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ただのにっき


2016-09-25(日) [長年日記]

川崎 3-2 横浜F@等々力陸上競技場

夕日が沈むスタジアム。KO2時間前

だいぶ日が落ちるのが早くなってきましたな。キックオフ2時間前で↑の感じ。2ndシーズンも終盤戦に突入だ。

前節、アウェイ大宮戦でよりによって大久保が一発レッドを食らってしまい*1、ネットもいないしGKも新井だし*2と、今日はいろいろ普段と違う感じ……なんだけど、実はこれが怪我の功名というか、いやー、ここ数年で一番面白いサッカーが見られたかも。楽しかった。

大久保に代わって1トップに入った小林。序盤から元気に走り回る三好。スペースを上手く見つけて動き続ける狩野。これにやたらと高い位置にいるSB車屋を加えた3、4人が常にケンゴの視野に入ってるもんだから、ケンゴのオプションがすごく多くて、ミラクルなパスがばんばん決まる。かならずしも得点につながるわけではないけど、試合中感嘆の声をあげ続けていたよ、おれは。で、この最初の3人がちゃんと得点したんだからすばらしい。

実のところ、後半アディショナルタイムで敵味方あわせて3点も入るというジェットコースター的な展開ばかりが記憶に残りかねない試合ではあったけど(もうこんな展開はこりごりだ)、中身も特筆すべきものだったということをせめて日記には記しておきたい(笑)。疲れたけど面白かった。

これでCS出場は決まったが、さて、最終的に順位はどのへんになるか。そういう意味では前節の負けは相当大きいんだよなー。毎シーズン同様、終盤になるとガタガタになるのを、今節の勝利で踏みとどまってくれるといいんだが。

Tags: frontale

*1 試合を掌握できないレベルの審判がまず悪いし、フェアプレイ精神に欠ける大宮の選手もどうかと思うが、いい歳して挑発に乗っちゃう大久保が一番悪いのは明らかなので弁護のしようもない。

*2 ゴール前での接触で脳震盪をおこして途中退場。心配です。


2016-09-24(土) [長年日記]

OSS Gateワークショップ#5にメンターとして参加してきた(半日だけ)

OSS Gate#5風景

今日は午後から用事があったので不参加のつもりだったんだけど、発起人の@ktouが今回初開催の札幌の方に行くというので東京の方にも手伝いが必要そうだったから、午前中だけ顔を出した。というわけで今回もサポートメンターでの参加。

さすがに5回目ともなると手慣れてきたというか、前回までの経験を活かして人員を配置したり、ターゲットにするOSSを選ぶアドバイスをしたりがスムーズになったように思う。午前中までの時点で、だいたいどのへんをネタにしてフィードバックするか、決まりかけてた人がこれまでより多かったように思う。今回は札幌に広がったけど、この調子でいろんな地域でできるといいねぇ。

あと、全体を見ていて思ったんだけど、メンターはPC持ってこない方がいいかもなぁ。持ってきても必要になるまで開けない。どうも自分のPCを覗き込んでしまって、ビギナーが何をしてるか観察がおろそかになる人が多いように感じた。……という気づきが得られたのも、自分が荷物になるのがイヤでPCを持ってこなかったからなんだが(笑)。

そうそう、今回から「レポーター」という職種(?)ができて、ワークショップの模様をまとめてくれることになった。で、OSS Gateの様式として、とうぜんながらGitHub上でオープンに編集されている。近々公式サイト上から読めるようになるだろう。

Tags: ossgate

アイマスのローソン限定スペシャルパーティに参加してきた

山野ホール

当選から約2ヶ月、なんの音沙汰もなくてやっぱり幻なんじゃないかと思いはじめたころにようやくinvitationが届いたので、安心して参加してきた。↑を午前中で切り上げたのはこれが理由である。

場所は山野ホールで、初めて行くけど小田急の南新宿駅からすぐだから、これまでで一番おれんちに近い会場だなぁ。開場間近になるとおおぜい(700人)のPたちが集まってきたけれど、さすが765ASのPたちは年齢層が高めで安心する(笑)。もちろん若い人たちもいるんだけど、上限が高い。ミリオンのライブなんかだと年齢層が低くて、ちょっと落ち着かないんだよねぇ。

ちなみに今回、出演は中村先生とぬー、アッキー、仁後ちゃん。とくに仁後ちゃんは今回が産休明けのライブ復帰戦になる*1。中村先生の代わりにミンゴスが入ると、こないだ出たばっかりのPM02の顔ぶれになるんだけど、ミンゴスは今日、別のコンテンツでライブだったようだ。

イベントの前半はローソンイベらしく、からあげクンがらみのトークコーナーというかコントというか……? いや、その前に、開始前にTwitterで流れていた「アッキーが中村先生をアホと言った」事件の釈明があって(スマホのケースが赤くて春香を意識して「赤っぽい」と言ったのが「アホっぽい」に聴こえたという話)、一児の母となってもやっぱりアッキーはいじられ役なのであった。こういう顔ぶれだとぬーは末っ子ポジションになるのであまりいじられないのが面白い。

からあげクンの家系図からくじ引きしたキャラにCVをつけるコーナーで、王国の創設者としてはらみーがビデオ出演して、話の合間にいちいちからあげクンを頬張り水を飲むという芸(?)をして、それだけで会場は大盛り上がりなのでほんとPはチョロいなぁ、おれも含めて。さらに謎の「からあげおやじ」なるキャラを中村先生が演じたあとアッキーがまた同じのを引いてしまうというハプニング(?)もあって、なんというか、やっぱアッキーは持ってるな。

次の、相方が選んだからあげクンを一文字のヒントをもとに当てるコーナーは、答える側が全4種のからあげクンを食べなきゃいけないというひどい企画で、普通の女性が立て続けにからあげクンを4個食うなんて無理だろ、という予想通りの展開になったがここには詳しく書けない。アッキーに書くなって言われた。

最後のコーナーはからあげクン関係なく、5秒間だけみた絵の模写をするという企画で、これは仁後ちゃんが描くやよいが非常にかわいかった。あれ、プレゼントかなんかにすべきではないのか。いや、アッキー画伯のMACHI Cafeロゴも良かったですよ、味があって。

イベントの〆はライブパートで、本邦初披露(?)になる「Happy!」と、歌マスの2曲だった。PM02から3人もいるから「僕たちのResistance」をやると思ったんだけど、ハズレ。まぁミンゴス入れて正式版で聴かせてもらおう。トークでもライブでも、仁後ちゃん・アッキーともにブランクを感じさせなかったし、765ASここにあり、って感じだった。来年のプロデューサーミーティングが楽しみだ。

Tags: idolm@ster

*1 トークだけのイベントにはすでに出てる。


2016-09-23(金) [長年日記]

映画「聲の形」を観てきた(そしてものすごく疲れた)

「シン・ゴジラ」を超える大ヒット中の「君の名は。」は、かみさんが先にひとりで観に行って(予想通り)相当がっかりして帰ってきたから観ないことに決めたんだけど*1、「聲の形」はなんとなく観に行こうと思っていた。自分の中に新海誠に対する信頼はないけど、京都アニメーションに対する信頼感は醸成済みというのがわかって面白い。京アニ作品なんて「響け!ユーフォニアム」くらいしか観てないのに(笑)*2

基本的に前知識ゼロで観ようと思っていたのに、公開時に字幕上映がないことに批判が巻き起こって、よけいなノイズが入ってしまった*3。映画を観てもいないのに「いじめられっ子がいじめっ子を好きになるなんてありえない」と断定する輩とかさ。まぁ、ストックホルム症候群でもないかぎり、たしかに和解はありえても恋愛はありえんよなぁ、とは思うよ、いじめ体験者としては。

(以下いつものようにネタバレは気にせず書く)

実際は「いじめっ子 vs いじめられっ子」なんて単純な図式ではない、巧妙な設定とシナリオによって、そんな杞憂は軽く吹っ飛んだわけだが。というかですね、始めっから最後まで、ずーーーーっと極度の緊張感が続く──なんというか、地上100mに張られたロープの上を歩かされているような──、それもハラハラドキドキのジェットコースタームービーとは違う、真綿で首どころか心臓を絞めつけ続けられるような緊張で、面白かったけどすっごい疲れた。なかなか得難い映画体験だったが、とにかく疲労困憊。ふー。もういっぺん観たいかと聞かれたら「一週間、いや一ヶ月くらいは勘弁してくれ」と答えるレベル。

聾者であるヒロインの西宮の存在が「聖人すぎる」という批判をみかけたけど、とんでもない、すごい闇を抱えた子なんである。妹が、姉の自殺を思いとどまらせるために動物の死骸の写真を家の壁に貼りまくるくらいに極度な自己否定。それでもなんとか生きながらえてたが、最愛にして最大の理解者である祖母の死をきっかけに自殺願望がふたたび芽生え、唯一の心残りであった母と石田の和解をとりもって、思い残すところがなくなってしまう。

これが冒頭の主人公・石田の自殺準備ときれいに重なる。彼もやはり(いじめをきっかけに)自己否定が強まり、母への借りを清算することで現世との関わりを断とうとしていたわけで、けっきょく、同じ強い自己否定を抱えた少年少女が、互いに相手を必要な存在とするために歩み寄るというのがこの映画の主要なプロットなのだ。なんとまぁ、「いじめ」も「聴覚障害」もそのための「置き換え可能なツール」にすぎないじゃないか。これ、観る者が持っているバイアスを試す、かなりいじわるで意図的なミスリードだよなぁ。

このミスリードに気づいてからは、ひとりで「悪役」を背負い込んでいる植野の存在ががぜん気になり始める。小学校時代から変わらぬいじめっ子ポジションを振る舞い続ける彼女の「闇」がどこにあるのか、おそらく原作では深掘りされているのだろう。原作も読むべきかなぁ。まぁルックスだけなら川井が最強にかわいいんだけど(なんたってメガネにおさげである)、噂によると原作でいちばんヤバいのは彼女らしいので、夢を壊さないためにも原作は読まない方がいいかも知れん。

そうそう、実は、結末は気に食わない。映画的なカタルシスを得るためには最善かも知れないが、あのタイミングで石田「だけ」に救済が訪れてしまうのはやはり忍びない。彼はもうしばらく、周囲のごく一部の人たちの顔だけが見える状況が続くほうが良いように思う。個人的には、最後まで石田への恋心を隠し通した植野が、西宮を罵倒するためだけに手話を覚えてくるところに最高にキュンキュンしたので、あれがラストシーンでもいいんだけどなぁ(笑)。

Tags: movie

*1 おそらく、観たら罵詈雑言を吐き散らす系の作品なので、観ないほうがお互いに幸せだと思う。

*2 あとは声優陣のアイマスレシオが高いというのも理由ではある。メインキャストに早見沙織と金子有希がいる。

*3 この件はあきらかに広報が間抜けだとは思うが、映画の字幕上映を営利企業に期待するのは無理なので罰則付きの法整備をするしかない、というのがアクセシビリティを仕事にしていたときに得た知見である。アメリカではどこの映画館でも字幕付きで観られるのも法律のおかげ。


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