、今回他の駐車場の入り口から入ってみたらやっと仕組みがわかった。件の駐車場は、地下をたどってその奥でつながっているのだ。なので普通に正面の駐車場入口から入れば良い。グランベリーパークの駐車場、完全に理解したわ。
映画館は案の定ガラガラでいろいろ心配になるが(封切り直後のSHIROBAKOも20人くらい?)、おれが心配したところでどうしようもない。なお入場特典、これは当たりでは?(みゃーもり&宮井のが一等だとは思うが)
SHIROBAKOの劇場版つったらもう、例の5人が集結して「七福神」を作る話にするっきゃないでしょ……という安直な流れではもちろんなく、TVシリーズ完結時からは想像もつかないくらいに落ちぶれたムサニが起死回生を目指してオリジナル劇場アニメを作る話である。プロットだけいえば、本当にそれだけ。それだけなんだけど、なんでだろうねぇ、このアニメは……むしょうにやる気を掻き立てられるし、なんだか日常に流されていた自分の目標みたいなもんがふたたび明確になる気がする。
アニメ化の権利処理とか声優オーディションの流れとか、例によってやや誇張されたリアリティのさじ加減が精神的にキツいし、それにも増して序盤の展開があまりに重くて吐き気をおぼえたくらいだけど、そういうのを全部忘れるくらい、散り散りになったムサニのメンバーが再集結してくるくだりが猛烈に楽しい。矢野さん復帰のシーンなんて、思わずガッツポーズ出ちゃうでしょ。新キャラの宮井もとびきりの美人で良いし。
はー、面白かった!
終了後は合流したかみさんとふたたびUMAMI BUGERへ。ここも空いてる。今回はMANLYというPC的には好ましくないネーミングのバーガー。厚切りベーコンがゴロゴロ入っていてなるほどmanly。