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ただのにっき


2012-10-01(月) [長年日記]

Wassr終了

ソフトバンクがイー・アクセスを買っちゃったり*1、平田さんがSixApartのCTOに舞い戻ったり、@shyouheiがDeNAに転職したり*2、小川さんがサイバーエージェントに転職したり*3といろんなことがあった10月1日だったけど、個人的にはやっぱり正午のWassr閉鎖が最大のイベントだったかなー。

[スクリーンショット]Waasr終了のお知らせ画面

11時をすぎる頃から続々とユーザが集まってきて、名残惜しそうに「ヒトコト」を投稿しはじめた。お題ちゃんに感謝を伝えたり、お絵かきや書道で愛情表現する人も。少ない予算の中での運営でエンジニアリング的な制約がモロ見えな部分も多かったけど、楽しい空間を演出することにかけてはピカイチのサービスだったと思う。別れを惜しむ声にも「いままで消えていったどんなサービスのときよりも寂しい」という感想がたくさんあって、愛されていたんだなーとしみじみ。

Wassrを開発・運用していたモバイルファクトリーのみなさんにおかれましては、Wassrで培ったモロモロを活かして、これからも楽しいサービスを開発していっていただきたい(なにこの上から目線)。

で、Wassr代替先として開発を始めたMassrはあれから順調に成長を続けていて、すでに我々わさますの面々はWassr以上に快適なイイネライフを送っているのであった。おかげでWassr喪失感はさほど大きくない。やはり住処は自分で建てるのがベストなのか。ちなみに先日の発表時点でMassrをサービスだと勘違いしている人を見かけたけど、Massrはあくまで小規模でクローズドなコミュニティを運営するためのフリーソフトウェアなので、コミュニティ運営者が自分で運用するものだ。

じゃあSNSとしてのWassrの代替品はないのかというと、元モバファクの@takuji31がWasaを開発中。まだまだ完成度は低いけど、Wassrの全機能を目指してる感じ。寄付ベースでサービス運営をするつもりらしい。茨の道だけど、どうなるかなー。

Tags: wassr

*1 EMOBILEで快適なLTE生活をしている身としては、同じ回線にiPhone5ユーザがなだれ込んでくるのはまったく歓迎できないのでとっととdocomoに逃げ出したいのにXperia SXは相変わらず品薄で……とほほ。

*2 おれのガチャが@shyouheiの給料の一部を担うことになるとは!(笑)

*3 解析やってるとだんだん大きくて多彩なデータをいじりたくなるのでこれは納得の方向。


2012-09-30(日) [長年日記]

「鉄腕バーディー」、ついに完結

[写真]「初代」と「完結」

ついにバーディーが完結したので、単行本を待ってさっそく読んだ。畳んでない伏線とかいろいろあるけど、掲載誌をかえて10年続いた連載が、いちおうちゃんと終わりをみたのだからめでたいことだ。最終的にSFとしてはわりとオーソドックスなプロットになったけど、キャラも立ってて、マンガとして楽しかった。エピローグもいい。

で、「10年?」と思って書庫をあさってみたけど、確かに「この」シリーズはEVOLUTIONになる前の無印一巻が2003年。ゆうきまさみのブログにあるように連載開始が2002年なのでたしかに10年。でもなー、古いファンとしては上の写真にある1996年の「初代」があって、これも入れるとバーディーとは16年以上の付き合いなわけですよ。そういう意味でも感慨深い(続編だと思って今シリーズを二巻から買ってしまったのもいい思い出[笑])。

さらに言えば、今回の結末、初代の存在も認めるかのような世界観で〆られたわけで、これもまた嬉しい。

鉄腕バーディー EVOLUTION (13) (ビッグコミックス)
ゆうき まさみ
小学館
¥9

鉄腕バーディー 第1巻 (少年サンデーブックス)
ゆうき まさみ
小学館
¥1

Tags: book
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shachi [おいらは旧版(1985年)からだからーww 古いなw]

ただただし [マニアめ……]


2012-09-29(土) [長年日記]

入門 Sinatra――Web制作のためのシンプルなRuby DSL (Alan Harris/Konstantin Haase)

軽くパラパラと読み始めたら、あっという間に読み終わってしまった。ライトウェイトなSinatraらしい軽量な電子書籍だった。

Sinatraは付属のREADMEがわりと十分なガイドラインになっているとよく言われるが、あれに不足している説明をしっかり補完した上で良いサンプルをつけた、「入門」としてよくまとまった本だ。Webアプリを作るにあたって「Railsはちょっと大げさかなー」と感じているなら、これをさらっと読んでからSinatraやPadrinoをチョイスするのは良いと思う。

このボリュームで1800円近くするのはちょっと割高かなーと思わなくもないけど、市場の狭い日本で、DRMなしの翻訳本が手に入るなら個人的に文句はない。ただ、EPUBオンリーだと事前にページ数がわからないのが難点だとボヤいたら、原書の方にはPDFもあるから参考になると教えてもらった。PDFで122ページとのこと。$12.99なんだから別に日本版がとりわけ割高なわけではないね。

Tags: book ebook

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