2019-11-24(日) [長年日記]
■ 映画「T-34」を観てきた
これ実写版「ボーイズ&パンツァー」じゃん! めっちゃ楽しかった!!
かみさんと観たい映画が一致することは多くないのだが(というか合わない映画はそれぞれで観に行く)、なぜか戦争映画は一緒に観に行くことが多い。というわけで「T-34*1」が面白そうなので朝一番の立川シネマシティへ行ってきた。早起き!
「ドイツ軍に捕らえられたソ連軍の捕虜が、演習相手用に与えられた自軍の戦車を使って300km離れたチェコまで逃走する」というお話*2。予告ムービーではCGで超リアル(?)に描かれた砲弾のスローモーションとかが目を引くけれど、ああいうので驚くにはこっちはスレすぎてしまっているのでそんなでもない。
それより、戦車戦のリアリティというか、もちろんフィクションでエンターテイメントだからご都合主義的脚本なんだけど、それでも迫真の音響や男たちの表情や汗から伝わる息が詰まるほどの緊迫感がたまらんかった。戦車が動いてるときだけじゃなく、止まっているときまで面白いんだから本物だ。
ありがたいことにわれわれオタクは、戦車戦が実はとんでもなく高度な頭脳戦であることを知ってしまっているので(笑)、それが実写で実現されているんだからそりゃ楽しいですよ*3。ちなみに本作では本物のT-34を使っているのはもちろんのこと、俳優が実際に操縦しているらしい。とんでもねぇな。
紅一点のヒロインにはそれなりに重要な役目は与えられているものの、べつに女っ気はなくてもいいよなーとは思ったが*4、バス停で落ち合ったときにスカーフを取って笑顔になるシーンは実に素晴らしいコントラストだった。最後の「握手」のシーンなんかも含め、演出的にも観るべきところの多い映画。
終わったら11時でまだランチには早いので、少し歩いて昭和記念公園まで。犬と人間の割合が1:1くらいだった。あとなぜか中国人観光客(?)が大勢いて、紅葉写真を撮りまくっていた。あの人たちは連れの女性をモデルにした写真を撮るので面白い。つーか、なんでこんなところで観光を?
相模原では絶滅したとされている伊勢丹が生き残っているのを確認しつつ、ランチは高島屋でハンバーグ。最近はやりの俵型生焼けハンバーグだ。初めて食べた。