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ただのにっき


2012-07-28(土) [長年日記]

川崎 4-1 大宮@等々力陸上競技場

[写真]夕暮れのスタジアム。キックオフ前 勝つ監督はいい監督だ!……と言いたいところではあるが(笑)。等々力で勝つのをみたのは2ヶ月ぶりだよまったくもー。

故障で主力が何人も離脱するのはいたしかたないとしても、田坂を始めとして移籍まで続きそうな雲行きで、これはもう「流出」といってもいい事態。当然「補強」で応えて欲しいわけだが、さすがに「監督のご子息2名の加入」を補強と呼ぶのはちょっとなぁ……。で、その2人が今日は揃ってスタメンで、それ本当に私情が混じってないのかよとツッコまれても仕方のない布陣。

点差は大きく楽勝だったように見えるけど、うち3点はPKを含む個人技だし、風間兄弟は目立った活躍もないしで、やっぱり不安要素はたんまりとあるのであった。

Tags: frontale

等々力陸上競技場から見えた花火は立川のもの(か?)

[写真]等々力のバックスタンドから見えた打ち上げ花火 この季節にはだいたい毎年、試合中に遠くの打ち上げ花火が見られるんだけど、今までどこの花火大会なのか調べたりしなかった。で、ちょうど今日の試合がそうだったので、調べてみた。隅田川花火大会が同じ日程だけど、この方角にあるのは多摩川なので多摩川沿いだろう。となると、立川のそれしかなさそうだ。でもなぁ、立川ってけっこう距離があると思うんだけど、あんなに大きく見えるもんかね。

というわけでざっと計算。

花火の直径は最大で腕(約60cm)を伸ばした先にある親指の爪1個分くらい(約1.5cm)なので、2×π×60÷360×1.5で視野角にしておよそ1.5度。

一方、武蔵小杉から立川の花火大会会場まではGoogleの距離ツールによると直線距離で27km。2×π×27÷360で視野角1度が450mくらいに相当。1.5度だと600m以上か。花火の直径は最大で500mくらいだそうなので、まぁまぁあってる。もっとも立川でそんなに大きなのをバンバン上げてるとは思えないけど、誤差の範囲かな。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

 [味の素スタジアムでも花火を打ち上げていましたよ。]

ただただし [なんですとー!? 味スタなら距離は14kmなので、計算はこっちの方が合うなぁ。]

 [因みに味スタで花火を上げたのは19:15~19:30くらいです。]

ただただし [ああ、じゃあ違うわ。試合中ずっと上がってたし。]


2012-07-27(金) [長年日記]

異動することになった

[写真]餞別にいただいた本とDVD

来月から異動することになったので、部で壮行会をしてもらった。おそらく最後にスピーチを求められるだろうから、部下の一人でも泣かせてやろうというミッションを密かに胸に抱いて参加。餞別に「HAYABUSA」のディスクと本をいただく。やはりほしい物リストは公開しておくものです(笑)。

今の部署に配属になったのはまだオフィスが新百合ヶ丘のときなので、ほぼ7年か。同じところにいるのは10年くらいが限界だと思うので、飽きてモチベーションが下がる前に離れるという、悪くないタイミングではないか。大企業のWebサイトがどのように維持・運営されているのかを目の当たりできたのはいい経験になったし、中でも解析チームを(自分が抜けてもぜんぜん大丈夫なくらいに)しっかりした専門集団にできたのは胸を張れる成果だろう。

一方、わりと足を踏み入れて浅いアクセシビリティ関連に関しては、やっと成果を出し始めたWAICの活動が中途半端になってしまうのが心残りといえば心残りなんだけど、まぁ、あそこは(いい意味で)変態専門家集団なのでこっちも抜けて問題はない。アクセシビリティ・キャンプ東京には引き続き関わっていくつもりだし(第2回は8月3日の予定でまだ参加者募集中デス)。

次の仕事に関してはどこまで書いていいのかわからないので書かないが、少なくともWeb業界からはいったん離れることになるかと。もうそろそろいい歳で、にもかかわらず部長になるには管理職として無能すぎるので(自分の能力を超えるところまで昇進してはいけない)、ここらでバシッとキャリアを変えてまた現場で腕をふるうのは自分に合っていると思う。腕をふるえるかどうかは未知数だけど。

なお、冒頭のミッションはもちろんコンプリートしました:-)


2012-07-26(木) [長年日記]

ケヴィン・ケリー著作選集 2 - 達人出版会

先日Kindle版がリリースされたのでようやく読んだ(いや自分でmobi化すりゃいいんだけどさ)。

第一集に続いて無料で配布されているこの第二集、白眉はやはり「技術は無料になりたがる」だろう。一番長いし。どんな技術も無料化に進んでしまうという話は今ではかなりの信憑性のある主張だと思うが、1998年の講演でKLMの幹部に鼻であしらわれたという話がなかなかショッキングでゾクゾクきます(ご存知のとおりその後の航空業界は格安化へまっしぐらである)。技術に携わる者として、「これが無料になったら、無料にしたらどうなるか」は常に意識しなくてはいけないんだよな。

個人的に面白かったのは「生き続けている古代の技術」と「アーミッシュのハッカーたち」。昨冬から編み物にはまっている身としては、こういう「古代の技術」がいまも生きていて、しかも生産性が上がっているもんだから物量的にも過去の実績を上回りかねないという話は身にしみてわかる(手製ニット製品が増え続ける我が家を眺めながら)。しかもこれらの技術、いまだ進化してるわけで「古代」といっても古いわけじゃない。

諸手を挙げての賛成とはいかないエッセイもけっこう多かったのが第二集の特色かも知れない。漠然とした印象だけど、保守的な方向の主張が増えたような気がする。特に特異点(シンギュラリティ)を否定的に扱った「思考主義」は、自説を有利に進めるためにシンギュラリティに不当な制約を課していたりして、シンギュラリティ信奉派としてはちょっと容認できないなぁ。そんな感じでちょっと注意しながら読み進むことができて、この話が早いうちに出てきてむしろよかったかも(笑)。

いずれにせよ読み応えのある、そして考えさせられるところが多い本であることには変わりがない。

Tags: book ebook

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