2014-08-03(日) [長年日記]
■ 実家の犬が死んだ
実家で闘病中の老犬がとうとう死んだと連絡が入ったのでいろいろ手伝いに実家へ。享年17歳だそうで、大往生中の大往生だ。幸せものである。学生時代に飼っていた先代の秋田犬とは窓ガラス一枚を挟んで寝食を共にしていた仲だったからそりゃぁ悲しかったけれど、独立後にやってきたこの犬にはたいして懐かれていたわけでもないので、こっちはまぁ淡々としたものだ。
5月に小屋の修理をしてやって、たった3ヶ月とはいえ梅雨の間ずっと雨を防いでやれたので、最後に良いことしてやれてよかったかなと。これで母の看病疲れの心配もいらなくなるしね。
市内の葬儀屋に連絡したらすぐに来てくれて、大きな化粧ダンボールをその場で組み立てて引き取ってくれた。火葬後は数日中に骨壷に入れて返してくれて、たった4万円以内だそうだ。昔に比べて安くなった上にサービスも向上しているらしい。ペット産業も競争過多なんだなぁ。
しかし、よそのペットの死に向き合うと、必然的にうちの猫たちのことに思いが及ぶし、ちょっと想像するだけで泣きそうになる。できればこっちがボケてあんまり悲しさとかわからなくなるくらいまで長生きして欲しいものだ。
2014-07-27(日) [長年日記]
■ 川崎 1-0 新潟@等々力陸上競技場
W杯明け後、最初のホーム観戦。ACLがあったおかげで前半にホーム戦が集中してしまって、しばらくはアウェイばかりになるから、ホーム戦は貴重だ。大雨という予報だったが、試合開始2時間前にはあがって、蒸し蒸しした天気に。
ようやく定着し始めた風間サッカー、現在の「弱点」はパスの出し先を決定するスピードで、ケンゴ以外はまだちょっと時間がかかってる。なので相手がタイトな陣形でプレスをかけてくると焦ってミスが出る。新潟はまさにこの弱点をついてきていて「研究してきてんなー」という感じで、序盤はなかなか攻め上がれない悩ましい展開。
とはいえ新潟から見ればこっちも同じようにタイトな陣形なので、かなり狭い領域でパスを奪い合い、頻繁に攻守が交代するビリビリするような緊張感のある良いゲームになった。こういうの、しっかり訓練を積んだクラブどうしが戦う国内リーグならではなので、代表戦ではなかなか見られないと思う。いやー、ひさびさにいいもん見せてもらったわ。
もっともこの暑さの中でこんなゲームをずっと続けられるわけもなく、前半30分を過ぎたあたりからだんだんフォーメーションが崩れてきて、隙ができる。そういう中での得点、しかもその1点を守り切っての無失点。これもまたいい内容だったねぇ。この調子で残りシーズン負けずにいって欲しいわー。