2013-03-11(月) [長年日記]
■ 震災から2年目
節目には違いないが、だからといってこの日だけ何か(黙祷とか)して、なにかやった気になるのはどうかなーと思わなくもない。あまのじゃく。
夜のNHKニュースで風化の問題をとりあげていて、視聴者から寄せられた意見が「メディアが報道しなくなったから風化するんだ」というツッコミばかりで笑ってしまった(いろんな意味で)。原発作業員や東北在住の人たちをTwitterでフォローしているから、彼らの行動や意見は日常的に目にするし、そのたびにいろいろ考えさせられる。エネルギーを使うたびに心の中で何かがひっかかる。そういう意味でまったく風化なんてしてないし、これからもしばらくはそんな感じだろう。
かといって継続的になにか行動できているかというとそんなわけでもないわけで(なんせ不景気なので生活を維持するだけでもけっこうたいへんである)。東北の復興に手を貸せるとしたらかの地で生産されたものを積極的に買うくらいだ。あとはまぁ、次になにかあったとき、「前回」以上にITが役に立てるよう、毎日のお仕事をがんばるだけだな。