ただのにっき
2018-12-01(土) [長年日記]
■ THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!! ナゴヤドームDAY1のLVへ行ってきた
忙しくて2週間ほどビハインドになっている日記を、懸命に思い出しながら書いている。写真は現地で知人が撮ってきてくれた「安部ナナちゃん」(七周年を迎えるその日に七代目シンデレラガールの安部菜々(17)に扮した名古屋のシンボルナナちゃん)。味なことをしてくれるぜ。もう泣きそう。こっちは現地ではなくいつものように新宿バルト9でLVなんだけど。
せいぜい3.5万人のメットライフドームを大幅に超える5万人収容のナゴヤドームということもあって、現地に行ける勢はほとんど行ってしまったのでLV組はたった3人。いつもは一番大きなシアター9だけでなく複数のシアターを使うことが少なくないバルト9も、今日はシアター6ひとつのみだ。
メラドではやれ衣装使い回しかよとか、シナリオ化されたMCが味気ないとか、いくつか文句があったわけだが、言うまでもなくこの方向性がツアー中に変更されるわけはなく、文句言ってばかりで楽しめなかったら本末転倒である。楽しむにはノればいい。すでに仲間たちの会話は新規組の衣装にフォーカスを移しているし、中の人ではなくアイドルの名前を使うようになっている。ステージ上にいるのは声優ではなくアイドル本人という体で遊ぼうということだ。長年アイマスと付き合ってきたわれわれは適応力が高い(笑)*1。
メラドが春と夏だったので、今日は秋の遊園地だ。シンデレラの秋といえば名曲揃い。あの曲やこの曲が聴ける……と妄想だけでテンションがあがる。というわけで本編開始。上記のノリそのままに、名前はアイドルで統一する。
なんといっても、出てきたアイドルたちの、とりわけ新規組の衣装に目を奪われる。とくに法子、スカートがわりに付いているのは巨大なフレンチクルーラー! すぐにダンスの制約が大きそうだと考えてしまうけど、そんな不安を吹っ飛ばすインパクトが、いかにも法子らしくて素晴らしい。この衣装を実体化すると決断した時点で勝ちだわ。
あと茄子さんね、再現度もさることながら、大胆なオフショルダーを目の当たりにしたこっちはなんだかイケナイものを見ているような、すごいやましい気持ちになる。思い浮かんだキーワードが「罰当たり」なあたり、キャラクタ性と相まってこれがすごいインパクトだった。カード絵では微塵もなかった感情が、現実になると顕在化するというのが面白かった。
逆に大胆にへそを出した雫のみごとなカウガールっぷり、あまりに健康的でちっともエロくないところがいかにも雫らしい(笑)。もりくぼは[森のものがたり]かー、[ギフト・フォー・アンサー]がいいなと思ってたけど、これもかわいいしな。山紫水明の2人の再現度もすごい。その布、どこから見つけてきたのってくらいにゲームそのままだ。あやめ殿はくのいちそのものだし、三船さんは華麗だし、4thのときにくらべて全体的に再現度がグッと上がっていて本当に目に楽しい。いつもスマホの中で繰り広げられているあのMVがそのまま眼前にある。
前半でやられたのは「おかしな国のおかし屋さん」。メレンゲうさぎ役としてウサミン登場ははまり役で良いとして、王子役がまさかのもりくぼで大爆笑。なかなか出てこないし。かわいかったですねー。かな子はMCでもしるこサンドを食べたし、1公演で2種類も食べるとは……。あと法子もドーナツ食べてるし*2。
Naked Romanceを美穂+卯月で歌うというのも良かった。4thでは神戸にしか出なかった美穂も初の個別衣装(かわいい)、アニメからうまれたこの2人のユニットも懐かしさと切なさが同居する複雑な感情があって、とても良い。
そして、ついに聴けたぞ「さよならアンドロメダ」。名曲中の名曲。オリメンからの2人に加えて5人での歌唱も、照明演出も素晴らしかった……円盤はよ……。
後半は、ガルフロからの流れがすごかったね。とくに直後のAnemoneStarがまさかのスタンドマイクだよ、ぎょえー。凛があの衣装でスタンドマイクを使うと、見ている全員の脳裏には、フィギュアやドールにまでなった同じカードの図柄が思い浮かぶというニクい演出だ。
早苗さん、ゆっこのソロ新曲が連続で、2人ともメイン→センターへと移動する同じパターンだったので「ははーん」と思っていたらそのとおり、センターで待ち受けていた雫が合流してのセクシーギルティ登場で盛り上がる。雫がほんと素晴らしいよ、まるで本人そのものだ(バストサイズ以外は)。そしてそのまま、毒茸伝説、Trust me、∀nswer、Trinity Fieldが続いて死ぬ。最近のセトリは本当に容赦がない。
個人的にはなんといっても、SS3Aぶりにindividuals全員が揃った∀nswer、サブステージ後方でもりくぼと輝子がメリーゴーランドに乗り、美玲だけがステージに残る体制で始まったと思ったら、美玲を残してメリーゴーランドが発進、そのまま3つのルートに別れてメインに向かうという構成がすごい。とくに一人で花道を歩く美玲のカッコイイことったらない。3人それぞれの個性がぶつかり合うindividualsを表現するにはうってつけの演出で、担当Pとしてはもう感謝感激。
Trinity Fieldもすごかった。Triad Primusがもうすごいんだから、新曲がすごいのは当たり前なんだけど、冒頭からセンターステージ上のサーチライトが光のピラミッドを作るんだぜ。「ゲームで見たあれだ!」ってなるじゃん。はー、テンションあがるわー、これは。
アンコール前の新展開発表で今年もCINDERELLA MASTERが3枚出ることになり、最初に目に入ったのがもりくぼで「ソロ曲だ、やっっった〜〜〜!」ってなりつつ、「しゅがはもか、嬉しい!」となってからの「ほ、ほ、ほたる〜〜〜!?」って流れが楽しすぎた。毎回、総選挙外からのサプライズがあってとても良い。ほたるPのみなさん、おめでとう。
メラドでの学習から今回のライブの「楽しみ方」がわかっていたというのもあるが、向き合い方が違ったナゴヤの方が何割か増しで楽しかった印象。LVだからアップが多いってのもあるかもね。現地だとここまで細かいところは見えなかっただろうし。結局、大会場のライブは雰囲気を楽しむ現地と、詳細を楽しむLVの両方で見たいねぇ(ここで数カ月後の上映会が効いてくるわけだw)。
明日は千秋楽で冬の遊園地! 冬も名曲揃いなんだよなぁ、楽しみ(ようするにぜんぶ名曲なのである)。