2015-04-03(金) [長年日記]
■ 携帯の通話を「みおふぉんダイヤル」に変更した
IIJmioのサービス攻勢がすごい。今月からみおふぉんのファミリーシェアプランが7GBから10GBに変更になったのに加えて、半額になる通話サービスみおふぉんダイヤルが始まったので、さっそく使ってみた。
といっても電話番号のプレフィックスに「0037-691」をつけるだけだから簡単かんたん……と思っていたら、Androidの通話アプリはプレフィックスをデフォルトで適用させることができないようで、メニューから挿入させると3タップほどよけいにかかって面倒くさい。ので専用アプリを入れてここから電話をかけることにした。どうせ家族くらいにしか電話はしないので、これにお気に入り登録しておけば手間は最小限だ。
さっそく帰るコールに使ってみたが通話品質にもとくに変化はないので、料金だけ安くなってなんか申し訳ない感じ。
2015-03-31(火) [長年日記]
■ 「SHIROBAKO」は歴史に残る名作となった (ただしメガネの描写を除く)
SHIROBAKO、終わっちゃったね。ニコニコの方で観ていたので、ちょっと遅れて最終回に到達。
IT系Podcastのはずのrebuild.fmでなぜか毎週のように話題になっていたりして、そのせいか普段アニメを観ないような人たちまで話題にしていたが、そんなバイアスを抜きにしてもいい作品だった。アニメ業界の光も影も描きつつ、それでも最終的には作り手の情熱が物語を駆動するという、モノを作ってる人たちにはとくにグッとくる話だったし。「歴史に残る」と言っても言いすぎじゃないと思う。
ただねー、メガネの描写だけはいただけない。目を使う職業だから、作品内には大勢のメガネ男子・メガネ女子が登場していたけど、その描写はかなり適当だったね。とくに横顔。21世紀にもなってまさかアレを見せられるとは思わなかったよ。アレってこれな:
物語に没入して見入ってるところにこの描写がきて、何度シラけた気分にされたことか。なんたってメガネが大勢いるから毎回のようにコレがあるからな。
で、本来はこうあるべき……という流れでうまいことメガネみくにゃんを貼る。ようするに、横顔でレンズがまるっと見えるわけねーだろ、ましてレンズの中央に目があるとかありえねぇよ、ウルトラセブンかよ、という、ことアニメのメガネ描写に関しては古典中の古典的なツッコミである:
ちなみに上のかわいい女の子は、SHIROBAKOに勝るとも劣らない傑作になりつつある現在放映中のアイドルマスター シンデレラガールズに登場する、みくにゃんこと前川みくなので、ゲーム内で開催中の総選挙への清き一票をよろしくお願いします【←本題】
ちなみにメガネ界隈(どんな界隈だ)ではこの点に関してはもう議論の余地すらないので、SHIROBAKOの描写は「わざと」だと思うのだけど、こういうメジャーなフェティシズムに対する無遠慮な態度は、せっかくの名作を曇らせてしまうのでよろしくないと思う。
なお、界隈での議論はすでに「横顔のツルを正確に描くかどうか」というレベルに到達しているが(正確に描くと目が隠れてしまうので、透過させたりする手法がある)、個人的には目が隠れるところにも意味を見出して欲しいからちゃんと描いてよ派である*1。
追記
なんか予想外にアクセスを集めてしまった。やっぱり「警察」ネタは注目を集めてしまうのだな。
ちなみに個人的にいちばん納得度の高いコメントがこれ:
メカデザインの話なので警察が現れるのは残念ながら当然。/ デジモノステーションのメガネ美女グラビアも伊達なことが多いので輪郭線ズレがなくショボンとなる時がある。とりあえず総集編写真集出してくだし / “「SHIROBAKO」は歴史…” http://t.co/xF5YWr06N2
— ɐʇuoɓ (@gnt) 2015, 4月 3
この問題を「メカデザイン」と端的に表現していてすばらしい。そう、メガネが「メカ」であって、メガネをかけた人は一種の「サイボーグ」だという認識がない人は「顔面張り付きレンズ」をキュビズムといっしょくたにする間違いをするのだ。横向きの銃の銃口が見えているなんて描写がありえないように、横顔のレンズが見えてることはメカデザインとしてありえないのだ。
本編のカーチェイスシーンや三女の戦闘機描写にあれほどこだわった「SHIROBAKO」が、メガネという「メカ」であんな描写をしたら、がっかりされてもしかたがないのである。
*1 上のみくはツルがちゃんと目を横切っているが、別のキャラでは透明なツルが用いられていることもあるので同じ作品内でもブレがあるようだ。
2015-03-29(日) [長年日記]
■ tDiary 4.1.2リリースしました
今日は朝から法事で余裕ないから、@machuにおまかせしておいたのに、朝起きたらもうリリースされていた。早いな(笑)。
今回のリリースは以前書いたHerokuボタン対応などが主な変更点で(専用のherokuブランチが対象なのでリリースから少し遅れて追従)、個人的にはCGIに頼るしかなかったレンタルサーバからはそろそろお別れできる環境が整いつつあるかなーと思ってる。とくにHerokuは開発用の環境としても便利で、Auto Deployやプルリクからのインスタンス化ができるようになってからはもう依存しっぱなしだ。ロックインされすぎるのは良くないけどさ……*1。
こうして単独のサービスとして動かすテストが充実してきているから、すでにVPS等で動かしてる人にもいろんなメリットがあるはず。とはいうものの、最近のバージョンアップに失敗してる人もちょくちょく見かけるので、そのへんをなんとかしていきたい(のでフィードバックよろしくお願いします)。
*1 ここ数日GitHubがDDoS攻撃にさらされている影響か、このあたりの機能がコケることが多くてすでにけっこう困っていたりするのだった。
■ 親父の一周忌だった
親父が亡くなってからほぼ一年ということで、しきたりに則って一周忌をとりおこなう。といっても父方の親戚は誰も来られないので、母方の親戚が一世帯につき1人程度集まるという小規模なもの。しかも葬式を頼んだ坊さんも来られないということで、霊園から紹介のあった見ず知らずの坊さんに読経をお願いするという。派手な一周忌は寺ないしそれなりの会場を用意するらしいが、今回はそういうことで墓前で済ますことに。ここまで簡素になるともうちょっとでしきたり自体が消滅してもよさそうなものだが、まぁ親戚が一堂に会する貴重なチャンスなのでこれ以上希薄にはならないのかも知れない。
その坊さん、卒塔婆の束を担いでやってきたと思ったらその設置はおれらに任せ、手持ちの鐘をわずかに鳴らしつつ15分程度、早口で経を読んでさっさと帰ってしまった。たぶん次が詰まってるんだろう。非常にビジネスライクで面白かった。最小限の荷物で手から離すものもないので「モバイル坊主」って感じ。
で、来年は三回忌だそうだ。一周忌は満で、三回忌以降は数えで勘定する。なんで一周年の方を二回忌と名付けないんですかね。