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ただのにっき


2016-10-16(日) [長年日記]

シンデレラガールズ4thライブSSA Day2のライブビューイングに行ってきた

パンフレット

楽しみすぎて、昨日よりだいぶ早く家を出てしまった。バルト9のカフェでデレステのスタミナを消化しつつ今日のライブに思いを馳せる。隣に座ってるデュンヌ2人が昨日のtktt登場についてきゃーきゃーいいながら語っていて微笑ましい。ちなみにデレステイベントは15,000ptが射程内なのでしゅがは2枚確保は確定しております。

昨日からキャスト全員 (!!)を入れ替えての2日目。人数はぐっと少なくなるけど、おそらく同じ4.5時間くらいになるはず(LVのチケット代から想像できるのである)。テーマは「346 Castle」、ついにシンデレラプロジェクト全員が一堂に会するという、3rdライブではかなわなかった夢が実現。アニデレをmy favorite 映像作品にあげているおれとしてはもう、何がおきるか想像するだけで目頭が熱くなる。

ゆうべの打上げから深夜のチャットでも続いた感想戦で、当然今日のステージの予想の話題が出る。顔ぶれとテーマ、人数からどの曲をやるかはだいたい読める。さらに昨日のステージから演繹して、演出の予想もつきやすい。

  • 冒頭はたぶん25話のラスト「わたしたちシンデレラガールズです」から(あたり?)
  • できれば純白のシンデレラ衣装がいいなぁ(はずれ)
  • たぶん衣装替えはあるよね。個別衣装から共通衣装へ(あたり)
  • TPは2F部分を使うかな。いやでもスクリーン使いたいから1Fでしょう(あたり)
  • ゲストはもう、なくてもいいよ。この顔ぶれならそれだけで勝負できる
    • でももし来るならニュージェネを導いた楓さんでしょ(あたり)
    • じゃあkwsmさんも呼んでNocturne演ってもらわないと(あたり)
  • ただ新曲がアニメとリンクしないんだよね。もしかして二部構成では?(あたり)
  • みくにゃんが舌をかんでステージが血の海に(はずれ)

とまぁこんな感じで、サプライズも含め、ほとんどの構成が事前に読めていた。「演出が先読みできたおれ、すごくね?」と言いたいわけではない。予想通りにもかかわらず、すべてにおいて想像を超えるパフォーマンスが繰り広げられたのがすごいのだ。満足を通り越してもはや語彙がない。ほんともう、なんなの? ただの声優ライブじゃなかったの、アイマスって?

詳細レポートは中里キリさんのを参照。これのおかげで自分は好きなことだけ書ける(笑):

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story(初回限定生産)[Blu-ray]
シンデレラガールズ
日本コロムビア
¥18,800

最初のトピックはやっぱり衣装かな。正直、この顔ぶれを見間違えることはないから共通衣装でもいいとは思ってたんだけどさ、実物をみたらコロっと意見がかわったね。とくに卯月、凛、 智絵里、 奈緒あたりがそのまんますぎてくらっとした*1。ちょっとずつ違うのに雰囲気がみごとにマッチしているCI、3人並んで歌う姿を見るのが待ち遠しくなるTP。どれも、はなから声優にも着せるつもりでデザインされた4th共通衣装とは違う、ゲームの中だけの衣装だったはずなのにこんなに似合うなんて、本当にいい仕事だよ。

冒頭のStar!!をひと声聴いただけで「あ、違う」と感じた。みんな、これまでよりずっと声が出てる。とくにるーりぃと奈津ねぇ、地声とはだいぶ違う発声をしてるはずの2人の声の伸びがぜんぜん違う。この日のために相当な練習を積んできたなぁとわかって嬉しくなる。

ついに揃ったLOVE LAIKA。さらに終盤"ラブランコ"になってからのLEGNE。 Wonder goes on!!は正真正銘の完全形だし、 ØωØver!!はまさかの Heart Beat Version。このチャンスにやれること全部やったるという欲張り構成が、嫌味なくスムーズにつながる不思議な、夢のような幸せ空間。

そして(ため息)、 Trancing Pulse。ここから3曲はサイリウム振ってた記憶がない。そりゃぁ3人揃ったのはすでに聴いてるけどさ、この衣装だよ? しかも、いつもは楽しそうに笑っているまつえりが、真顔なんだよ。緊張してるというより、歌とダンスに全力をそそいでるから笑ってる暇なんてないって感じの集中した顔つきだ。むしろ渕上様の方が楽しそうに笑っている。

個人的にはサプライズでもなんでもない、予想通りの「こいかぜ」だが、地鳴りのような重低音のイントロではさすがに鳥肌が立った。TPのあとを受けとめられるバラードがあるとすれば、数あるシンデレラの中でもこの曲しかない。1st以来の感動にひたる間もなく、続いてNocturne。これも予想通り、期待通りだけど、kwsmさんその衣装なの!?(笑) たしかにアニメ準拠だけど、それでNocturne歌うのか。笑っていいのか泣いていいのかわかんねーよ(笑)。いや、もちろん大満足。「セッション」と呼ぶにふさわしいノリノリのショーだった。この流れ、かりに事前に詳細に知らされてても脳がグズグズになるくらい好き。

そのあと着替えて登場したCPメンバが、3rdの衣装で驚く。いやそれよりさ、楓さんとkwsmさんを衣装替えの時間稼ぎに使うのかよ!!!*2 なんて贅沢なライブだ。346プロすげーな。楓さんがアニメで発したそのままのダジャレでラストスパートが宣言され、時計を見なくても「早すぎる」とわかる。時間はまだたっぷりあるはずだ……というか新曲がまだじゃん。とここで二部構成という予想が確信に変わる。もっとも、まさかテーマまで変えてくるとは思わなかったけど。

前半最後の記念撮影は、このためにわざわざ3rdの衣装にしたとわかるし「ああ、本当にアニメのストーリーはここで終わるんだなぁ」という感慨ひとしおで、そのあとのオフボーカルGOINでしみじみする時間まであったものの、あとからよくよく考えるとあの短時間にスムーズに集合して各自ポーズを取るなんて、どんだけ緻密なフォーメーションだよと愕然としたり。で、GOINのあとさらに一曲分の待ち時間があってピンとくる。「あ、着替えタイムだ。」 残るはソロ新曲ばかりなので、また個別衣装に戻してくれてもいいのになとは思ったが、普通に4th共通衣装でしたな。今回のライブで残念ポイントがあるとすればここだけだけど、せっかく作った新しい共通衣装で〆ないというのもありえないので納得はできる。VRの新衣装にするという案もあったと思うが(笑)。

ここからの9曲連続はいろんな意味で死んだ。まず足腰が死んだ(笑)。いや終わるまで死んでることに気づかなかったけどさ。 SUPER LOVEには一皮むけたのじょを感じたし、 NUDIEでは本物のカリスマが降臨した。 おかしな国のおかし屋さんは笑いっぱなしだったし、 Sparkling Girlではロックアーティスト李衣菜の姿がみえた。固唾を呑んで見守るニャンスペは大成功だったし、最後のニュージェネの3曲はアニメ後にそれぞれの道を歩みはじめた未央・凛・卯月の姿がそこにあった。各自がおのおののスタイルで「去年までの私ではない」と宣言しているように見えたし、まさにそのとおりだと感じた。振り返れば、最終日にはスクリーン上に3Dモデルのアイドルたちは一度も登場していない。映像の力を借りなくても進化した姿を示せる、おれたちが育てたアイドルは本当にすごいな!


打上げでは新宿で「レモンタルトを食べられる飲み屋」という高難易度の条件で探すも撃沈し(ひとつ見つけたけどいっぱいで入れず。品川のアンナミラーズでは速攻で売り切れたらしい)、手近な居酒屋に入った。今日は8人。みんな満足そうでいい顔してたよ*3。ただひたすら楽しいだけの4公演だった。シンデレラは急成長しすぎて油断してると置いて行かれそうになるけど、追いかけるだけの価値はある。そう確信できるだけの体験をした。またしばらくはSSA病が治らんだろうなぁ。

で、終電ギリギリで店を出たら、地面が濡れていた。渕上様……。

Tags: idolm@ster

*1 奈緒と莉嘉がへそ出し組に追加(笑)。

*2 このときのMCで武内くんが楓さんを呼び捨てにするという事件があったことは記録しておく必要がありますね。

*3 もっぱらの話題は「ついに名前を出せるようになった熊ジェット先生」だったけど(笑)。←「劇場」アニメ化の話


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