2019-06-25(火) [長年日記]
■ OSS Gateふりかえり
開催をすっかり忘れていておよそ半年ぶりになってしまったOSS Gateのふりかえり、今回の会場はZOZOテクノロジーズなので、これはひさびさに自転車で行けそう!
自分の軽装化が進んでいるのでバッグを入れるカゴのサイズを気にしなくてよくなったのはいいが、ナビを固定するホルダを忘れてダメダメだ。音声だけでなんとかたどり着いた渋谷のポートはなんと、住宅展示場の中だった。面白いところに作るなぁ。
少し時間があったので軽く食べておこうと思い、コメダの宮益坂上店へ。おれの知ってるコメダとちょっと違って、タブレットで注文できたり、宮益坂サンドなんていう特別メニューがある。都会だなぁ(違)。
ZOZOテクノロジーズの写真は撮りそこねた。入り口を入ると眼の前に有名な金魚鉢会議室がドドーンとあって(→参考記事)、帰る前に中を見せてもらったけど、壁際で声をだすとものすごく反響して会話もままならないけど、ちゃんと席についてだと普通に会話できる。天井に潜んだAlexaに命令してプロジェクタのスクリーンを出し入れできるのが面白かった。ここでワークショップができたらいいなぁ(と言ったら了承されたので近いうちに実現しそう)。
ふりかえりは大阪・広島を加えた3拠点でおこなった。Projectはこちら。
広島でのワークショップは未開催なんだけど、今後やりたいとのことで参加してくれた。この半年で2回ワークショップを開催した福岡を加えられなかったのが残念。例によって、東京と他の地域では問題がだいぶ違うところにあって、手法を共有できないこともあるのが悩ましい。東京は誘惑が多すぎて、とにかくサポーターを集められないのが最大の課題だ。しかもこれといっていい解決策がない。ううむ。
2019-06-23(日) [長年日記]
■ スニーカーを買った
もっぱら備忘録用日記。
プライベートでは夏はもっぱらBIRKENSTOCKのサンダル、冬はブーツで出かけることが多くて、長らくスニーカーを持ってなかったのだけど、必要だし新しいのが欲しいなぁと思っていたのだが、なかなか手頃でいいのが見つからないまま早数年。
悩むからいけないのだ、とっとと買おうとABCマートに入って、軽くて涼しそうなのを「えいやっ」で買ってきた。New BalanceはあのNマークが好きじゃなくてこれまで買ったことがなかったんだけど、これには入ってないからいいや。表は黒くて中が空色なのがフロンターレっぽくて良い。靴紐は飾りで、脱ぎ履きも楽。
2019-06-20(木) [長年日記]
■ 映画「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」を観てきた
前々クールのTVアニメが面白かったので劇場版も観てきた。原作未読。
通常、未完のTVアニメを劇場版で完結させるタイプの作品は(ちゃんとTV版内で完結させないセコさが気に入らなくて)観ないことにしてる。続編ならいいんだけどさ。でもこの作品はいろいろ刺さるところがあって気に入っちゃったんだよね。まず麻衣先輩のルックスがモロ好み(そこかい)。あとこの作品、一言でまとめると「ハーレムもの」で基本的に嫌いなタイプなんだけど、複数の女の子からモテまくる主人公の咲太が麻衣に一途なので浮気が発生しないんだよね。この構成はクールで良いと思う。なお、量子力学をマクロ的に都合よく解釈してるあたりは、SF者としては手垢のついた感があるのでわりとどうでもいい(笑)。
そんなわけで劇場版は、TVでいっさい解決してなかった牧之原翔子の思春期症候群解決編である。以下、ネタバレは気にせずに書く。
「とにかく麻衣に一途な咲太」という前提を崩すことなく、でもその関係を人命と秤にかけたら? というテーマがなかなかヘビー。ストーリー上では3人の命が交互に天秤に乗ってくるんだけど、あちらを立てればこちらが立たずという状況が二転三転して、先の読めない展開は手のひらにじっとり汗をかくくらいにシリアスで実によかった。とはいえ、最初の「事故」の時点で観てる側には「こんな悲劇になったけど……でもおれたちには思春期症候群がある!」と信じられる状況にもなったわけで(なぜなら絶対にハッピーエンドになるはずだから)、あとはこの現在・過去・未来がこんがらがった時空をどう解きほぐして全員を幸せにするかというパズル問題になる。
……というわけで、量子力学的に同時に存在しえないもうひとりの咲太を犠牲にするというトリックでハッピーな結末を迎えるわけだが、個人的にはちょっといただけない。最終的にはこの物語の記憶が全関係者に(夢という形で)残ってるあたりも、都合がよすぎてなぁ……。
個人的には二度目の事故では大人翔子を飛び込ませて、咲太の心臓だけがループするきれいなタイムパラドックスを作っておしまいにするのがいいと思うんだけどね(←グロい)。もともと大人翔子は思春期症候群が生み出した亡霊みたいなものなので、消えても問題ないはず。まぁ死人が出るストーリーは除外されたんだろうなぁ。実は子供翔子の最終的なドナーが死んでるんだけど。
と、まとめ方だけはイマイチながら、全編を通してかわいい麻衣先輩を堪能できたので良かったし、ハーレムものながらシリアスな恋愛作品でもあって、そこんところさえしっかりしていたのでOK!