2018-01-30(火) [長年日記]
■ アイマスコミック2冊
立て続けに2冊、アイマス関連のコミックが発売されてほくほくである。まずは「朝焼けは黄金色」:
【Amazon.co.jp限定】朝焼けは黄金色 THE IDOLM@STER (1) (REXコミックス)
一迅社
(no price)
これまでも各作品でちょいちょい触れられつつも詳しく語られることのなかった、アイマス最大の謎、765プロ、そして小鳥、高木、黒井の過去の話。企画まではディレ1が関わってることがあとがきに触れられていて、まさにディレ1の忘れ形見みたいな作品だ。
この話題が出るたびに思い出すのが、2010年発表のニコマスである「アイドルマスター EPISODE 0 トレーラ」だ。まさにその765プロ前夜を扱い、小鳥・高木・黒井(さらに伊織も?)まで登場する上に、小鳥がつけているヘッドセットや「アイドルマスター」という名称の由来までも取り込んだ、(いかにも二次創作らしい)パロディ感覚に長けた傑作。これを最初にみたときは震えがきたのをいまでも覚えている。
「朝焼け…」はこれとは(もちろん)異なるストーリーを持つれっきとした公式の作品だが、原案であるディレ1がない今、そしてゲームやアニメでなくコミックで展開するあたりにちょっとした二次創作臭を感じて、それがかえってアイマスらしさを高めているようでわくわくする。まだ1巻が出たばかりだが、続きがほんとうに楽しみだ。
続いては以前「傑作のにおいがする」と書いた「U149」がはやくも2巻目:
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS U149(2) SPECIAL EDITION (サイコミ)
講談社
¥2,309
特装版の飛び道具が「結城晴に声がついた」で、もうそれだけでエポックなのだが、付属のCDで歌ってるのが「青空エール」だよ。もー、なんてことしてくれるんや!
「青空エール」は2015年に(Cygamesがスポンサーしている)サガン鳥栖とのコラボのときに作られた曲で、そのときは同じ佐賀出身の脇山珠美のデビューCDになったんだけど、なんでいっしょにサッカー少女の晴にも声を付けないんだよ! と憤った覚えがある。そんな夢がまさかこんな形でかなうとはなぁ。長生きはするもんですよ。
そんな(おまけの方の)話題は別にしても、連載当初の予想はたがわず、U149も傑作への道をつき進んでいる。アイドルたちだけでなく、Pの成長もしっかり描いていて、Pに感情移入しながら読むと本当に楽しい。この調子で人気を維持して、残るメンバにも声つけてあげてほしいわ。
来週には「WILD WIND GIRL」の最終巻が発売だし(拓海のソロ曲が付く!!)、なんかアイマスのコミックは続けて出る傾向があるんかな。最近、毎週1、2枚はCDが出てるし、ほんと忙しい。
アイドルマスターシンデレラガールズWILD WIND GIRLオリジナルCD付き特装版(5)(完結) (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)
秋田書店
¥959