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ただのにっき


2016-04-03(日) [長年日記]

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」福岡公演のライブビューイングへ行ってきた

大阪から3週間あけての福岡公演。ずっと博多だと思ってたけど北九州だったらしい(両者の区別がついていない関東人)。人数も名古屋・仙台と同じ10人にもどっての標準スタイル。LVはシネマサンシャイン池袋で、わさます民と2人で鑑賞。


ツアー5公演目ともなると感想も日常の延長っぽくなってきて、たぶんこれって「(本物の)765プロライブシアターに通う常連客」に近い感覚を味わってるんじゃないかと思う。で、冒頭に小鳥さんが「全7公演」って言ってたので気づいたんだけど、これをもし毎日やってるとしたら名古屋が月曜で、今日が金曜。残る幕張2Daysは週末にあたるわけで、なるほど、そりゃ客も演者も気合いが入るわけですよ……と、現実世界のライブツアーを虚構世界に逆輸入する遊びは楽しい。

雨宮天。リーダーその1。いつもにも! まして!! 美しかったですね!!! 「絵本」はペンラを振るのも忘れて聴き入ってしまったし、「Shooting Stars」はめっちゃカッコよかったし、なにより「inferno」がねぇ。雪歩(白)+千早(青)の曲を志保(白)+静香(青)のデュオでカバーするというご褒美。はー、満足。リーダー向きの性格じゃないってみんなわかってたけど、それでもひたむきにがんばってるのがわかるので、いろいろひっくるめて素晴らしかったですよ。

麻倉もも。リーダーその2。もちょがリーダーとか不安しかないと思ってたけど(笑)、冒頭の挨拶の入りを忘れるのをみて、「(リーダーだからといってへんに力の入ってない)いつものもちょだー」と逆に安心したというか。ネガティブ+ポジティブでちょうど打ち消し合って、けっこういいタッグになっていた気がする。そうそう、カバーコーナーの「KisS」や「Shooting Stars」でカッコイイ系のもちょがよく見られたのも良かったね。

上田麗奈。個人的MVP。完璧に海美が降りてたように感じた。変な表現だけど、体の隅々まで海美で満ち溢れていたというか。とくにダンスが良かったなぁ。例によってもちょがベンチマークになってわかりやすかった「KisS」とかね。最後の挨拶も、いつものふわふわした感じじゃなくてしっかり何かを伝えたがっていたみたいだし、たぶん本人もこれまでと違う自覚があったんじゃないかなぁ。

平山笑美。大きなステージは今回が初めてって言われて「えっ」となったんだけど、そうか、おれはLTHでもLTDでもぴらみを観てるからそんな気がしないだけか。みんなぴらみの歌唱力にびっくりしただろう。やはり「Shooting Stars」が良かった。あと、ころあずと「アライブファクター」歌うならぴらみだと思ってただけに、この公演だけしか出ないのはほんと残念。

中村温姫。初出場組だし、ダンスもまだぎこちないけど(にもかかわらずみっくや木戸ちゃんのようなパフォーマーと組ませるアイマス恒例のスパルタよ)、しじゅう楽しそうで、また出たいって言ってもらえてこっちが嬉しかった。ロコも好きなので、今後も出場して欲しいなぁ。

田村奈央。同じく初出場組。あの声がほんとうに普通に出てるんだよなぁ、なんかそれだけで感動だわ。やっぱりだいぶ硬かったし、ソロの途中ではちょっと詰まったりしていたけど、場数踏んでもっと聴かせて欲しい人。


そうそう、先日買った耳栓は忘れずに実戦投入した*1。両耳に装着すると隣の人と会話するのも困難になるけど、歌や演奏はやや低音がくぐもる気はするものの、支障なく聴こえる。手加減なしの歓声も抑えられて、かなり快適だった。今回は右端の席だったので、右側は外して左耳だけに入れてみたけど、とくにバランスがおかしいようには感じなかったので人間の耳は不思議だ。

もっともいいことばかりではなく、耳栓をしてると自分の声がよく聴こえるようになってしまうので自分のコールがうるさい(笑)。いや、これは大問題では……。LVではほとんどコールしないのでいいのだけど、現地ではそうはいかないからなぁ。悩ましい。とはいえ、歓声がうるさいのはLVだけの問題とも言えるので、現地では耳栓なしという選択もありか。


ライブは19時にきっちり終わったので、新宿へ移動して他の劇場のメンバと合流、もつ鍋屋に入った。博多うどんを東京で食べるのは難しいようなので。実は「Dumplings」も注文したのだが、写真を撮る前にたいらげてしまってな……。

[写真]もつ鍋

[写真]手羽

[写真]あぶり明太子

[写真]ささみ包み明太子揚げ

Tags: idolm@ster

*1 せっかく買ったのに忘れたわさます民が2名ほどいた(笑)。


2016-04-02(土) [長年日記]

川崎 1-1 鹿島@等々力陸上競技場

[写真]桜が満開

ちょうど桜が満開だったけど、いまにも降り出しそうな空でだいぶ寒く、わりとつらい観戦だった。これで勝ってればまた違ったんだけど。

いや、いつもなら「引き分けなら御の字」とか言うところだが、今日のカードは前節終了時点で1、2位対決である。3位の浦和が昨日勝ってしまったので、今日勝たないと首位陥落。というわけで約24000人の観客。もしかしたらメインスタンド改修後で最大級の入りだったのではないか。

基本的に攻められっぱなしでシュート数もかなり差を付けられて、どっちが攻撃型サッカーのチームなんだという感じだったが、1失点に抑えられたのはラッキーだったかな。というかその1失点がひどいミスからなので、あんまりDFが貢献してる感じはうけない。柏から獲得したブラジル人DFは、上から下までよく走って、フィットしてくれば活躍してくれそうな気がする。

[写真]いつものスズメたち。鹿島というよりFC東京っぽい

Tags: frontale

2016-04-01(金) [長年日記]

シンデレラガールズのエイプリルフールがすごかった

[スクリーンショット]「お願いシンデレラ」を歌い踊る神さま仏さまちひろさま

昨今はたいして面白くもない嘘ニュースやジョーク企画を義務的にやってる企業ばかりになって、正直この日はネットは見ないで過ごしたいほど。業界的に面白かったのもせいぜいLinux Kernelへleftpadシステムコールを追加しようという提案くらいか。

そんなわけで、そもそもそんな日が来ることも忘れて、寝る前にふとデレステを開いたら、まさかのこれですよ(笑)。いやー、完全に不意打ちだったというのを差し引いてもこれはいい。ちひろの場合、765プロの小鳥さんみたいに堂々と歌うのはちょっと違うよなーと思っていたので*1、夢のなかの出来事にしちゃったのも上手いし、「お願い! シンデレラ」の歌詞に合わせて「夢は夢のままで……」とか言わせてみたりして(これがあとで効いてくるとは「夢」にも思わず)、とにかくサービスとして秀逸。

モバマスの方でも何かやってると聞こえてきたものの、なんか「長すぎる」なんてよくわからない評判も見かけたのでこれは翌朝以降にみようと思って就寝。ま、どうせいつものダイスdeシンデレラみたいなミニゲームでしょ。

……で、翌日になったらなんか「公式がノベマスをやった」とか大騒ぎなわけですよ。「シンデレラパーティ~ドリームステアウェイ~」ってデレパかい(笑)。やたら長いらしいので昼休みに時間作ってみてみたらまぁ、本当に30分以上取られた。取られたけど、たしかにすごい。ちゃんとBAD ENDもあるノベルゲーム。いろんな作品へのオマージュを感じ取れる作りのせいか、人それぞれ「Fateに似てる」だの「これは龍騎」だのと言い合っていて、Twitterではたいそう盛り上がってるのだ。

ただ、バトルロワイヤル的なシナリオはそんなに重要じゃないのかなと思った。これは最後に美穂が幸せな虚構と厳しい現実のどちらを選ぶかという選択の物語なので、どっちかというと映画「マトリックス」の変奏曲だ。赤か青、どっちのピルを選ぶかという。虚構に暮らすキャラクターたちが、虚構に生きるか現実に生きるかを選択するという設定が、ちょうど両者の汽水域での楽しみを提供しているアイマスというコンテンツをメタにあらわしていて実に面白い。

なによりすごいと思ったのが、サイドストーリーを最後までみると、ちひろが「プロデューサー」に語りかけてくるのだ。この「世界」のちひろにはプロデューサーという存在はいなかったはず。だとすると語りかけている相手はそもそも「どの」プロデューサーなのか。美穂が選びとった「現実」に生まれるであろう、ゲーム世界のプロデューサーなのか? それともさらにそのメタ的存在であるゲームプレイヤーである我々プロデューサーのことなのか?

そんなアイマスらしい、虚構と現実がメタメタに入り混じった複雑な状況に思いを馳せてしまうなか、PCの片隅で延々と自動クリックをされていた茜ちゃんメーカー*2はこんな感じに宇宙を茜で埋め尽くしていたのだった:

[スクリーンショット]茜ちゃんメーカー

けっきょく今年のエイプリルフールもアイマスにしてやられたという話。

Tags: idolm@ster

*1 小鳥さんは「さん付け」なのになぜかちひろは呼び捨てという。

*2 元になったクッキークリッカーのプレイスタイルに敬意を表してちゃんと自動化した。元祖に則って相当気が狂った作りになっていて(とくに茜ちゃんの惑星」)、これもたいへん素晴らしい作品だった。というかミリオン開発チームは茜にならどんなことしてもOKだと考えてる節があるよなぁ。いいぞもっとやれ。


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