2013-03-27(水) [長年日記]
■ Android向け日本語入力システム「Slime」がさらに使いやすくなった
これまでも何度か紹介している増井さんのAndroid用日本語入力システム「Slime」*1だけど、先日のアップデートでさらに使いやすくなってもうほとんど文句のつけようがなくなったのでなんとなくまた宣伝してみる。
「あ段」だけ入力していけばだいたいいい感じに予測して変換候補を出してくれるという特徴はこれまでどおり。スクリーンショットにあるように「たあさか」と4回タップすれば「小さく」が候補に出る。フリック不要なので指の動きがほんと少なくて済む。ただ、人間がちゃんと入力してやる他の方式とくらべて計算量も多くなるためかちょっとひっかかる場合があったし、辞書もリッチでないといけないので出てほしい漢字が出てこなかったりしたんだけど、これらの課題は今回のアップデートでほぼ解消した感じだ。
機敏さは以前に比べてずいぶん増してほぼストレスなくなったし、Google日本語入力のAPIを使うようになったので変換候補の量も精度もかなりあがった。あと、英数字のキーボードを戻るボタンで明に引っ込められるようになったのも地味に嬉しい。入力のテンポが良くなる。
強いて改善したい箇所をあげるとすれば、タブレット端末ではキーが大きすぎて指の移動量が多くなってしまう点か。小さめのキーボードを左右どちらかに寄せるようなUIがあればいいんだろうか。
参考: スマホで文字入力が捗る!あの「ATOK」が特価販売中 3月31日まで
*1 最近Facebookページができたのでそっちにリンク