ただのにっき
2019-05-14(火) [長年日記]
■ もりくぼ初のソロ「もりのくにから」のCDが出た!(泣)
前回シンデレガールズの担当アイドルのソロデビューCDが出たのがいつだったか記憶も定かでないのだが(なんと7年も前です)、待ちに待った森久保乃々のCDがついに発売。昨年ドームで発表から半年、一日千秋の思いで待ってたよ。
日本コロムビア
¥2,139
「もりのくにから」は、もりくぼPたちの間では(一定のブレはあるものの)「もりくぼがアイドル引退後に絵本作家になって、森の中に買った一軒家から(おそらくP宛に)出した手紙」という解釈でおおむね統一されているのだが、とにかく歌詞の破壊力がありすぎて、初めてフルで聴いたときは電車内にいたんだけど、あまりにやばくていったん降りたもんね。人前で号泣するわけにはいかんでしょ……(その後もパブリックな場所では一度も聴けず)。
とはいえ(アイマス世界における)もりくぼはもちろんまだ現役アイドルだし*1、そもそも今のもりくぼにこんな手紙を書けるわけがない。てことはこの歌詞、「作詞家の先生*2」がもりくぼの周辺リサーチとインタビューを重ねて外挿した世界観に根ざしたものなわけで、これぞプロフェッショナルの仕事だよなぁと深く深く感心する。や、現実と架空がごっちゃになってるのはわかってるんだけど、アイマス世界の自分がオーダーした歌詞でこんなのが上がってきたら、心底仰天するでしょ。歌詞を受け取った自分を想像するだけで動悸が高まる。
さらに、このポエム朗読と歌唱のあいだを自在に行き来する高橋花林のすごさよ。たやすく「天才」という単語は使いたくないけど、これはやっぱり天才の技だよなぁ。花林ちゃん、多芸で表現力もアイデアも豊かな人なので、これからの活躍がほんとうに楽しみな声優だ。
本当はしゅがはとほたるの曲についても書いておくべきなんだけど*3、「もりのくにから」の威力が高すぎて実はまだちゃんと聴き込めていないのだった。チャンスがあればまた別途。